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第五十八話 陣形の記憶

総大将って普通なら背後から指示するよね?

二万に二百て…無茶だろ…



朝、オレの目醒めは…めっちゃサイコーだった!!

当たり前に享受していたモノが幸せとか…サイコーですよね?

起きたら両脇に適度に鍛え、適度にぷにょぷにょして良い香りがする美少女布団に挟まれて目醒める…コレをサイコーと言わずして何をサイコーと云うのだ!?

そして一番は!!オレのあきつら落ち着け!!である。


何とか落ち着いてくれた…思春期男子にこの布団は刺激まっくすだよな!!

でも、おはようのちうはした。

朝食も強制的にあ〜ん合戦に巻き込まれる…コレから戦場に行くんだよな!?なにこの和やかムードは?


朝食後、オレは強制的に着替えさせられた。

いつもの浪人風衣装から、全身具足に陣羽織…どこの武将だよ!?


「文句は総大将を引き受けた自分に言うやよ!!」

「はい。」


やっぱりこの美少女には敵わないな…

隣を見ると、道雪も又似た様なもんだった…ただ一つ違うのは…何その夫婦感!?


さて、気を取り直して、出立の陣太鼓が鳴らされた、まぁ、オレの指示だけどね…

余りゆっくりでは無い速さで行軍、ココには千の幕軍が残る。


オレ達は昼には接敵のつもりだから早昼で行く予定だ。

あ〜…何か緊張して来たよ?なんでだろ?今まで戦場は経験してるし、この前は万の軍を壊滅させてるゆだよ?

こんなに味方が居てなんで緊張するんだろ?

ふと、空を見上げると…アレ?昼前だよな?


「道雪!!昼餉の合図を!!」

「はっ!!」


その後、止まれの合図と昼餉の合図が出された。


「なんやあきつら?緊張しとるのかや?」

「多分ね…面目ない…」

「仕方ないやよ、あきつらは、この人数の命を預かっての戦は初めてなんだから。」

「あ…そぉだったんだ!!緊張の理由が解らなかったよ…」

「そんなんで総大将が務まるのかや?」

「ま、何とかなると思ってる。」

「何とかするんやよ。」


言ってほっぺにちうされた。


「何とか出来る気がして来たよ。」


オレもほっぺにちうした。


「紅葉様だけズルい…」


後ろから身の毛もよだつ気配が…見なくても解る、椿だ。


「そだ!!椿にお願いがあるんだ!!」

「私に!?」

「何とかなるおまじないが欲しいんだ!!」


そのまま片付けをした。


「コレで勇気百倍だ!!」

「旦那様は卑怯…

「これぢゃ怒らないよ…」


頬を染め俯く椿…かわいいな…これなんて生き物?


隣から不穏な空気を感じるが、今は無視したい。

昼食もあ〜ん攻撃の応酬が繰り広げられた。

隣は我関せずと仲睦まじい…つか道雪だ。いつの間にか腹黒女官さんと…何かあっちはあっちでうやまやしい…アレ思考で噛んでる!?

昼飯も終わり、少し行ったところで丁度良さげな原っぱに出た。


「よし!!此処で迎え討つぞ!!」

「はっ!!」


道雪が返事をし、止まれの合図が出た。


「九尾の狐様の一族は前へ!!」


オレを先頭に総勢二百名が陣形を組む。

丁度その頃、ラナーの軍の先頭何見えて来た。


「敵さんのお出ましだな!!」

「予想通りの展開ですな。さて殿、訓示を一つお願いします。」

「しなきゃダメ?」

「ダメです。」

「ふぅ…逃げ道無しか…」


オレは深呼吸して、大きく息を吸い込む。


「いいか!!九尾の狐様の加護は我等に有り!!九尾の狐様の尾を踏みし悪漢共に我等の怒りを思い知らせろ!!」

「「「「おおぉ〜〜〜〜〜!!」」」」


ビビる程の大きな閧の声が上がる。


「こんなんで良かったのか!?」

「完璧ですな、皆の士気が上がっておりますからな。」

「そんなもんか?」

「そんなもんですよ。」

「はいはい、お喋りはそこまでやよ。」


神官服っぽい格好の紅葉のツッコミが入った。


その頃、敵さんも陣形を組んだ。


コチラはオレを先頭に偃月えんげつの陣で総勢二百。

ラナーは国王を、一番後ろに、蜂矢ほうやの陣、その後ろに魚鱗ぎょりんの陣が横に二つ、更にその後ろが鶴翼かくよくの陣となっている。


人数差により陣形では負けているが…

士気はコチラが高い!!


「わっちがコトの主上にして九尾の狐様の一族の族長!!松岡紅葉やよ!!わっち等の此度の怒り!!まずはわっちの一撃を喰らうと良いやよ!!」


んな!?隣でメガホンみたいな式具を持ち叫んでいる美少女が居た。

叫んだすぐ後に陽炎が見える程に練り上げられた法力が更に大きくなり…メガホンをオレに渡して…


「喰らうが良いやよ!!」


周りに冷気を放ちながら氷の矢が無数に顕現し敵陣の先頭部から両脇の翼部分に降り注ぐ!!

ドガガガがガガガかっ!!

この一撃でラナー軍はほぼ半壊した…


「次はあきつらやよ!!」

「コレはどぉすりゃ使えるんだ?」

「ん?此処を押すと自動で法力を吸って声を大きくするやよ。」

「おぉ、便利だな!!ソレはそぉと…松岡紅葉って?」

「わっちの旦那は松岡鑑連やよ?旦那の性を名乗るのが当たり前やよ。」


何その元気百倍なフレーズ!?

やる気出て来たわ…


「我は、コトの総大将!!松岡鑑連なり!!コトの怒り思い知れ!!」


言ってメガホンを紅葉に渡し、法力を練りながら歩き始める…

限界まで高めて、千鳥に宿す!!

[紫電]にて千鳥を振り抜くと…雷が一面に広がる!!

ずががががががぁ〜ん!!

光った後、黒煙を上げる。


「此処からが本番だ!!オレに続けぇ〜!!」


オレが走り出すとすぐに道雪と久清が続き、更に剣士隊が続いた。おっ!?懐かしの痴れ者君も居るぞ!!


オレが突っ込んだ先…人は烏合の衆になっていたが…なんだ!?鬼が居るだと!?

全部で十くらいかな?

多分国王を守っているのかな?

まぁ良い!!殲滅だ!!

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

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