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第七十九話 とある同心の記憶

新章突入にしておこぉ…

なんかありそうだったなぁ…




その日オレは憂鬱だった…


早馬バイクで一人街道を走って居た。

そりゃそぉだ今オレは定例会議の為ラナーに向かっているからだ。しこたま絞り取られた後で…


「クソっ!!なんでオレだけいつも一人で出張なんだよ…」


愚痴っても始まらない。

退屈な会議は早く終わらせて帰るぞ!!

三日かかる道程を二日で踏破した。かなり疲れたが仕方ない。


オレは到着してすぐに会議を始める様に言ったが、資料が間に合わず、翌日に繰越になった。急いだ意味が…

仕方ないのでその日は町中を見て回った。

人々は活気に溢れていた。

子供達は元気に走り回り、チャンバラ遊びに興じていた。

平和だねぇ、戦に負けて、支配体制が変わったのに、コレだけの活気が有るのは良い事だ。


「きゃぁ!!」


何処からか悲鳴が聞こえた。

耳を澄まし、集中する…あっちだ!!

悲鳴の方向に走ると、女性が襲われていた!!


「黙って大人しくしてろ!!」


女性に覆い被さっている男は女性を叩いていた。

コトとは違い、ラナーは男女比はほぼ変わらず、強姦は重罪扱いだ。

オレは逡巡無く男を蹴り飛ばす。


「誰だ!?オレを呪転一家の…」


更に蹴る。


「テメェが誰とか知らねぇんだよ!!」


言って更に蹴る!!蹴って蹴って蹴りまくる。

男がピクリともしなくなるまで蹴って、やっと落ち着いた。

オレは手早く男を縛り、女性をたすけ起こす。

女性の顔は少し赤く腫れていた。


「大丈夫!?痛くない?」

「えっ!?あ…はい。危ない所をありがとう御座います。」


女性はお辞儀をして何処かに行った。元気そぉで安心した。

さて、コイツを近くの番所に連れてかなきゃな…

足を紐で括り、番所まで引き摺って行った。


「おぉい、誰か居ませんかぁ?」

「ん〜?何かあったのか?」


やる気の無さそぉな同心っぽいヤツが出て来た。


「コイツ、婦女暴行未遂犯で、捕まえて来た。」

「ん〜?な!?コイツ呪転一家の!?」

「あぁ…何かそんな事言ってたなぁ…」

「なんて事してくれてんだ!?」


何か怒鳴られた?何でだ?解せぬ。


「悪者捕まえたら悪いのか?」

「ソレは良い事だけど…呪転一家のヤツだけはダメだ!!手を出したと知れたら何が起きるか…」

「何だ?ヤバいヤツ等なのか?」

「当たり前だ!!前の国王との繋がりもあったくらいの連中だぞ!?」

「今は体制が変わってそんなのは、屁の突っ張りにもならんだろ?」

「噂ぢゃ総大名様とも繋がりがあるらしいんだぞ!!」

「番所のヤツがそんな嘘を信じてるのか?バカバカしい。」

「貴様!!総大名様をバカにするのか!?」

「もし繋がってるならオレが斬るから良いよ。」

「貴様ぁ!!不敬罪で投獄するぞ!!」

「別に良いけど…ソレはどうするんだ?」


強姦魔を指して聞いてみた。


「即刻解放して医者に見せる!!」

「その上で犯罪組織に頭でも下げるのか?」

「当たり前だ!!ソレがこの国の為だ!!そんな事も解らんか!!」

「犯罪組織なんて無い方が国の為では無いのか?」

「そんな事は…そんな事は解っている!!しかし!!現実がそれを許さんのだ!!」

「何だ…そんな事か…」

「そぉだ!!お奉行様が殲滅を…ヤツ等に手を出す事を止めているのだ!!」

「奉行さえ抑えれば良いのか?」

「解らんが…ヤツ等に手を出せば我等は罷免になるのだ!!」

「ふむ…ヤツ等の本拠地を教えろ、オレが潰す。」

「何!?正気か!?」

「たかが犯罪組織だろ?」

「たかがだと?」

「そぉだが?」

「お奉行様に楯突くのか?」

「奉行がヤツ等の味方をするなら斬るまでだ。」

「ふ…はははは!!気に入った!!浪人など止めて仕官しろよ。」

「それは間に合ってる、それよりヤツ等の本拠地だ。」

「あ、あぁ…」

「同心は地図を出し一部を指差した、この辺だが…大きな看板があるぞ。」

「犯罪組織が堂々とか?」

「あぁ…関わりたく無かったら近付くな、って意味もあるからな…」

「解った、お前は奉行を呼んで来い。」

「んな!?正気か!?」

「あぁ正気だ。」

「殺されるかも知れんぞ?」

「お縄になるのも一興だな。」


オレは笑って見せた。


「解ったよ、コレは牢にでも入れておく事にするよ。」

「なら任せたぞ?」

「任された。」


オレは教わった場所に行く…近付くにつれて雰囲気が悪くなる。

路上には蠅にたかられた生きてるかも解らない痩せこけた人、何か病気のまま放題されてる人…客引きの女…こんな不衛生な場所でやる気出るのか?


「ねぇ坊や…遊んでかない?」


生気のない目で誘って来る臭い女…何か病気持ってそぉだな…

何と云うか…時代劇風スラム街…そんな言葉が似合う場所だ…更に奥に進むとガラの悪いヤツ等がわんさかと居る。


「おい小僧!!こっからは通行止めだ、引き返すなら大目に見ても良いぞ、出すもん出せばな!!」


五人程で笑っている…


「口臭ぇぞ?口を閉じてろ。」


オレの正直な気持ちを伝えたのだが…


「テメェ!!」


って殴りかかって来た。なんでだろ?

不思議に思いながらもその拳をいなして足を引っ掛ける。

ま、盛大にコケるわな…


「おぅ、やっちまえ!!」


う〜わ〜…コレがお約束なんだな!?


匕首?ドス?そんなのを抜いて斬り付けて来た。

それを上に右手で押し上げ、左手で内肘を下に下げ転ばし、刃物をソイツの喉に突き立てた。[腕絡み]の一つだ。ちゃんと死んだかな?


「ヤロー!!」


コイツ等黙って攻撃出来んのか?突いて来たヤツの腕を払い、その隣のヤツに刺さる様にしてあげる。無防備な腹にブスって…痛そぉ…


「いぎゃぁ〜!!」


全く五月蝿いなぁ…

刺して呆然としてるヤツの首を折ってあげる。


「わぁ〜!!」


錯乱してブンブン刃物を振り回している。こんなんが一番手に負えない…型も何もあったモノぢゃ無い…

一歩踏み込み、肩で相手の腕を止めて…き〜ん!!股間に膝蹴りをした。

泡を吹いて悶絶…首を踏み折る。

今回はしっかりトドメを刺す。


後ろから…


「取ったぁ!!」


って…黙ってりゃヤれてたのに…前からも突きかかって来るので、前に出て、マタドールの様に横に避け、相手の後ろに回り込み背中を押してあげる。


やっぱり…二人で刺し合ってるよ…マヌケだなぁ…

さて先に進むか…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

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