表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/758

第七十一話 鬼の始末の記憶

後始末、残ってました…

またラナーに行ったなぁ…



それは七郎次との話しからはじまった。


「ん、ん〜ん、コレでオレの仕事もおわったかなぁ…」

「殿?」

「やりたくも無い戦とかどんな罰ゲームだよ…全く。」

「罰ゲーム?」

「オレは平和に面白おかしく生きていきたいんだよなぁ。」

「庶民ならそれで良いでしょうが…殿の立場だと…」

「オレは庶民派だよ?ただ、迷い込んだ先が、九尾の狐様の一族の村で、偶々知り合ったのが主上の妹家族で、何の因果か主上の警護なんか任されて、気が付けば今の立場だ…どんな嫌がらせだ!?」

「はぁ…」

「ったく…村でのんびりしたいなぁ…」

「しかし、望んでも殿の立場に立てない人が多いんですがねぇ…」

「オレは逆だってか?」

「ですよ。」

「うっせぇやい。」

「それはそうと、小石川秀秋ですが…」

「アレがどぉした?」

「鬼の始末に向かわせました。」

「どれだけ減った?」

「一匹も斬らずに喰われました。」

「わざとかな?嫌がらせ?」

「悲鳴一つ上げませんでしたから…恐らくは。」

「他の連中は?」

「牢内の女に飽きたのか騒いでますね。」

「反応が無いからかな?死者は?」

「残り一人になってます。」

「殺したのかな?」

「恐らくは…」

「鬼の檻にそんなに入りたいなら入れてやれば良いさ。」

「その様に。」


前半部分は伏せて紅葉に報告した。


「そぉなると…あきつらが行かなきゃだめやよ!!」

「道雪さんは連れて行ったらダメですよ。ここの守りが手薄になりますし、私が寂しいですから。」

「旦那様、行く前にしっかり可愛がって下さいまし?」

「あ!!椿!!卑怯やよ!!わっちも!!わっちも可愛がってから行くやよ!!」


確かに道雪は守りに必要なんだが…腹黒女官さんめ!!最後に本心出しやがった…

しかし、今夜は腹上死覚悟かな?


一足先に七郎次を返してブタ共を鬼の餌にする様にした。


その夜…オレはミイラになりかけたのは秘密だ…美少女コワい!!可愛いのにコワい!!精魂尽き果てたオレが翌朝二人に発見されて、大いに反省して貰った。二人が競う様に腰を振るから…あきつらくんもダウンしろよな…


朝食をバッチリ食べてミイラから復活し、なんとか元通りになった。


「あきつら、しっかり仕事中してくるやよ。」

「旦那様、お怪我にはお気をつけを。」


左右からほっぺにちうされたが、帰ってからまた絞り取られるんだろな…その契約のちうかも…あきつらくんが元気になりそぉだが流石に今は元気が無い。


「じゃぁ…なるべく早く帰って来るから…行ってきます。」


いつもされるばかりなので、今回はオレから二人に口付けをした。

二人とも目を丸くし頬を染めて俯いた。


気ままなバイクの一人旅…なら良いんだけど…鬼の後始末ねぇ…作ったヤツにケツを拭かせたいよ…拭けるほどのヤツは居ないけど…

京を出て三日目の昼前にラナーの城に着いた。

例の七人に出迎えられ、城に入り地下に行く、女性達の居た部屋はもぬけの殻だ、


「女性達は?」

「全員アイツ等に殺害されました。」

「遅かれ早かれそぉなるとは思ってたけど早過ぎね?」

「堪え性の無い連中ですので…」

「で、アイツ等はどぉした?」

「既に鬼に喰われてます。」

「そか…他に鬼退治に向かわせられる人材は?」

「もぉ一人も居りませぬ。」

「仕方ねぇなぁ…城に居る手の空いているヤツを全部集めろ、鬼退治の仕方教えてやる。」

「はっ!!」


七人は場内に戻り、人を集めた。

三十分程で粗方集まったのでさっそく始める。

檻の鍵が開き、オレが中に入ると鍵が閉められる。


「いいか?今から鬼の始末の仕方を見せるから各々稽古に励む様に!!」


集まったのは男女問わず全部で二十人程…見せ物みたいで嫌だが…

オレは千鳥を抜く。オレに気付いた鬼が喰らいに来るが、首を切り落とす。


「な?こぉすれば安全だ。」


普通に出来ねぇよ…そんな眼差しが全員から感じる。解せぬ。


その後も二匹、三匹と斬り伏せる。


「な?簡単だろ?」


簡単ぢゃねぇよ…って心の声が聞こえる…なんでだ?


しかし、なんだろ?こんなんぢゃ焼石に水だな…仕方ない…

雷を纏う、ココからは速攻だ斬って斬って斬りまくる。

コレで終わりだ!!


「どわぁ!!待ってくれぇ!!」


頭を叩き割る寸前で千鳥を止めた。


「なんだ?お前喋れるのか?」

「あぁ…」

「お前は誰だ?」

「オレは阿久良あくら、元処刑人だ。」


その時、三船菊千代が口を開いた。


「阿久良!?お前阿久良か!?」

「んな!?菊千代様!?何故ココに!?」

「殿!!阿久良はオレの身代わりとなり、その身を国王に囚われていましたが…まさかこんな事に…」

「そぉなのか?」


オレは阿久良に問いかける。


「菊千代様とは幼馴染でもあり、その人となりは知ってました。優しい菊千代様になり代わり罪人の首を取って来ました。しかし、罪人を追ってる最中に鬼の事を知り、菊千代様に知らせたら、菊千代のが幽閉され、ソレをどぉにかしようとしたら、実験体になれば解放すると言われて…」

「今に至るのか?」

「はい…」


オレは暫し考え、


「しょうがねぇなぁ…一緒に出るぞ。」

「ありがてぇな。」

「その前に…鬼を奥に片付けるぞ、手の空いてるヤツ等は手伝え!!」


その後その場の全員で鬼を穴の奥に捨てて穴を閉じた。


「さて、コレで一応は終わったんだが…」


オレは阿久良を見る…菊千代に片膝を着き何やら話している。

アイツはどぉしたもんかねぇ…

紅葉に丸投げしようかな。そんな事を考えてたら、


「殿!!お願いが御座います!!」


菊千代が何やら言って来た。


「この阿久良、必ずや殿のお役に立つでしょう、お側に仕えさせては頂けないでしょうか!?」

「そぉか…とりあえずは預かるがそれで良いか?」

「はい、ありがとう御座います。」


とりあえず連れ帰って…後の事はそれからだな…

さてコトに帰るか。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。


新しく出た鬼の阿久良くん。

元ネタは岡山県だったっけ?の民話で阿久良王と云う鬼です。

悪逆非道なヤツでしたが死ぬ時に改心し七十五匹の白狐に分かれて瑜伽大権現ゆがだいごんげん神使しんしになって人々を助けたとあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ