第七十八話 勝負の記憶
今回はぐだぐだです…
そぉなんだぁ…
その夜…
二人はまるで生娘の様でオレは興奮し過ぎて励み過ぎた。つか…力尽きて寝てしまった。
二人も満足したみたいだった。
翌日…賢者タイム発動中…
それでも朝から千代ちゃんと椿の特訓だ。
「昨夜はお楽しみでしたか?」
なんて言って来た!!お子様がそんな事知ってるのか!?
「誰にそぉ言えって言われたのかな?」
「お父さん!!」
よし、今度ヤろぉ!!
「わっちに任せるやよ!!」
紅葉がヤる気になってる。鯛生さん…止めないからね?
そして今日も今日とて法力ぐるぐるの訓練だ。
椿はオレと一緒で倒れるまで頑張って、更に意識を取り戻して倒れるまでを繰り返す。
その合間に紅葉に聞いてみる…
「なぁ…鈴鹿って知ってる?」
「なんであきつらからその名が出るかや?」
「何かあるのか?」
「九尾の狐様の御名やよ?」
「まぢか!?」
「ウソは無いけど…何で知ってるかや?」
「話掛けられた…」
「誰に?」
「鈴鹿に…」
「ウソはダメやよ?」
「爪も本物みたいだぞ。」
「そりゃそぉやよ!!」
「坂上田村麻呂の名もあった…」
「それはスズカ様の旦那様の名前やよ!!」
「その名は大昔の日本の征夷大将軍の名前だ。」
「同じ名前の人が居たのかや?」
「同一人物らしいな…」
「何で解るかや?」
「御神体のトコの墨書きが日本語だった…」
「ホントかや!?」
紅葉が喰ってかかって来た。
「ホントだよ!!なんか困ったら来いって言ってた…」
「何であきつらに聞こえたかや!?」
「知らないよ!!アイツに聞け!!」
「スズカ様をアイツ呼ばわりかや!?」
「だぁ!!ずっと覗かせろとか言うんだぞ!?」
「それは恥ずかしいやよ!!」
「そんなだからアイツって呼ぶんだよ!!」
「だったら許すやよ!!」
「だったら、離しなさい!!」
「あ…ごめんなさい旦那様。」
言って全身真っ赤になる…ってかそもそも毛は赤毛だったけど…
「えへへ、椿がいつも言ってたから一回言ってみたかったやよ。」
はい!!皆さんに質問!!この超絶可愛い生き物はなんて云うんですか!?
答え…オレの奥さん!!
「なぁ、何でそんなに可愛いんだ?」
しまった!!思ってた事がつい…
「うにゃぁ!?んな…な…ふにゅぅ…」
何を照れてんだ!?
ったく、一々可愛いんだから…これが演技だったらアカデミー賞貰えるぞ!?
「まぁ、アレだ、うん、今度式について聞いてみようかと思うんだが…どぉだろ?」
「い、良いかも知れんやよ?」
「まぁ、知ってたら良いけど…知らんかったらどぉしよぉ…」
「多分知らないと思うやよ。そんなの使わなくても、何でも出来てたから…」
「だよなぁ…読み解くきっかけ位にはなるかな?」
「それなら…」
「しかし、村ぢゃ無く、里って言ってたのもきになるなぁ…」
「里かや?」
「そんな事言ってた…」
「だったら、スズカの里と呼称したらどぉかや?」
「良いのか?村の人から見たら始祖の名前だろ?大事な名前だろ?」
「そぉやよ?」
「人間に「スズカに行ってくる!!」とかみたいに気軽に使われるかもなんだぞ?」
「ソレはイヤやよ。」
「それなら九尾の里でも良いんぢゃね?」
「そっちのが良いかも?」
「何で疑問符?」
「なんとなく?」
「なら後で相談して決めてみたら?」
「そぉするやよ」
等と話している内に、椿は何度目かの昏倒をしていた。
千代ちゃんは順調その物だ。
しかし、なんで尻尾が増えるかなぁ?
そして午後…オレと道雪の一騎打ち…まぁ、木刀ってのが救いかな?
二人共、襷をかけ、真剣に取り組む。
「こぉやって剣のみで…ってのは初めてだな。」
「遠慮なくやらせて頂きますぞ?」
「少しは手加減してくれよ?」
「それは殿の力量に因りますな…」
「取り止めて良い?」
「この空気でそれをしますかな?」
オレは周りを見渡し…
「無理だなぁ…」
と、呟いた。
お互いに構えて…緊張が走る。
周りが固唾を飲んで見守っている。
オレ達は、互いに隙を窺う…付け入る隙が全く見えない…
ならばどぉするか…
隙を作れば良いだけだ、相手に「今だ!!」と思わせるだけで良いのだ。
少し、切先をズラす。それだけで身体は反応してしまう。ソレが誘いと解るから止めようとする。そこに僅かな隙が生まれる。
「はぁ!!」
気合いと共に上から打ち込む、何の変哲もない面討ち、本来の道雪なら躱せる物だが、受けてしまう。
周りがどよめくが気にしない。
そのまま鍔迫り合いになるが、道雪の押しに逆らわず身体を横にズラす。
それだけでまた隙が出来、軽く首筋に木刀を当てる。
一瞬だが、道雪はオレに対して攻勢に出たが、ソレをいなしてのこの結果だ。
だが、内容は云う程単純ではなく、見た目よりも複雑なんだけど…
何とかなった。
誘いの隙に素直に打ち込まれていたらどぉなってた事やら…
今回は読み勝てたが、次は解らない…
「参りました。」
道雪が言った瞬間力が抜けて、その場に崩れたのはオレだった。
大量の汗が噴き出す。
「オレの方がギリギリだったみたいだな。」
「殿はまだまだお若い、ですからまだまだ進化をしますぞ。」
道雪が手を出しオレを引き起こす。
オレの足はまだ震えていた。
今の勝負をみんなに解説する。
「まず、しかけたのは殿の方だ。」
お前が解説するんかい!?
「切先をズラし、ワザと隙を見せた、私を誘ったワケだが、私が乗らずに動くのを止めた瞬間打ち込まれた。」
オレが解説通りに動く。頭の上で剣を止める。
「本来なら躱せるのだが、今回は躱せなかった。何故か、その一瞬前に殿がワザと作った隙に打ち込もうとした身体を止めるのに気を取られたからだ、だから、受けるので精一杯だった。」
道雪がオレの剣を受ける仕種をする。
「ここから鍔迫り合いになる。」
オレも鍔迫り合いの形を取る。
「力だけならまだまだ殿には負けぬから、押し込んだ…その力を殿はいなして…」
道雪の押し込む動きに合わせて横にズレる。
すると道雪の体勢が少しまえのめりになる。
「この瞬間に殿は私の首筋に一撃。」
オレは言われた通りに動いた。
「コレで勝負有りだ。」
「まぁ、今回はたまたまオレの思惑通りに進んだだけで、結果から見る程、道雪は弱くは無いからな?」
「はい!!」
見ていた連中からの気合いの入った返事に多少引く、ソレからは集まってるヤツ等同士で打ち合いの稽古に入る。
それを道雪と共に見て歩く。
最初に見た時とは雲泥の差でみんな上達していた。
一年足らずでここまで違って来るんだなぁ…
コレなら阿久良も一緒にやっても良いかも知れない。
そんな平和な一日が過ぎて行った…
その頃、紅葉達は村の名称に付いて話していたらしく、九尾の村と呼称が決まったらしい…
もぉちょっと捻れば良かったのに…
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お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。




