第六十九話 懇願の記憶
今回は比較的早く書けた。
凱旋帰国かぁ…
「ラナーの事は任せるやよ?お昼までに話は終わらせるやよ。」
なんて言われたけど何をはなしあうかなぁ…
そんな事を考えながら会議場に入った。
「さて、何から話し合うのかな?」
「はっ!!先ずは小石川秀秋の処遇ですが、如何致しますか?」
「地下の鬼道場に回す。」
「ではその様に。次いで、ヤツに着いたヤツ等は?精神崩壊した女性達の面倒を見させる、一生を掛けて地下室でな。」
「犯すだけになるのでは?」
「最初はそぉだろぉけど、反応が無ければすぐ飽きるだろ?もし殺害したら、犯人は鬼退治な。」
「民衆にはどぉ対処しますか?」
「民衆?民衆に手出しは御法度だ!!」
「いえ、そぉでは無く…殿への貢物が…」
「なんで?」
「かなりの圧政だったので…ソレから解放してくれたと…」
「更なる圧政があるかも知れないと突き返せ。」
「更なる圧政ですか!?」
「食料品は大名が買い上げ、一割上乗せして問屋に販売。ソレが農民からの税扱い。自分勝手に販売したら厳罰、自分達の喰う分は残して構わない、でどぉだ?」
「んな!?そんな事を!?」
「やっぱダメか?」
「そんな…農民からのは有無を言わさず接収して喰うや喰わずだったのに…」
「アホか!?そんなんぢゃやる気も出ないし、収量も上がらない…食料不足に陥るのは目に見えてるだろぉに。」
「ではその様に…」
「その他の商人や何かにも所得の一割の税を課せば良いだろ?一定以上の収入があればその税率を少しずつ上げれば尚良いだろ。」
「働けない者は如何しますか?」
「元気なのに働いて無いヤツ等には人手の足りない所に斡旋して、怪我や病気の人は治療すれば働ける様になる。」
「医師に因って料金がマチマチですが…」
「ソレは保険制度を作ろう!!収入の一分を納める事により医療補償をすれば良いだろ、医師を育てる機関も必要だからその運営も税でやって、医師の料金も細かに設定する必要があるから、そこは医師数人を集めてお前達と話し合う必要があるな。」
「医師も変わりすると?」
「そぉなるかな?免許制にするからね。」
「免許制?ですか?」
「一定以上の腕が無きゃ人命は任せられないからな。」
「後は、税の使い方ですな。」
「最初は赤字になるだろぉが、各地に食料保存施設と医師養成所と医療機関を作る。後は…街道の整備だな…十年計画かな?最初は不満も出るだろうが、後々の為には断行しておく必要があるぞ?」
「ではその様に。」
「鬼研究に回ってた費用を農産物の研究に回して収量を上げる研究をしろ、病気や害虫の駆除方法の確立が最初の目標だ。」
「おぉ〜!!今までに無かった試みですぞ!!」
「そのくらいはしてろよな…二十年は掛かるなぁ…取り敢えずソレを中心に進めてみてくれ、あとは、各施設前に募金箱を設置して、その施設の費用軽減用にしたりしよう!!」
「早速その様に致します。」
「問題があったら教えてくれ、民衆を、押さえ付ける事はするなよ?」
「はっ!!」
っと、まぁ腹黒女官さんの指示通りに話は纏まった…
あの人に任せた方が良かったんぢゃね?
取り敢えずあとは家老さん達の手腕頼りだな。
お昼ご飯までにちゃんと終わって、帰る準備だ!!ってほとんど終わらせてくれてたよ…
あとは見送られてコトに帰るだけか…
三日掛けて久々の京に帰って来ました。
戦に勝っていた報せは届いており、盛大に迎えられた。
オレ達はそのまま謁見殿に入り主上陛下のお言葉を賜り、戦功者の発表や何やかやは後日になった。
先ずすべきは百合姫達の処遇の決定だ。
服部丹波と百地半蔵…この二人の動きも注意が必要だな…
「戦勝のお喜びを申し上げます。」
百合姫が紅葉に頭を下げている。
「ありがとうやよ。」
紅葉も応える。
「私は戦の引き金になる様送り込まれた尖兵でした。戦の前に言えれば良かったのですが…」
「姫!!」
「姫様!!」
「良いのです。どちらにせよ私は死ぬべき者なのですから。」
「しかし…」
「戦が終わり、ラナーが勝てば自決、負ければ斬首、そぉ決めてましたから。」
「何故かや?」
「戦に勝てばコトの皆様に害が及びます、私の命で贖えるハズもありませんが、それでも民衆の犠牲の上に座する事が耐えられませんし、負ければあの王の血筋を残すワケにも参りませんので。」
「確かにそぉやよね…あんな非道な事をした血筋は残せないやよ。」
「せめて、あの非道な行いをした者の娘の罪として、どぉかこの首を晒して下さい。そしてこの二人は今後のコトの為にお役立てくださいます様お願い致します。」
「己よりそこな間者の命乞いかや?」
「この二人は元々は加東七郎次殿の子飼いの者達、主人の処刑の代わりに王に仕えていただけの者です、何卒御慈悲を。」
そぉ言うと紅葉に頭を下げて懇願する。
確か、加東七郎次はあの家老に任命した一人だったよな?
「主上陛下、数日私に下さいませんか?」
「どぉしたかや?」
「今の話の裏取りをしたく思います。」
「あきつらがそぉ言うなら任せるやよ。」
「はっ!!有り難う御座います。」
オレは頭を下げて退室し、久清を呼んだ。
「…ってなワケで、その加東七郎次を呼んで来てくれ。」
「解りました。では早速。」
そぉ云うとすぐさまラナーに向けて出立した。
部屋に戻ると話はほぼ着いた様だった。
姫の処遇は延期だそうだ。
オレがラナーの総大名に指名されてる事も話した様で、
「松岡鑑連様、今後のラナーの行く末どぉか良しなに、それだけが、私の願いです。」
涙を流しながら懇願された…コレが演技だったら大した物だが…
三人はそれぞれ別々の座敷牢に入れられ、久清の帰りを待つ事になった。
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お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。




