第五百九十八話 添い寝の記憶
捕虜の扱いは難しいのでしょぉね…
お招きされたなぁ…
あれから、道雪は何とか逃げ出せたみたいだ。
「殿…流石にアレはヒドいですよ…」
道雪にジト目で睨まれた。ウソを、言うな!!
「何がヒドいんだよ?綺麗所に囲まれてウハウハだったぢゃ無いか?何人かお持ち帰りしても波津殿には黙っててやるのに…」
「お持ち帰りって…私は波津専用ですぞ!!そぉ言う殿だって!!」
「オレ!?オレがどぉしたんだ?オレなんか怖がられてるだけだぞ?」
「いえいえ、タイオーの国王陛下に気に入られていたでは有りませんか!!」
タイオーの国王だと?…あ…
「バカかお前は!?オレにその趣味は無いぞ!!」
「おや?希望が在れば女の子にしてあげるのでは?」
「ん?あぁ…本人が望めばな…」
「あの方の、殿に対するお気持ち、気付かれてますかな?」
「ん?ターナニアの気持ち?」
「はい。殿に恋心を抱いていましたぞ?女の子にしてから、また子供をこさえますかな?」
「んな事あるワケねぇだろ?例え女の子になってもだなぁ…」
うん、ターナニアを抱くとか有り得ない!!
「おやおや?歳端も行かない子供を泣かせるのですか?」
アレ?おかしくね?コレって…
「どっちに転んでもオレが悪者にならないか!?」
「…そぉですな。やはり、殿はどぉあっても、悪者でしか無いのですな。」
「無理矢理にでも悪者にしよぉとして無いか?」
「あんな所に置き去りにされたのです。致し方有りますまい…」
あっ、開き直りやがった!!くそ!!何とか逆転しないと!!
「仕方無い…波津殿に連絡しておくか…」
「んな!?何をどぉ連絡するのですか!?」
「綺麗所に囲まれてウハウハしてたってな!!」
「ふん!!殿が猛獣に餌付けした様なモノでは有りませぬか!!」
うん…この遣り取りは不毛だろぉな…
と、道雪と不毛な言い合いをしていたら、
「失礼します。グロー将軍、一度城にお戻りになって下さい。捕虜の引き渡し等御座いますので。」
と、伝令?が来た。
「む?そぉか?解った。そぉだ!!マツオカ様、ご一緒頂けまいか?捕虜捕縛の功は貴方方にある。幾許かの礼もしたい。どぉか御同行願いたい。」
と、グロー・キマは伝令?に返事をして、オレ達に向き直り、そんな事を言って来た。
成る程…確かに、ブーセンのお偉いさんに会っておくのも必要かもな…
「解った。成り行きとは云え、共闘したんだ。顔を出すのも仕方無いかもな…」
「そぉか!!それは済まない!!」
グロー・キマははち切れんばかりの笑顔を作る。歳上のクセに可愛いぢゃねぇか…
「ホント、罪作りな男ですな…」
道雪がポツリと呟いた。何の事だ?
「あの…ソレと、保護した女性達も、国で保護した方が良いと思いますが、どぉしましょぉか?」
伝令?の人はグロー・キマにそんな事を言った。
「ん?あぁ、そぉだな…ソレも必要になるな…第二部隊を護衛を着けて、城に戻るか…話はそれだけか?」
「はい。目下の所、以上です。」
「解った。退がって良いぞ。出発は明日の朝だと護衛達に伝えてくれ。」
「はっ!!」
と、伝令の人は、グロー・キマの答えを聞き、準備に走って行った。
「す…済みませぬ。上層部に何の話もしてない状態でのお招きになってしまい…」
グロー・キマはオレ達に向き直り、もじもじとしながら、謝罪をして来た。
「いや、大丈夫だ。逆に、正面からコチラが出向いても門前払いだっただろぉから、丁度良かったのかもな。」
自国の、自分の城でも門前払いされたオレの経験談だ。
オレは道雪の方を見る。
「道雪なら普通に招き入れられるんだろぉなぁ…」
オレは思っている事を、呟いていた。
「はぁ?何を仰っておられるので?」
「ん?あぁ…気にするな。独り言だ。深い意味は無いよ。」
見た目だけで止められるオレと、超イケメンな道雪…この差は埋められないよな…
やっぱり、見た目って大事なんだなぁ…
「…と、とにかく!!明日の朝までに準備だけしておいてくれ!!色々紹介しなくてはならないから…」
最後の方は良く聞こえなかったが、そぉだな…こんな浪人風な服では失礼かな?それより…
「金四郎、留守は任せるぞ。」
「はっ!!」
「帝国の、動きも気になるが、向こうも動くのに数日はかかるだろぉ…しばらくはゆっくりするのも仕事の内と寛いでくれ。」
「…はぁ…」
なんとも歯切れの悪い返事だな…
ソレから、その日は何事も無く過ぎ、夕食を摂り、用意された天幕で、寝る事にした。
道雪が夜這いをかけられたのは言うまでも無い…
自分は総大名では無い、愛する妻と子供も居ると女性達にもしっかり、懇切丁寧に伝えているらしいが、そんなのどぉでも良いと言われたそぉな…
モテる男って、そぉなんだろなぁ…
別に羨ましくは無いけど…
そぉして一晩明けて…
「…ん…朝か…ん!?」
オレは目醒めて、隣に変な膨らみが有る事に気付き、布団をめくる…
女の子だ!!十一歳くらいの!?イヤイヤ!!連れ込んで無いし、ココまで歳下に手を出すワケ無いぞ!!
「…えと…キミはなんで、こんな所に居るのかな?」
思い出した…帝国の天幕で、オレが助けたにも関わらず、オレを怖がってた娘だ。
「あ…お…おはよぉごじいます…その…助けてもらったお礼を言おぉと思ってたんですが…その…眠気には逆らえず…」
「オレの布団で寝てしまった…そぉ言う事か…?」
女の子はコクリと頷いた。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




