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第九十八話 ラナーの水晶の記憶

楽しんで貰えてるか不安…中々笑えるシーンが書けない…

メンテナンスの為長くなりました。

またあっちにいかなきゃなぁ…



アレから数日。

鬼による開墾は凄まじかった…オレも手を貸したが、あんまり役には立って無かったかも…

伐採された樹木は、建材にするとかで、乾燥に回していた。水車や小屋、脱穀や米突き等の材料だな。

運搬等はまだまだ手作業な部分があるけど、機械化出来れば楽になるな。


地面が今は柔らかいそぉで、硬い層までの深さをみて、最適な仕事をしないと作業がし難いのだとか…しかしそこは、村の土の法術を使える人が加勢してくれる。人為的に硬い層を作れるそぉだ…

かなり広い田畑が出来、木の枝とかを耕す前の田畑で燃やす。灰や燃えかすが土壌改良剤の役割を果たすらしい。コレは火の法術が使える人が一気に燃やした。法術の火は範囲を決めてその範囲内でしか効果が無い、最大でも半径一メートルの範囲らしいのでかなり大変だった様だけど、真ん中辺りに普通に火を点け、周りに広がるのを待つ間に周りを焼けば、外への延焼を防げる。


ソレから水路を引き、田んぼに水が入る様にしてから、排水路も作る。夜間に水を

引き入れるから余った水を川に戻すらしい。コレも村の土の法術を使える人がする。

なんだかんだで、みんな協力的だ。


一連の作業は、良く考えられてるなぁと感心する事だらけの開墾だった。

日本ぢゃこぉは行かないんだろぉな…


そんな事をしていると、道雪達が帰って来た。


「おかえり、どぉだった?」

「基礎が出来ていたので、殿の考案した五人一組での戦術と、軍団での戦法を講義して、実際に演習をするだけで見違いましたよ。」

「だったら、あとはその反復だな?」

「兵はソレでも良いですが…同心達治安維持部隊は更なる稽古が必要でしょぉな…」

「そこは今度行って奉行と話してみるか、他に気になった事は?」

「そこは波津が主上陛下にお伝えしてますね。」

「今執務室に居るのか?」

「はい。」

「椿は?」

「ご一緒でしたが?」

「よし、一緒にきてくれ!!」


二人で紅葉の執務室に顔を出した。

その時の第一声は…


「鑑連様?よぉもこんな事思い付きましたなぁ?」


と、腹黒女官さんに睨まれた。


「こんな事?」


オレは不思議に思い聞き返した。


「この草案です。農業改革と教育です。」

「その事か…個人個人でするよりも、役割分担して作業した方が効率的だし、教育も、読み書き計算は出来た方が余程良いからな、高度な教育は無理でも、そのくらいは…ね?丁度良い人材も居るから、遊ばせとくのは勿体無いし。」

「十二歳まで普通教育、ソレから三年間で、各種の専門教育、大工や左官、法術に武芸、農業も…良くもまぁ手抜かりの無い計画を…」

「反対?」

「反対する理由が見当たりません、だから頭をかかえています。何故今まで気付かなかったのかと…」

「そんなのは、中より外から見た方が解るからね。」

「田の中の除草や害虫駆除が鴨を利用するとか…どんな発想ですか?」

「それは椿だな。なんでも合鴨農法と云うらしいぞ?」

「仕事の終わった鴨を食料にするとか…」

「卵を孵化させたら…だな。」

「少々野蛮では?」

「その辺は…なんとも云えないけど…鬼達のトコで試験運用だな、上手くいけば広めれば良いしな。」

「そぉですか…二年で結果が見えるでしょぉね。」

「そのくらいかな?」

「わっちも驚いたやよ?でも、村人がそれを受け入れるまでは中々とは思うけど、出来たら素晴らしいやよ。」

「かなりの効率化が見込まれますね。」

「植え付けや刈り取りの時期だけ人数が増えれば後は少数でも出来ると思うし、次の田植えから鬼農場で試験が出来る。」

「持ってる土地の広さとかで、不平不満は出ないかや?」

「一元管理すれば問題無いと思うけどね?例えば、おさが買い上げるとか、それで、納得出来ないなら計画から除外、後から参加なら立場は弱まる、そんな条件でどぉかな?」

「村を一つの家族にするかや?」

「村のお百姓さんを、だね。」

「で、農繁期には村人総出で…かや?」

「一部の人には通常の仕事をしてもらう必要があるけどね。」

「それにしてもスゴい考え方ですね。」

「椿がね。」

「検討をしつつ、冬の間に水車と水車小屋の建設をしましょう。そこはプロに丸投げですね。」


と、話が纏まり、あとはラナーに行く人選だ。


「封印の遺跡なんだけど…ラナーの城の地下にも有る可能性が高いんだよね。」

「その調査も兼ねての五日かや?向こうの娘に心は奪われて…では無いなら良いやよ。」

「ソレは無いよ。」

「それでだけど…何人か同道させようと思ってるんだけど…」

「なんでかや?」

「狐人族の周知と、異物排除を無くす為だよ。」

「わっち等は異物かや?」

「知らない人からしたらね。あと鬼も。」

「なるほど、確かに、鬼に対する忌避感は否めないやよ、阿久良なら打って付けやよ。」

「オレもそぉ思う。」

「後は…久清と痴れ者君達だな。こっちは駐留しても良いかも知れない。」

「駐留かや?」

「オレが居なくても大丈夫な様にね。」

「かなり難しいやよ?」

「出来る人選だと思うけどな…」

「鬼が出て来たら?」

「道雪を中心に今居る戦力なら問題無いと思うよ。」

「そぉかや?」

「みんな見違う程に強くなってる。」

「ならそぉするやよ。」


と、話も纏まり、阿久良、久清、痴れ者君達を纏めて、準備をし、明日の朝から出発だ。

今日は絞られるな…

翌朝、オレは干涸びていた。久々に絞れるだけ絞られた。

やっぱ、ほどほどが一番だな。

元気になる気配の無いあきつらくんを見て痛感するのであった。

そして、車三台での旅立ち。 今までに無い大規模な出発だった。そりゃそぉか、オレは今まで、早馬バイクでの移動だったのだから…しかし、今更ながらほぼ木製ってのがスゴいよな…コレでほぼ故障も無いんだから…コロコロと呼ばれる部品が開発されて飛躍的に進歩したらしい…ボールベアリングがあったとは…驚きだ。

それはそれとして、まず京の謁見殿に立ち寄り、そのままラナーを目指す。

道中は平和なモノだった。

三日目の昼前、ラナーに到着、干涸びていた身体も元通りになっていた。

早速、家老達を呼び、久清達、狐人族をオレの配下の側近だと紹介して、約一年の駐留を約束させた。

仕事内容は同心とほぼ同じ内容で、久清は政務もやって貰う事になった。

オレと阿久良は早速地下に行き、鬼も通れるくらいの穴掘りだ。中々に重労働を強いられる。城勤めの手が空いている人達が加勢してくれた。

阿久良に対しても、元々知っていた事もあり、簡単に受け入れてくれた。


その日は少ししか進まなかったが、こっちには五日も駐留するから、それでも今は構わない。後で塞ぎ直す必要はあるが、そこはここのヤツ等に任せれば良いだろぉ。


「よし、今日は、ここまで!!明日から本格的に進むぞ!!」

「はっ、しかし…何故今更通れる様にする必要が?」


阿久良の当然の疑問だ。


「この奥に水晶があったろ?」

「水晶ですか?無かったと思いますが…」

「なに?」

「何かを置いていた様な台座はありましたが…」

「おいおい、まぢかよ!?歴代のアホがどっかに売ったりしてないだろぉな?」

「ソレは解り兼ねますが…」

「久清!!勘兵衛に確認させろ!!国の一大事た!!」

「はっ!!」


言って久清は勘兵衛の下に走った。


「五日の内に見付かれば良いんだけど…他の地域でもこんな感じぢゃねぇだろな?」


オレは愚痴りながら上階に戻った。

すると、勘兵衛が資料らしき物を持って待っていた。


「殿、仰っていた水晶とはコレの事ではないでしょぉか?」

「ん?なになに………おぉ、コレの事だな!!で…今は……どっかに祀ってるだと!?…勘兵衛!!探し出せ!!」

「探して如何なさるので?」

「元あった場所に安置してその後封印の儀式をしないと災禍に見舞われるぞ!!」

「はっ、畏まりました!!」


早速勘兵衛指揮の下、水晶捜索が始まった。

三年以内に見付かれば良いけど…


そして、晩飯だ、阿久良と家老達と共にする。

話題は、阿久良の嫁取りだ。オレが振ってみた。


「…で、どぉなんだ?誰か居ないのか?」

「確かに阿久良とは知らぬ仲では有りませぬが…鬼となっていては…中々首を縦には振りますまいて…」


ま、勘兵衛の言う通りだわな…


「見た目の問題か?オレも余り良くは無いけどな?」

「見た目と云うよりやはり鬼には忌避感がありますので…」

「貴様等の国がやらかしたせいだろ?死罪にしたヤツ等の娘とか居ないのか?」

「居りますが…まさかそこの娘を…と?」

「悪いのか?」

「流石にそれは…」

「オレは百合姫にそぉさせたが?」

「人で無してすか!?」

「百合姫の目下の悩みは鬼の三吉が手を出して来ない事と言ってるぞ?」

「はい?」

「百合姫は三吉に惚れていると云う事だ。」

「なんですとぉ!?」


これには家老七人が驚いた。

鬼に姫が惚れている事実が信じられないのだ。


「阿久良みたいな鬼は、人だった頃と心根は変わらんからな…」

「ソレは解りますが…」

「なぁ、殿様、オレは狐っと大分仲良くなってんだけど?」

「でも嫁にって話までは出て無いだろ?」

「まぁ…それは…な。」

「今回連れて来たのも見合いが一つの目的だったんだよ、上手く行くまでやるぞ。」

「流石にそれは…」

「菊千代様もそぉ感じるよな!?」


と菊千代の発言に乗っかる。


「ばぁか、んな無理矢理連れてっても阿久良が幸せになれんだろ?この事実を村のに話したらどぉなる?」

「あ…」


オレの発言に勝四郎が気付いた。


「その気の有る娘なら自分から言い出すと云う事ですね!?」

「そゆ事!!」

「なるほど、それならば…まぁ阿久良の性格なれば幸せにはなれましょうな。」


菊千代も同意した。

それで話はなんとか纏まった。

あとはゴヒョウの五人だな。


「なぁ、殿?ホントにそんな罠掛ける様な事して良いのか!?」

「今回に限ればな!!」


オレは言い切った!!コレで悩みは解決するんぢゃね?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

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