第六十六話 処刑の記憶
上手く描写出来てないのが救いか…
処刑かぁ…
お昼…罪滅ぼしになるか解らんけど、左右に対しあ〜んをしている。
二人が上機嫌なのが救いかな?
「そろそろ刑場に行く時間だな…二人はいかないの?」
「わっちは行きたくないやよ!!」
「私はお姉様と居ないと…」
「オレも行きたくないんだけど?」
「あきつらは総大将やよ!!行かないワケにはいかないやよ!!」
「旦那様、行ってらっしゃいませ。」
左右から腕に絡まれほっぺにちうされた。やっぱりコレがやる気スイッチなんだなぁ…
城門近くに行く、秀秋…なんで小石川?小早川にしとけよ…と三吉が居た。
「そろそろ時間だろ?」
「あ、鑑連様、はい、三吉さんを隠しながら行くので車を用意しまして…」
「オレも便乗して良い?」
「勿論です。」
「ぢゃ、現地までよろしく。」
「はい。」
「で、三吉は緊張してない?」
「わいは大丈夫だて、質問に答えるだけだべ。」
「ソレなら良しだな。」
ソレから少しして車が来る。三人で乗り込み、そのまま刑場に来た。
そこを仕切って居たのは…お前ここに居たんかい!?
「よぉ、どんな具合だ!?」
「あ、殿!!はい順調に御座います。」
オレの押し掛け家臣の道雪だった。
「順調ならそれに越した事は無いな。」
「後は国王と取り巻きと研究者が貼り付けられればですから。」
「一番大事なとこだろ…」
「幕軍がしてくれてますので抜かりありませんよ。」
「あぁ鑑鎮なら任せて大丈夫だな。」
ソレから小一時間、全ての準備が整った。
国王はまだ喚いて居るが、気にしない。
刑場の周辺には多くの民衆が詰め掛けて、今か今かと待ち侘びている。
「進行役は?」
「私がしますよ。」
鑑鎮がするらしい。
「鑑連様は少し話せば良いだけですから。そちらが三吉殿ですな?私はコトの幕府の家老の末席にて政務をさせて貰ってます、平鑑鎮と云います。よろしくお願いします。」
おぉ〜!!御家老様が平民で今は鬼となった三吉に頭を下げてる!?
珍しい光景だな…
「わいは三吉だべ、よろしくだて。」
コッチは礼儀も何も無い…何だこの差は!?
「それではコレより吟味を始める!!」
道雪が高らかに宣言をした。
「まず、証人三吉、前へ!!」
「んだ。」
三吉が姿を表すと民衆が騒ぎ出す。
問い掛けは鑑鎮がするのか…
「三吉に問う、お前は人間か?鬼か?」
「人間だで!!こんな姿だども…」
「その姿になったのはいつだ?」
「二半年くらい前だて。」
「何があってそんな姿に?鬼となるのは罪人と云われているが?」
「わいはそんな悪い事はしてないだて!!」
「ならば何故、鬼の姿に?」
「わいが女の人を押し倒したと言われただ。わいはそんな事した憶えはないだて!!」
「ならば何故鬼になっている?」
「そこに磔になってる人達の研究で鬼になっただ…」
「人間を鬼にすろのか?」
「その方法があるらしいだで。」
「その方法があったとして何故鬼を作る?」
「戦に利用するつもりだったみたいだて。」
「鬼は人を喰らうと聞くが?」
「ソレは知らんだて、わいは洞窟に生えてたキノコをずっと喰ってただ。」
「鬼が戦に利用出来るのか?」
「それが可能なヤツも居ただて。」
「どぉやって可能にした?」
「知らないだて…でも人間の言う事を聞くヤツを作るってそこの人達が話してただ。」
「なるほど、ソレが前の戦に出て来た鬼共だな?」
「たぶんそぉだて。四本角が何だとか話してたのを聞いただ。」
「どおやって鬼をてなづけていた?」
「酒と女と喰い物だて。」
「酒と喰い物は良いとして女とな?」
「んだ。罪人だとか言ってただ。」
「証拠をこれに!!」
そこに一人の女が運ばれて来た。女は虚で意識がはっきりしてない様だ。
民衆はそれを見て言葉を失う。
「ソレはこんな感じの女か?」
「んだ!!そんな感じの女の人が何人も居ただ。」
「この女を調べた結果、ある種の薬物で自我を崩壊させられている事が解った、それについては知らぬか?」
「ソレは知らないだて、だどももうすぐ大量に運ばれてくるとか言ってただ。」
「それはコトからでは無いか?少し前にコトで女が行方不明になる事件が多発し、とある犯罪組織で阿片中毒の多数の女が救出された事件があった。それと関係しているのか?」
「わいは知らんだて…」
「ならば、磔になっている者に聞く、どぉなんだ?真実を話せば、そこから解き放ちになるやも知れぬぞ?」
研究者達は互いに顔を見合わせ、それから自分達の悪業をまるで誇るかの様に話し出した。
とてもでは無いが素晴らしい研究とは言えず、身の毛のよだつ内容だった。
観衆達からは罵詈雑言が聞こえて来た。
「私は解き放ちを宣言したが、民主に判断を委ねよう!!解き放ちに賛成の者は鬨の声を上げよ!!」
鑑鎮は集まっている人々に問い掛けた。
ざわつきはするモノの大声は上がらない。
「この者達は処刑すべきと思う者は鬨の声を上げよ!!」
「おおおおぉ〜!!」
一部から声が上がった…ソレが全体に広がるのに大して時間はかからなかった。
「残念だなぁ…お前等はやっぱ生かしておけないらしいな、お前等はやり過ぎたんだ。」
オレは鬨の声に紛れて最後通告をした。
「五月蝿いぞ愚民共がぁ!!全員打ち首だぁ!!」
国王は何時迄も喚いている…一番の悪人だろぉに…潔くないなぁ。
幕軍の兵士さん達が槍を構える。
刑場には阿鼻叫喚の喚きが上がった。
命乞い、懺悔、怒り、焦り、凡そ死を間近に感じた人の当たり前の反応…みんなも平気ぢゃ無いだろぉなぁ…
鑑鎮が手を挙げ…振り下ろす。
槍が各人の腹に刺さる!!上がる悲鳴。
ソレに伴い磔の周りから火の手が上がる。
兵士さん達は火の外に出る。刺した上に火炙りかよ…えげつな!?
身動き出来ずに磔が崩壊して火の海に落ちる研究者達。
また焼肉はお預けだな…
腹を刺され上手く動けないのか逃げようとても中々上手く行ってない。
そのまま動けなくなり生きたまま焼け死ぬ…
夢でうなされそぉな光景だな…
今回の戦においての最初の事後処理が終わった。
後味の悪い事だな…
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お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。




