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架空の書き物  作者: 如月瑠宮
異世界食事情三種
3/6

昆布の発見

 私は転移者である。この世界にとっては珍しいが全く無い訳じゃない事象だった。転移者の中に私と同じ世界からの人が居たのかは分からないけど。

 でも、こうやって文章として残しておくと決めたのはお世話になった転移者のおばあちゃんが亡くなったからだ。おばあちゃんは色々な事を書き残している。それに私は何度も助けられた。勿論、困った事になった時も多い。誰か一人の経験だけじゃ違う世界で暮らすのは大変って事なんだと思う。

 だから、ほんの少しだけしか役に立たないだろうけど、私もって。


 この世界には私の世界と同じ物は殆ど無かった。でも、探し回った。見つけたのは日本人にとっては嬉しい物。

 たまたま浜辺に打ち上っているそれを見た時の私は本当に満面の笑顔だったらしい。後に夫になった人の言葉である。少し、恥ずかしい。

 見つけたのは昆布である。若いながらに日本人らしい和食が大好きな私には最高の食材であった。


 それからは昆布を中心に海の幸に狙いを定めた。そして、結構な数の和食に使える食材を発見した。


(発見した食材の情報が延々と綴られる)


 私の名前が歴史に残る事は無くても、この情報だけは後々まで伝わって欲しいな。

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