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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百八十六話 ココまで!!の記憶

ラビッシュ連れて行ってとぉするんでしょ?

楽しんだんなら良かったなぁ…



タイオーに着いたのは夕方だった。

街に入り、人に少し聞くと、ラナーの兵達の居場所はすぐに解った…色町に入り浸りとか、勘弁してくれ…

オレの一ヶ月分のお小遣い…ラナーから三千万金、コト、九尾の村、水晶教団からも貰ってる分も持ってたから、…考えたく無い額だよな?


「殿…一体どのくらい渡しておいでで?」


ポツリと道雪に聞かれた。


「えと…オレの一ヶ月分のラナー、コト、九尾の村、水晶教団の分…」


ちゃんと答えてやったぞ!!


「…して、それは如何程で?」


重ねて聞かれた…


「全部で一億金近いかな?」


額で答えてやると、道雪は頭を押さえた。


「殿はアホの子ですか…そんな額をポンと出すとか…ダメですよ。そんな額を持ち歩いていては…」

「いや…アホの子て…ってか、オレ個人ではほとんど使わないし、お前や三吉やアイラのお給金とか必要経費も出してるし…ソレでも余りまくるんだよ!!どっかで散財しとかないと…」

「…はぁ…まぁ、今回は目を瞑りますが…これは主上陛下と相談せねばなりませんな…」

「うっ…すまん…」


渡し過ぎてたと言われて、素直に謝ったよ…


「うわぁ…メスの臭いしかしねぇなぁ…気分悪くなるぞ…」


オレと道雪の空気を読まないラビッシュがそんな事を言い出した。うん、ここは空気読まないでくれた方が助かるよ。


「ま、色町だからな…」


オレが教えてやると、


「オレは入りたく無い…ここで待ってる…」

「解った。この街の人に迷惑をかけるなよ?」

「…はいはい、ほら、殿様はさっさと用事を済ませて来な。」


ぶっきら棒にラビッシュ(陸牙)に言われて、道雪と二人で、色町に入って行く。しばらく探したら、全員直ぐに確保出来た。

ソレまでの間、十件くらいの客引きに出会ったのは言うまでも無く、オレの見た目はこっちでも最悪な様で、オレには誰も声をかけないで、道雪ばかりモテモテだったのは言うまでも無い。


「いやぁ!!流石髙橋様!!引く手数多でしたねぇ!!」


と、紅のキスマークを拭き拭きする道雪に嫌味を言ったんだけど、


「それは、私の方が歳上ですから、お金を持っていると思われたのでしょぉね…」


あっ、かなり冷静だ…くそっ!!


「ちぇっ、冷静に反応しやがって…仕方無い…波津殿に、色町を歩いて色んな女にちうされてデレデレしてたって報告するさ。」

「ちょっ!?それは無いですよ!!デレデレはしてませんから!!」

「ぢゃぁ、ちうされまくったとだけ…」

「そ…ソレも止めて下さい…流石に怒られたくは無いですから…」


道雪は腹黒女官さんに怒られた事は無いだろぉけど、椿が説教された時の状態を見てるから、ソレがどんなモノか想像は付くみたいだ。


「仕方無いなぁ…黙っててやるよ…」

「ありがとぉございます…」


と、他愛の無い会話をして待っていると、金四郎が出て来た。


「よっ。充分楽しんだか?」


軽く声をかけた。


「はい。若い連中は充分楽しんだ様です。」


ん?若い連中は?


「大岡殿は、楽しまれなかったので?」

「はっはっは、私まで楽しんでいたら、締まりませんから。」

「そぉですか…多少は楽しまれれば良かったですのに…」

「えぇ、夜、寝る時には…って、何を言わせるんですか!!」


って、この二人、仲良かったんだなぁ…

ま、悪いよりは良いか。


「ま、楽しんだなら良いさ。でも、ソロソロお開きにして、どっかの旅籠に泊まって、明日に備えた方が良いぞ。本格的に帝国が攻めて来るだろぉからな。」


二人が会話してるのを聞き、オレは、憎まれ役に回る事にした。いつもは道雪がしてくれてる事だけど、今回はオレが引き締めてやる。


「はっ!!では、皆にその様に伝えて参ります。」


と、金四郎は店を回り、全員を集めて来た。


「よし、どっかで宿を取って明日に備えてゆっくりしてくれよ。間違っても夜遊びして、明日動けなかったら連帯責任にするからな。」


オレの言葉に、兵員達は一気に顔が引き締まった。この様子なら、夜遊びはしないだろ。


「では、行くぞ。」


金四郎の号令で、全員で色町を後にした。


「おっ、殿様、戻ったか?」


色町の入り口で、ラビッシュが声をかけて来た。


「あぁ、待たせたな。金四郎、ソレとみんなに紹介しとくぞ。コイツはラビッシュ。オレの小間使いだ。個人戦力としてみると…お前達全員より強いからそのつもりでな。」


と、全員に紹介してやる。


「我々全員より強いのですか?」

「あぁ、オレも戦ったけど、最初は、オレが逃げるだけだったぞ。椿の法術を頼ってな。」


オレの強さは全員が知っているから、それだけで、ラビッシュの強さは充分伝わったぢろぉ…

ソレからオレと道雪とラビッシュは城に向かった。

ココまで来て、城に顔を出さないワケにはいかないからな…

城に行くと、すでに顔パス状態で、コレから夕飯らしく、食堂に案内され、ターナニアと食卓を囲む運びになった。


「マツオカ様、昨夜は街で遊んでいたのですか?」


と質問された。


「あ〜…ちょっと用事があって、家に帰って来たんだ。」

「えっ?あれ?ラナーって、ココから東の大陸のそのまた東の大陸に有るんですよね?」

「ん?あぁ、船だと十日くらいはかかるかな?」

「ソレをたったの一日ですか!?」

「あぁ、オレが開発した飛行車って乗り物ならね。」

「うわぁ…ソレって、誰でも乗れるんですか?」


ターナニアのその質問は…


「誰でもってワケにはいかないよ。もし、ターナニアが操縦してみたいと思っても不可能だな…法力がほとんど感じられん…」


オレの言葉に、ターナニアは暗い表情になる。

その時、ラビッシュからバカみたいな言葉が飛び出した。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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