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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百七十七話 講義の記憶

カリーゼ王の反応はどぉなんでしょぉか?

出番は後の方なのかぁ…



「これはこれは松岡様!!よくぞみえられました!!さ、お疲れでしょぉ!!コチラにお越し下さい。お前達!!松岡様達のお乗物に変な事するんぢゃ無いぞ!!」


出て来たカリーゼ王はオレ達を城に招き、部下達に檄を飛ばしていた。歓迎されるのは嬉しいんだけど、なんかこそばゆいな…

案内されたのは応接室、オレと道雪と久盛と金四郎だ。ほかのみんなは食堂らしい。


「…それで、本日お越しになられたのはやはり、アックヤック帝国の事でしょぉか?」


と、カリーゼ王が話を切り出してくれた。


「あぁ、一応、クリラーノは自治領とは云え、ラナー領である事に変わりは無い。そこに脅威が迫るなら、全力で排除すべきだろ?幸い、普段の国政にはオレはほとんど役立たずだから、こぉして前線に出られるんだけどね…」

「そぉでしたか…しかし、松岡様にはあまり出て欲しくは…」


ん?来るなって事か?いや、ソレなら、あの時オレにこの件の事を言う必要は無かったよな?なら、どんな意図があるんだ?


「どぉ云う事かな?」


オレの問いに、カリーゼ王は応えてくれた。


「我が国もクリラーノも、その他の大陸東側の各国と協力体制を敷き、既に軍を配備しております。皆、決死の覚悟で行ってくれてます。その覚悟に水を注さないで欲しいだけです。壊滅的被害が出たならば、松岡様にもお願いしますが、そぉでない限り、あまりお手出しをされても…と云う事です。」


なるほど、みんなの覚悟を踏み躙るな…そぉ言いたいのか。


「なるほど、いざと云う時の備え程度にしてて欲しいんだな?」

「はい。チャント殿ともソコは話し合って、御息女の生誕の儀の後にお話を致しましたが…まさか、空を飛んで来られるとは思いもしませんでしたよ…」

「もしかしなくても…やり過ぎ?」

「はい…そして、見たところかなりの兵器を持ち込まれている様ですが…」

「あぁ、新開発したヤツを持ち込んでるぞ。コッチには火薬も有るんだろ?だったら、ソレに対する対抗手段は必要だからな。」

「火薬が何なのかご存知なのですね?」

「あぁ、爆発する粉だな。用途は主に兵器だ。」

「はい。ただ…作るのにかなりの手間がかかるらしいですね…人の糞尿から作られるとの話です。」


その説明にに、道雪と久盛が驚いた。


「糞尿からですか!?」

「そんなモノを使うとは…」


って…多分硝石の作り方だろぉな。


「はい…糞尿を長い時間かけてどぉにかすると、その結晶が出来、ソレが材料になるのだとか…」


やっぱりな…昔はそぉやって作る方法もあったらしいけど、そんな方法ぢゃほんの少量しか作れない。時間と労力の無駄だ。


「材料?では他にも何か必要なモノが有ると?」


久盛が訊ねる。


「はい。何やら他にも二種類の何かを混ぜて作るのだとか…私は良くは知りませんが…」


と、カリーゼ王も知らないらしい。

あと、必要なのは木炭と硫黄だな。割合までは覚えてはいないが…


「はいはい。火薬作りは面倒だからどぉでも良いし、コト連合内では作るのも犯罪扱いにする様に定める予定だ。あんなモン作らなくても不自由は無いからな。それに、そんなモンに頼らなくても、式を使えば同じ事が出来るからな。あんな取り扱いが危険なモン溜めておく方が危なくてしょぉがねぇ。」


と、説明してやる。用途は発破か殺人か花火くらいだからな。


「そぉですか…色々勉強したかったのですが…」

「大事な人が死んでも良いなら好きにして良いぞ?」

「…止めておきます…」


道雪は知識欲が刺激されたみたいだけど、オレの投げやりな発言に引いてくれた。


「…そぉか?ま、火薬なんて無くても、式を作れば、同じ様な事が出来るから、必要無いってだけなんだけどな。」


オレの説明に、カリーゼ王が目を丸くしている。


「…あ、あの…松岡様?シキとは何ですか?」


あ…コレは…どぉすっかなぁ?

多少なら情報開示しても良いか?


「あぁ…式ってのは…あ、法術って知ってるか?」

「法術…ですか?遥か昔に存在した技術として伝わってますね。ソレが何か?」

「あぁ…その程度なんだな…」


オレがボヤくと、


「殿、コトでも、ラナーでも法術を思い通りに使えるのは九尾の村の人達くらいですよ。」


と、道雪が呆れたかんじで教えてくれた。


「…えっ?そぉなのか?」

「そぉですよ。ソレに、あそこまで使いこなせるのは、主上陛下や殿、教皇猊下に代行様、その他兵員の少数だけですよ。」

「うえっ!?そんな少数なのか!?」

「はい。今でこそ、ラビッシュの力添えで、底上げはされましたが、ソレでも半数の者ぐらいですよ。」

「あぁ…それは知らなかったわ…」

「殿の周りは、ほとんどが使える人達ですので、お気付きになられなかったのは仕方ない事です。」


なるほど…恵まれた環境に居たから気付か無かったのか…そんな事あるのかぁ…


「あの…ソレで、シキとは何なんですか?」


と、カリーゼ王が先を促して来た。


「あぁ、式は、その法術を、誰もが使える様にしたモノでな…色んな道具に刻んで使うんだ。」


オレの説明に、


「んな!?道具に、そのシキ刻むだけで誰でも使える様になるのですか!?」


と、唾を飛ばしながら驚いていた。


「あぁ、法具と言われてるな。ソレを使うと、色々出来る様になるぞ。」

「…なるほど…それが先程の空を飛ぶ乗り物なのですね?」

「あぁ、アレもその一つだが、法術ではあんな事は出来ないんだよな…その点だけを見れば法具の方が利便性は高いぞ。」

「私でも使えるのでしょぉか?」


カリーゼ王の疑問に、答えたのは久盛だ。


「まず無理でしょぉね…圧倒的に法力量が全く足りません。」

「そ…そぉなのですね…」


目に見えてしょんぼりしてんなよ…

その日はカリーゼ王の好意に甘えて、全員で城に泊めて貰う事になり、翌日、クリラーノに行く事にした。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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