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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百七十二話 空中遊泳の記憶

飛行機?完成で良いですよね?

準備出来たなぁ…



「うわぁ…コレはホントに不思議やよ…」

「うん…空を飛んでるよ…」

「うそ…飛行機って言ってたのに…コレぢゃホントにドローンぢゃない…しかも無音で…」


紅葉と楓と椿がそれぞれ感想を漏らしていた。


「ん〜そぉだな…飛行機ってぇんなら、翼とかジェットエンジンとか有るよな…コレはちょっと飛行機とは云えないか…」

「うん、そぉだよ…ココまで自由自在に飛べるとか、飛行機ぢゃ無いよ?しかも、音も無いから、ユーフォーって感じ…」

「ユーフォーねぇ…ま、呼び方なんてどぉでも良いさ。男のロマンの一つなんだからさ。」

「はいはい、でも、なんの兵器も積んで無いと、ホントにただの便利な乗り物って感じだね…」


オレと椿がそんな話をしてる時、紅葉と楓は、アレは何だの空から見るとこぉなのかだのと終始はしゃいでいた。

そんな二人を見ていると、初めて飛行機に乗った人ってのはこんな感じなんだろぉなって思えて来る。


「のぉ、旦那様、コレはどのくらいの高さまで上がれるのかや!?」

「ん?あぁ…そぉだなぁ…どのくらいだろ?試してみたいけど、そこまでの勇気は無いなぁ…ただ単に、この惑星の引力に反発して浮いてるだけだから、引力圏内だけだとは思うけど…」


紅葉の質問に、多少戸惑いながら答えてみた。


「わくせい?いんりょく?解らない言葉やよ。」

「惑星は…椿、説明してくれ!!」


丸投げしましたよ。ちゃんと説明出来る自信が無いから…


「もぉ…しょぉが無いなぁ…お姉様、惑星は太陽の周りを周ってる星の総称ですよ。」

「なに!?太陽の周りを回っているのかや!?」

「そぉですよ。太陽の周りをグルグル回ってますよ。太陽の引力と周る速さで均衡を保っている状態が今の惑星の状況です。そして、引力は物を引きつける力のことです。この引力が、宇宙空間のガスや岩石とかを引き付けて、星を、形成したみたいですね。私達の住んでる星も、長い年月をかけて、衝突を繰り返して、今の形になったと思いますよ。」


椿の説明に、紅葉は少し考えて、


「なら、なんでわっち達は目を回さないのかや?」

「そりゃぁ回さ無いでしょ?人間が回ってるって意識出来ないんだから。この星の大きさは解らないけど回ってるって意識出来ないなら、回って無いのと同じだから。」

「…そんなもんなのかや?」

「そんなモノですよ。」

「しかし、太陽の周りを周ってるとはどぉ云う事かや?」

「えと…詳しくは解らないけど、そぉなんですとしか…」

「何かや?頼りにならぬやよ。」


と、なんで太陽の周りを周っているのかの疑問は解決されなかったみたいだけど、色んな要因があるから、一概には言えないもんな。


「ま、その辺は、島田先生やアイラに聞いたら解るかもね。」


オレは一応の助け舟を出すけど、全部他人任せだよ。オレも知らないんだから。


「そ、そぉですよ。天文学は未知の部分の方が遥かに多いんですから!!」


椿もオレの言葉に乗っかって、知ってそぉな人に丸投げしやがった。

ま、仕方無いんだけとな。


「ふぅ〜ん…旦那様も椿お姉さんも知らない事っていっぱい有るんだ…」

「知らない事だらけだよ。」


楓の呟きに素直に答えてあげる。


「わぁ…そぉなんだ…私はもっとお勉強しなきゃなんだね…」

「そぉやよ!!楓はこの頼りにならぬ二人より頼りになって欲しいやよ!!」

「うん!!長様の言う通り、波津お姉さんにいっぱいお勉強教えて貰う!!」

「良い娘やよぉ〜!!」


なんか伯母と姪で結束が硬くなって無いか?

そんなロマン溢れる話をしながら、地上に降り立つ。


「ふぅ…なかなか楽しかったやよ。ねぇ、瑠衣。」


紅葉にあやされている瑠衣は、きゃっきゃと喜んでいる。

続いて、アイラと朔夜だ。朔夜が助手席か…


「私は昨日助手席に乗ったから、朔夜に譲る。」


との事で、コチラも揉める事無く、優雅に空中散歩をする。


「うわぁ〜…ホントに飛んでる…」


さっき、飛んでるのを見ていたにも関わらず、飛んでいる事に、朔夜は感動していた。


「そんなに喜んで貰えるなんて、光栄の極みだな。」

「初めてなら感動して当然。」


オレの言葉にアイラが答えてくれた。


「ソレにしても、ココまで上手く飛べるマスターが異常…どぉやってる?」

「ん?あぁ、簡単だぞ?機体制御はほぼ無いし、風に流されたとしても、すぐに立て直せる。ひっくり返らない限りは誰でも操縦出来るだろ…そぉだな、その辺も考慮した式を組んでおくか。」

「ジーニアス?」

「なワケ無いだろ?」

「そんなワケあるよ。」


と、外をまじまじと見る朔夜を他所に、アイラと二人で盛り上がって、地上に降りた。

アイラと朔夜が降りて、入れ替わりに髙橋一家が乗り込んで来た。


「なんだか緊張しますよ。」

「私も、高揚しているのが解りますわ。鑑雪は…寝てますけど…」

「あははは、こりゃぁ、大物になるかも知れませんね。」

「うふふ…だと良いのですけどね。」


そんな会話をしながら、束の間の空中散歩をする。


「あら?思った様な感覚とは違いますわね。浮かび上がる時にも何も感じませんわ。」

「あぁ…少し身体に負荷が掛かる程度で…」


全く、この二人は冷静だなぁ…

空を移動中も、あまりはしゃいでおらず、


「なかなかに速いのですね…」

「そぉね…新型の車の三倍くらいかしら?」

「そのくらいだな…大幅に移動時間を短縮出来るな。」


この二人の頭の中では、どんな計算が成り立っているのやら…

しばらく空中散歩をして、工場の空き地に降り立った。


「どぉですか?コレなら紅葉の優位を保てますか?」


一番気になっていた事を、腹黒女官さんに聞いてみた。


「充分ですわ。ソレにしても…この法具はどのくらいのお値段にするおつもりですか?」


そっちかぁ…


「部品や費用もそんなにかかっては無いですからね…車と同程度ではどぉでしょぉか?」


オレが答えた瞬間、空気が変わった。


「鑑連様はアホですか?コレの利用価値は車の数十倍は有りますわよ?せめてそのくらいのお値段にするべきですわ。」


数十倍か…二十倍でも一億金…アレ?戦闘機って百億円くらいして無かったか!?

まぁ、そこまでの金額は必要無いだろぉし、売る相手も、連合内だけに留めておくか…なら、一機で一億金くらいにしておけば、軍事利用とかされないよな?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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