表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/758

第八十八話 社殿の記憶

丸投げサイコー

オレは説明下手だからなぁ…



朝、二人の美少女に抱き締められていた。

記憶の混濁が理解出来る程に混乱はしてないんだが…オレはどぉして寝てるんだ?

鬼の襲撃が有って…四本角を斬って…三本角は道雪達が力を合わせて倒して…あれ?まぁ一匹は?オレはいきなり寝てる。何か思い出せないんだが…

紅葉と椿が起きてから聞くか…

って事で、この幸せな柔らかさに包まれて…あおやすみなさい…


「……つら!!旦那様!!起きるやよ!!」

「お姉様、そんなにしなくても…」

「イヤやよ!!また目醒め無いとか…」


紅葉が半泣き状態なんだが…


「どったの?そんな泣きそぉな声出して…」


オレは紅葉の頭を撫でながら目を開けた。


「旦那様が目を開けたやよ!!」


叫んで抱き着かれた。何で目を開けただけでこぉなる!?


「ほらお姉様、旦那様が起き上がれませんよ?」

「うにゅ…旦那様起きるやよ。」


言ってオレを抱き起こす。何だこのオレを「離さないやよ!!」って感じの意思表示は!?


「なぁ、オレ…逮捕される様な事した?」


紅葉と椿は顔を見合わせて、ソレからオレを見た。


「旦那様は目を離すと何をするか不安があるやよ。」

「そぉですね。旦那様は無茶しかしませんから。」

「オレがいつ無茶したよ?」

「無自覚ですね。」

「コレは一時も目を離せないやよ!!」

「何でだよ!?」

「何ででもやよ。」

「何ででもです。」


何かオレは監視対象らしい…ならば…振り切っ…れない…何か怒った表情かおで二人に睨まれた。考えを見透かされてる様な…なんだこの感覚…

まぁ良いか…


「あの…二人共?朝ご飯食べない?」

「そぉですね。お姉様、そぉしましょ。」

「仕方ないやよ。ほら、旦那様、行くやよ。」


二人に手を引かれて食堂へと行く。

何故二人共オレを離さない?

オレはロズウェルの宇宙人か!?身長が違い過ぎるが…なんかそんな気分だ、二人から逃がさないよぉ!?って感じがふつふつと…オレは諦めた…


朝から腕を絡ませられての朝食…喰わせて貰う事になる…

食後の便所にまで着いて来ようとしている。便所すら落ち着かないのか…

音を聞かれたらどぉしよぉ…って乙女か!?


さて、夢の事が少々気になるが…どぉ話すか…


「なぁ紅葉、椿、話があるんだが…」

「なんかや?」

「どぉしたのです?」

「オレどのくらい寝てた?」

「六つ時くらいやよ?」


六つ時…約十二時間くらい…


「何でそんなに寝てたんだ?」

「そ…それは…」


椿が言い淀む…

紅葉を見詰める。


「何か、憶えてるのかや?」

「さて…憶えてるのか…憶えて無いのか…」

「記憶がはっきりしないのかや?」

「途中からはっきりしてる…」

「途中から?どの辺りからかや?」

「話して貰ってからのが良いかも…」

「そ…そぉかや?」


何か言いにくそぉだな…


「そぉやよ、旦那様は死にかけたやよ。」

「それは、知ってる。その原因なんだが…」

「背後から刺されたやよ、一本角の鬼に…」

「ソイツはどぉした?」

「わっちが殺したやよ。」

「そか…何でオレは気付かなかったんだろ?」

「多分、幻の法術、式苻、式具が使われたと思うやよ。」

「って、事は…」

「考える力と、式術を使う技術がある高度な能力が有る事から…」

「どこかの国の陰謀って事か?」

「その可能性が高いやよ。」

「ま、それは朝廷と幕府に任せよぉ。」

「良いのかや?」

「こっちはもっと恐ろしい事態に直面してるからな…」

「恐ろしい事態ですか?」


椿は解らない様に首を傾げた。


「紅葉、椿、一緒に社殿に行こう、そこで全てが解るから…」

「そぉかや?」

「私も?」

「重要なのは、オレと椿がこっちに居るって事らしいからな…」

「旦那様と私が?」

「それも行けば解るのかや?」

「多分ね…」

「何故ですか?何故旦那様と私が重要なんですか!?」


オレは椿を抱き締め、落ち着かせる。

日本人、幼馴染、それ以外にも何かある予感がする…


椿が落ち着いて、


「一緒に社殿に行けば全て解るよ。」

「むぅ…解りました!!行けば良いんですね?」

「それで全てが解るかや?」

「多分ね。」


三人で社殿に行った。今日はオレが病み上がりだからと千代ちゃんは来ていない。


社殿に入り二人と手を繋ぎ、奥に行く。

御神体が保管されている祠の前に来て、目を閉じてみた。


『なんぢゃ?なんか用でもあったかの?』

「用って程でも有るんだけど…二人に色々教えてあげて。」

『なんぢゃ!?面倒は妾に丸投げか?』

「そだね、オレはその辺苦手だからさ」

『仕方ない子孫ぢゃの…』

「ってか二人には聞こえてるのか?」

「聞こえてるやよ。」

「私も…」

「うわっ!?まぢかよ…」

『お前を通してな、しかし、お前を通して解ったが…三人共妾と田村麻呂の子孫なんぢゃな…』

「うぉい!?オレと紅葉は解るが…椿もか!?」

『いつまで、記憶を無くしてる振りをしとく気なんぢゃ?』

「へっ?」

「なんの事かや?」

『お前達では無い、弥生ぢゃよ。』

「弥生!?」

「弥生とは誰かや?」

「お姉様、私の事です。」

「ん?椿が弥生かや?」

「あーそのぉ、アレだ、って紅葉も知ってるだろ?」

「さぁ?聞いてても忘れてるやよ。」

「威張って言うなよ…つか、記憶戻ってたのか…なら色々聞きたい事は山積みだけど…ソレは後で良いや。今は…鈴鹿の話だな、オレにも聞かせてくれ、封印についてとか…」


そこからはオレも聞いた話が始まった…千代ちゃんが鈴鹿の転生体で、成人してから封印の旅に出ないと、二つの世界が繋がってしまう事、悪意ある者達の所為で約九十億人が死ぬ事等、摩訶不思議な内容だが、驚愕の事実はやはり、千代ちゃんの事だろぉ…さてさて、紅葉に丸投げするけど…三重さんと鯛生さんの反応が気になるな…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ