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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百九十七話 引かれた記憶

道雪はモテモテみたいですね。

必殺技を炸裂させたなぁ…



「…女性人気が激しいから置いて来た。なんか、アイツがラナーの国主って思われてるっぽいから…」

「えっ?髙橋様がですか?」

「あぁ、オレも否定しなかったから、余計に勘違いさせたかも…」

「それは…少し残酷なのでは?」

「ふん!!知らん!!カッコ良いのが悪い!!」


ま、ホントに見た目だけなら、貫禄もあるし、オレよりお似合いなんだよな…


「それはかなり…それより、捕虜だと云って万に届くかも知れない人数を捕らえたとか…?」

「ん?あぁ、あのまま放っておいたら、犯罪集団になるかもと思ってな。」

「確かに、コトとラナーの戦後に何組か確認されていましたから、その懸念は有りますね…」

「だろ?ホントは後腐れ無く殲滅が一番だったんだが、二人ぢゃ無理だろ?」

「確かに…しかし、そぉなるとどぉ扱うか…」

「そんなのブーセンに、押し付けときゃ良いんだよ。オレの知ったこっちゃ無い。」

「…それは些か…その…」


うん、金四郎の言いたい事は解らんでも無い。しかしだ!!実際問題、あの人数をどぉするか、考えるだけでも頭が痛いんだよ!!


「なら、ブーセンが蹂躙されてたら良かったのか?」

「うぐっ…それはまた…」


金四郎も言葉に詰まるけど、実際そんな話になるんだよなぁ…


「オレ達は九尾の狐様とは違うんだ…どこかで線引きしなきゃならん。ならどこで引くか…オレ達にとって大事なモノはなんだ?今回の遠征の目的は?ソコを考えるんだ。最悪ドコまで許容出来るか。ソコが一番大事なんだよ。」

「…解りました…」


金四郎は苦虫を噛み潰した様な表情かおをする。

ま、仕方無い事なんだよな…今回に限らず、戦争目的さえ果たせれば、ソレは勝ちなんだ。最終的に、クリラーノを落とされても、コト連合が無事ならソレで良い。それ以外は考えない様にするんだ。

そんな話をしている中で、グロー・キマが天幕に入って来た。


「おっ?大量の捕虜捕縛に輸送、お疲れさん。」


オレは、グロー・キマに、労いの言葉をかけてやる。


「はい。ありがとぉ御座います…しかし…あの人数は流石に…」

「だったら間引きすれば?」

「いえ…それも人道的にどぉかと…」

「ぢゃぁ、野に放って盗賊として打ち倒す?どぉせ、アイツ等の未来は死しか無いんだからさ。」


オレは他人事の様に言ってあげる。


「それは…そぉなのですが…」

「ソレとも、ブーセンの兵にするかい?勝った暁には騎士として取り立てるって空手形でも出してさ。 」

「空手形?ですか?」

「うん、あんまり協力的ぢゃ無かったからって理由をこじ付けて、戦後で混乱してる帝国に送り返すの。後腐れ無いでしょ?」


オレ達には…ラナーにはどぉでも良い問題だし、クリラーノにも、そんなに被害は無いだろぉ…ただ、国境が、接しているブーセンには死活問題かもね。

金四郎!!ドン引きしてんなよ!!


「…確かに、それも一つの手かも知れませんね…」


って、グロー・キマも本気で悩み出したし…


「ま、それは国の上層部が決める事だよな?グロー将軍が悩む事ぢゃ無いって。」

「はい、そぉですね。上層部に判断させます!!」


最後のオレの一言で、グロー・キマも吹っ切れた様で何よりだ。

オレの秘技、丸投げを真似て、上層部に丸投げを決定しやがった。

だから、金四郎はドン引きすな!!

その時、外に一人の気配がした。


「少々よろしいですかな?」


この声はシトルガーナだな?


「あ、はい!!どぉぞ。」


グロー・キマが入室の許可を出した。


「失礼します。」


入って来たのはやはり、シトルガーナだった。


「よぉ、お疲れさん。どぉだ?オレの連れて来たみんなの働きは?」


オレがシトルガーナに声をかけると、


「あっ!!殿!!コチラにおいででしたか!!」


ん?なんだ?オレを探していたとかぢゃ無いよな?


「シトルガーナ・チャント殿?何かありましたか?」


今度はグロー・キマが問いかけた。


「えっ?あ、はい。あの捕虜ですか?その…捕虜を巡って、クリラーノとブーセンで揉めてまして…」

「揉めてる?」

「はい。斬首すべきとブーセンの兵が騒ぎ、クリラーノ側はラナーの軍が捕縛したので、ラナー側の…殿の判断を仰ぐべきと意見が対立いたしまして…どぉすべきかと…」


なんともバカバカしい内容だな…


「外には道雪が居ると思うが?」

「あ、髙橋様ですか?その…申し上げ難いのですが…髙橋様は…その解放した女性達に囲まれてまして…身動きが取れない様な状況でして…」

「あ…ラナーの総大名と勘違いさせたままだったよ…」


オレは道雪の状況を思い出した。


「「んな!?何故そんな事に!?」」


金四郎とシトルガーナの声が見事に重なった。


「いや…ほら、道雪のがカッコ良くて、貫禄もあるだろ?それで、女性達が勘違いしててさ…ソコで真剣に「オレが総大名だ!!」なんて言ってもカッコ付かないからさ…」

「「はぁ〜…」」


あれ?なんで金四郎とシトルガーナが同時に溜息を吐くんだ?幸せに逃げられるぞ?


「…皆さん、ご苦労されているのですね…」


って、グロー・キマもしみじみと呆れて何なんだ!?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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