第五百八十五話 一時帰宅の記憶
やっとまともに話せるかな?
ほんの少し開けただけなのに、懐かしいなぁ…
外交部で話してみたら、なんかすんなり通ったよ…拍子抜けも良い所なんだけど、クリラーノとはそこそこ以上に仲が良かったらしく、それは、シトルガーナの才覚有っての事らしい。前のヤツ等は相手にすらされて無かったんだと…
オレが潰さなくても、いずれ潰れてたな…
「さて、ココに泊まる許可は降りたけど、開戦予定までどぉするかなぁ…」
「そぉですね…何か策を練るのも良いですし、稽古をするのも良いですし…」
「一番良いのは英気を養うのが宜しいかと。」
道雪と金四郎に聞いてみたらそんな言葉が返って来た。そぉだな…
「あつま!!したらオレ、一旦九尾の村に戻って来るわ!!今から出れば夜中には村に帰れるし、明日の朝出れば夕方には戻れると思うから。」
「帰ってどぉされるので?」
「そりゃぁ、瑠衣の笑顔を見て来るに決まってるだろ!!あんな可愛い笑顔を見ればヤル気も出るからな!!」
「でしたら私もご一緒させて下さい。鑑雪を抱っこしたいです!!」
と、オレと道雪で盛り上がると、
「はぁ…ラナー最強の二人が、ココまで親バカだとは…」
って、金四郎が頭を抱えてしまった。
「親バカで悪かったな…」
「バカ親で無いだけ大目に見て下さい。」
オレは開き直り、道雪も自己弁護に余念が無い。他の国なら無礼討ちも有るかもだけど、ラナーではこの程度はコミニュケーションとして、オレもなんとも思って無いんだよね。
「はいはい。解りましたよ。でも、お二人が居ないと、皆の士気に関わりますが?」
コイツ、こんな砕けたヤツだったっけ?
「ソコは…上手い事言っててくれ。」
「そぉですな。この街にも色町あが有るでしょぉ?ソコで少し遊ばせてみては如何ですかな?」
と、道雪が良案を出して来た。
「おっ!!ソレ良いな。今あるお金は…うん、コレだけあれば大丈夫だろ。金四郎、オレの財布預けるから、みんなで行ってくれるか?」
「…よろしいのですか?」
何か引っかかったのかな?
「あぁ、しっかり英気を養わせてやってくれ。」
「畏まりました。」
と、後の事は金四郎に任せて、オレと道雪は九尾の村に一旦帰る事にした。
まぁ、なんと云うか…わがままなんだけどね。
って事で、飲み物だけ持って、出す物も出して、オレが乗って来た飛行車で急いで戻った。
途中、道雪にシトルガーナに連絡して貰い、こっちの現状等を知らせて貰った。
ソレにしても…飛行車の最高速度ってどのくらいなんだ!?夕方に村に帰り着いたぞ!?
「どぉしたのかや!?もぉ終わったのかや!?」
オレ達の姿を認め、紅葉が瑠衣を抱っこしたまま小走りで近付いて来た。
「いや…まだだよ。二日後に開戦の予定なんだよね。今夜だけ帰って、瑠衣を抱っこしたくなって…ねぇ〜!!」
と、瑠衣を紅葉から奪いあやしてみる。
「んな!?まったく…こんなに子煩悩になるとは思わなかったやよ…所で、道雪はどぉしたかや?帰るなり消えたやよ?」
「あぁ…道雪も鑑雪に会いたがってたから…」
「似た物同士かや…」
って、完全に呆れられたよ…
と、夕飯まで、すやすや眠る瑠衣を抱っこしたまま、幸せ時間を満喫していたら、椿と楓も戻って来た。
「あ〜…旦那様が帰って来てるぅ…」
「ホントたぁ〜…」
って、コッチはコッチでお疲れモードだよ…大丈夫か?
「あっ!!マスター!!」
「あっ!!ホントだ!!」
アイラと朔夜も戻って来た。格好からして、朔夜はアイラのお手伝いだったかな?作業着姿も可愛いぞ!!
「唾も楓は教団のお仕事だったとして…朔夜はアイラのお手伝いだったのか?」
「はい!!アイラさんに色々教えて貰って、かなり楽しかったですよ。」
って、満面の笑みを向けてくれた。
「へぇ、朔夜も科学方面に興味が出て来たのかな?」
「はい!!島田さんにも、鑑連様達の居た国の文字を習ったりしてますよ。」
って、なんでソコを習う!?
「ほらほら、玄関先で騒がないやよ。夕食の時間だから上がるやよ。」
と、紅葉に急かされ、みんなで食堂に向かった。
急遽加わったオレと道雪の分も用意して貰えて、みんなで楽しい夕食だったなぁ…
その後、奥さん達とお風呂に入り、寝るまでの間、みんなと楽しく、何でも無い話で盛り上がった。こんな夜も良いもんだよな…
「そぉそぉ、旦那様が居ない間も、ラビッシュくんはちゃんと言い付け守ってるんだよ。」
と、椿が言い出した。
「ん?ラビッシュ?あ〜!!良い事思い付いたぁ!!」
オレはピンと来た!!
「どぉしたのかや?何か面白い事でも思い付いたのかや?」
興味津々な感じで、満面の笑顔で紅葉が乗り出して来た。
「ん?知りたい?」
「「「「「知りたい!!」」」」やよ!!」
って、みんな喰い付いて来た。
「ふっふっふっ…それは…」
「「「「「ソレは!?」」」」」
「秘密ぅ〜!!帰って来てから報告するよ。」
「うわぁ〜…それ、フラグって云うんだよ!?大丈夫!?」
「こら!!椿はそんな事言わないの!!絶対大丈夫だから!!」
ココはしっかり言い切ってやる。
そして、布団に入るんだけど…紅葉と楓と三人で激しい一夜を過ごした。
翌日、多少干涸びたおれと道雪はラビッシュ(陸牙)を伴い、タイオーに向けて飛行車で飛び立った。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




