第五百八十七話 今後の方針の記憶
どんな言葉が出てくるんでしょぉか?
開戦かぁ…
「なぁ、殿様は子供も行けるのか!?」
うおい!!なんつう事を言ってんだ!?相手は十歳前後だぞ!?
「いや…ソレは…無いな…」
「なんだよ?あまりにも優しくしてるから、そっちに目覚めたと思ったのによ…」
「目覚めないから…」
「そっかぁ…ま、目覚めてても男だもんな。」
「男?」
「えっ?気付いてねぇのか?ソレ男だぞ。」
ラビッシュはターナニアをフォークで指し、そぉ言った…
えっ!?どっからどぉ見ても美少女なターナニアが男の子!?
「ちょっ!!なんで解ったの!?」
「あ?なんでって…一目瞭然だろ?」
慌てるターナニアと当然だと言いた気なラビッシュの温度差が凄い…
「えと…なんで女の子な格好をしてるんだ?」
「だって…可愛くないですか?」
「いや…可愛いのは可愛いけど…」
「だからです!!」
キッパリ言い切られた…
多分本人は可愛く見られたいのかな?
「信じて貰えないかも知れませんが、僕は身体は男でも、心は女の子なんです!!」
「「えぇー!?」」
道雪とラビッシュは驚きを隠さないけど、
「なるほど…女装が好きってワケぢゃ無いんだな?」
「はい…だって、僕は女…ですから…」
「そっかぁ…」
オレは一応聞き取りをしてみた。彼?彼女?が性同一性障害の可能性を考えたからで有り、完全にそぉならば、なんとか出来る可能性があるからだ。
まぁ、その時は一生消えない火傷の痕を身体に残す事になるんだけど…刺青でも効果は変わらないと思うけど、どっちにしろあまり喜べる方法ぢゃ無いのは確かだ。
「…ま、ココで焦って結論を出さなくても良いか…もしか良かったら戦が終わった後、一度コトに案内しよぉ…結論はその時にな。」
「本当ですか!?」
「あぁ、男に二言は無い。」
オレが言い切った所で、ターナニアは、目を輝かせ、羨望の眼差しをオレに向けて来た。
鬼を作れるんだから、性転換も出来るだろ…
「殿…大事無いですか?」
「おいおい…本気かよ…」
道雪とラビッシュの心配は致し方ない事だけど、あの顔立ちはどぉ見ても女の子だもんなぁ…
そんな、食事会を終え、明日に備えてオレ達も床に就いた。
そして翌日、見学させて貰った出陣式では、数万人もの大軍勢がソコにはあった。
かなり壮観だった。
お偉いさんの訓示が終わり、その大軍勢はそのまま戦地に向けて行軍を始めた。
オレが連れて来ていた兵達も、沿道でタイオーの軍を激励していた。多分金四郎の発案だな…
タイオーの軍が見えなくなって、オレ達も出陣するべく、準備に入った。街で金四郎達と落ち合い、街の外、飛行車を置いてある場所に集まった。
「さて、オレ達も出るか。」
オレが言うと、金四郎から、
「殿、何か一言有りませぬか?」
って…促された。
他のみんなも、オレの言葉を待っている。仕方無いなぁ…
「良いか!!オレ達の仕事は、友軍が敗走し始めてからだ!!新開発した兵器の使い方は、前に教えた通りだ。但し、法力が弱いとちゃんと発動しないから、疲れたらほかの者と交代しろ!!決してムリはするなよ!!最後に、死んだヤツは百万回オレが殺してやる!!生き残れ!!」
「「「「「うおおぉ〜〜〜〜〜!!!!!」」」」」
けたたましい鬨の声が上がり、
「乗車!!」
と、道雪が声をかけると、一糸乱れぬ動きで全員が飛行車に乗り込む。いつの間にこんなアホみたいな練度になったんだ!?道雪を見るとうんうん頷いている。
「さて、オレ達も乗り込むか。」
「「「はっ!!」」」
道雪と金四郎とラビッシュが返事をし、同時に飛行車に乗り込む。
乗り込んだら早速離陸し、そのまま交戦予定地を目指す。この前襲われていた村の向こう側だ。
二陣、三陣と来てなきゃ良いんだけど…って、ソレは杞憂に終わった。一早く交戦予定地に来たんだけど、敵も来る気配が無い…まぉ、交戦は明日らしいから、大丈夫なのかな?
と、飛行車を降りて思ってたら、
「殿、ご報告が。」
と、後ろから声をかけられた。
「なんだ?」
「敵性国の軍は、ココにだけ来るワケでは無く、各国境の村々を襲っている様です!!既にその国々ではその対応に大慌てで、各地、混沌とした戦況です!!」
なんだと!?ココで戦闘だと言っておきながら、他所でもやり始めるのか!?どんだけ金と人員をかけて戦するつもりだよ!?
くそっ!!後手後手だな…取り敢えず…
「クリラーノの軍はどぉしてる!?」
「ココより北、クリラーノ隣国の要請に因りそちらに援軍を出し、軍を半分に分けた様です。」
「そぉか…」
どぉする?コッチも兵を分けるか?いや、万全だったならそれも良いが、今の人数を分けるのは愚策だな…
「殿、如何なさいますか?」
隠密が聞いて来た。くそっ!!考えが纏まって無いぞ!!
「そぉだな…どぉしよ?」
「えっ?」
「えっ?」
少し沈黙が流れた。
「いや、オレ…まだ二十一だし…みんなの命預かるとか、重いんだよな…そこで重要な判断しろって…ちょっと酷ぢゃね?」
「確かにそぉですが、殿がそんな弱気でどぉしますか。」
叱られちゃったよ…ま、そぉだな…オレ達は基本的にクリラーノの救援なんだ。
「クリラーノの救援に向かう。オレ達の目的はクリラーノの助勢だったよな。」
「はっ!!ではその様に…」
と、隠密が気配を消してオレは全員に方針を伝え、
「久盛、お前は繋ぎにココに残ってくれ。ラビッシュ!!お前は久盛の警護をしろ!!久盛に手を出したら即死刑だからな!!」
「はっ!!」
「へいへい…」
久盛の気合いの入った返事と、ラビッシュの気の抜けた返事が返って来た。
何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。
質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。
お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




