第六百話 信じて貰えなかった記憶
書き上げる寸前で、何故か消えた…
書き直し面倒いよ…
どぉすりゃ信じて貰えるかなぁ…
「アレ、全部連れてくのか?」
「はい。いけませんか?」
「まず、城までどのくらいだ?」
「そぉですね…捕虜達は歩きになると思いますから…そぉですね、十日くらいでしょぉか?」
捕虜搬送準備をしていたグロー・キマに質問したら、そんな答えが返って来た。
「永いわ!!そんな永い間、あんな連中と一緒に居られるか!!」
思いっ切りツッコんでしまった。
「では、どぉしたら良いと思いますか?」
「まず、誰かが先に帰って、応援を呼ぶのが良いんぢゃね?」
一つの提案をしてみた。
「なるほど…時間短縮になりますね…馬を走らせて丸一日ですから…恐らく、半分の日数で運び終えるかと思います!!」
グロー・キマは目を輝かせて、喜んでいた。
「応援を頼むなら、飛行車で行けばすぐに城まで行けるハズだぞ。」
「えっ?ひこうしゃ?何ですかソレは?」
おっと、飛行車の説明とかして無かったな…
「飛行車は、オレ達が乗って来た乗り物で、空を飛べるんだ。ソレなら、オレの国まで一日も有れば行けるんだ。この大陸内で、一番遠い所でもすぐだろぉな…」
「…そんな乗り物、有るワケ無いでしょぉ…空を飛ぶとか…担がれませんわよ。」
はい、信じて貰えませんでした!!
「オレが、そんな嘘を言う男に見えるのか?」
「…いえ…しかし、空を飛ぶとか…鳥ぢゃ有るまいし…」
「鳥みたいには飛ば無いぞ。ま、乗ってみれば解るだろ。コッチに置いてある。」
オレは、グロー・キマを飛行車の所に連れ出した。
飛行車の周りには、ラナーから連れて来た内の数人が見張りをしていた。
「あれ?もしかして、守ってくれてた?」
オレの声に、手近に居た一人が応えてくれた。
「はい。この飛行車は、我々の生命線ですから、大岡様の指示で交代しながら見張ってます。」
ちゃんと、見えない所で、しっかりとした指示を出す…金四郎も偉いけど、ソレに従って、しっかり仕事をしているこの人達も偉いね。
「そっか…自主的に見張りかぁ…コレはオレの指示ぢゃ無いからな。オレは、ココまで頭が回らなかったよ…」
「そんな!?殿からの言い付けでは無かったのですが?」
「んな事ぁ無いぞ。オレみたいな若造が、そこまで考えられると思うなよ?」
「若造って…立派な青年では有りませぬか!!」
と、持ち上げてくれるけど、
「あまり、買い被らないでくれ。日々叱られてばかりなんだからさ。」
「そんな…ラナーをほんの数年で立て直した張本人が、そんな弱気ではいけませんよ。もっと自信を持って下さい!!」
「あぁ…そぉだな。おっと、そんな話をしてる場合ぢゃ無かったな。ちょっと飛んで来るけど、良いよな?」
「はい!!」
と、男は返事をしてくれて、オレの飛行車に案内してくれて、
「では、お気を付けて!!」
と、送り出してくれた。
「ぢゃぁ、乗ってみてくれ。」
グロー・キマに、飛行車に乗る様に促した。
「はぁ…」
グロー・キマの気の抜けた返事を聞き、オレも飛行車に乗り込む。
「乗ったら、コレをこぉしてくれ。安全なタメな。」
オレはシートベルトを着けて見せた。
「はい…」
と、グロー・キマもシートベルトを着けてくれた…図らずもパイスラッシュな感じになり、豊満なおっぱいが主張していたりする。良い物を見させてくれて、ありがとぉございます!!
思わず拝みそぉになったよ。
それから、キーを刺し、捻り、起動させる。
「ぢゃぁ、ゆっくり上昇するから、怖かったら言ってくれ。」
「…はい…」
ココまで来ても半信半疑な感じだ…でも…ほんの数ミリ浮かせた所で、
「きゃっ!!」
グロー・キマから可愛らしい悲鳴が…
「ん?どぉかしたのか?」
数ミリ浮いた所でホバリングしながら聞いてみた。
「えっ?あ…いえ、何か有りましたか?」
可愛い悲鳴は、グローキマの中では無かった事になっているみたいだ。
「そぉ?まぁ良いけど…ぢゃぁ、大空にごあんなぁ〜い!!」
調子に乗って、普段とかけ離れた態度で、飛行車を上空に舞い上がらせる。
「ひゃん!?」
また可愛い悲鳴を上げて縮こまった。
「大丈夫?」
「…は…はい…なんとか…」
グロー・キマは股をもじもじさせながら答えた。
「そぉ?なら、外を見てみ?」
グロー・キマはオレの言葉に素直に従い、恐る恐る顔を上げる。
「えっ!?えっ!?え〜〜〜!!!???」
グロー・キマは混乱したのか、口をぱくぱくさせ、指を挿し、何かを訴えかけて来ている感じがする。
ま、初めての飛行だもんな…仕方無いか。
それからしばらく空を満喫したのか、大はしゃぎしてくれた。
オレよりそこそこ歳上なんだろぉけど、その表情は、少女そのものだった。
それからしばらく、空を散歩して地上に降り立った。
「理解して貰えたかな?」
「…はい!!こんな素敵な体験初めてでした!!ありがとぉございます!!」
何故かオレの手を握り締め、うるうるした瞳でお礼を言われた。
「まぁ、コレを使って一足先に城に行って、応援を要請して、捕虜を運んで貰うのが良いと思うぞ。」
「はい!!そぉさせて貰います!!因みに、この飛行車は誰でも動かせるのですか?」
「…ソレは無理だな。法力をかなり使うから、鍛えてるヤツでも、法力石の補助無くしては不可能だ。すまんな。」
「ほうりき?ほうりきせき?ソレは何でしょぉか?」
法力や法力石の説明は面倒なので、
「…とにかく、限られた人間にしか操縦出来ないって事だよ。」
「…そ、そぉですか…」
釈然としない返事をして来たが、なんとか納得してくれたみたいで良かったよ。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




