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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百七十話 上昇下降の記憶

流石に爆発音はダメでしたか…

何とか対抗出来るかなぁ…



腹黒女官さんにこっぴどく叱られた翌日、オレは、アイラの工房で、とあるモノを作っていた。


「マスター、何作ってる?」


アイラが後ろから抱き着いて来て、オレの手元を見ている。


「あぁ、昨日作った、爆裂玉を飛ばす推進装置だな。爆裂の範囲が、大体十メートルくらいだったんだよね。充分満足行く結果だったから、今度は飛んで行く様にしたくてね。」

「ロケットランチャーみたいに?」

「うん。バズーカとはまた違うけど、飛行機にも着けられたら良いなぁって思ってね。」

「ミサイル?」

「みたいなモンかな?とにかく、真っ直ぐに飛ぶと嬉しいかな?」

「解った。それの先端に昨日の爆発物を付けるんだね?」

「そぉだよ。推進時間は十秒と有れば充分だろぉから、そこまで気合を入れなくても良いと思う。この式も、発射されて十秒後には砕け散る様に作ってるし、あとは真っ直ぐ飛んでくれさえすれば…ってね。」

「アイシー、私が作るよ。」


と、作ってる最中の推進法具を取り上げられた。仕事内容を見てたら、羽根を斜めに付けていた。


「何で斜めに付けるんだ?」

《回転させて、真っ直ぐに飛ばす為だよ。後で改良もするよ。砲身の大きさは決まってるから、翼が飛び出す様にしなきゃね。》


と、モノ作りに没頭されてしまった。

よし、コッチは任せて、オレは飛行機を作るとするか…取り敢えず…クルマのフレームだけのヤツがいくつか有るからソレを使う。

そのフレームに斥力の式を刻み、斥力の調節用の式を刻む。

取り敢えず、コレで浮いて、降りるだけなら出来る筈だ。斥力調節レバーはハンドルの右横に設置してみた。まぁ、この辺は後で動かせるからね。


「よし、取り敢えず、第一段階はコレで良いだろ。」


一人仕事は、独り言が増えるよな…

ソレはさておき、乗り込んで実験だな。上手くいけば良いんだけどなぁ…

オレは乗り込み、法力を伝達鍵を入にする。まぁ、普通に鍵なだけなんだけどね。

そして、斥力の式に法力を流し込んでいく。コレは、法力量が少なくても動かせる様に考えて作った式だから、ほとんど疲労を感じ無い。

少しずつレバーを前に倒していくと、ある程度倒した所でフレームにグラ付きを感じ、更に少し倒すと、完全に浮き上がった。

そして、レバーを倒さなくても、どんどん宙に浮き上がり続ける。


「うわぁ…すげぇや。ゆっくりで、身体に負担は無いけど、何処までも上がり続けるのか…」


流石に少し怖くなって、斥力を少し弱めてみる。すると、上昇は止まり、少しづつ降下し始めた。

なるほど…丁度良い所で止まってくれると良いんだけど、そこまでをいきなり求めるのは酷ってもんだよな…

ま、第一段階の実験は成功だな。

地上に降り立ったら、アイラが駆け寄って来た。


「マスター…今浮いてた?」

「ん?あぁ、浮いてたぞ。」

「わぁ〜お…一緒に乗って良い?」

「あぁ、構わ無いぞ。」


と、今度は二人で乗り込んでみる。


「ふぉ〜!!いっつぐれいとぉ!!」


アイラは子供に戻ってはしゃいでる感じがする。うん、歳上なのに可愛いぞ?


「どこまで上がる?」

「えと…多分どこまでも…地球の重力圏抜けるまで?」

「お〜…じぃ〜ざす…」

「ある程度まで上がったら少し弱めるから大丈夫だよ。」


と、安心させ、レバーをゆっくり操作して、浮かぶのを止めてみる。引力と斥力が釣り合う所を探るのがかなり難しい…二回目ぢゃ、まだ測れ無いな…

そして、ゆっくり下降し、ゆっくりと着地する。ここの感覚は憶えたぞ。しかし.回転式具を使わないで、済む辺り、こっちのが安価ぢゃね?


「マスター?これ…スゴ過ぎる…ココから推進装置付けるんでしょ?」

「まぁ、そぉだな…ソレに、操作方法も色々試すけど…」

「まるで進化したドローンだよ!!」

「だよな。周りに何の影響も出ないんだから、ほぼほぼ完璧だろ?」

「いえす!!もっとスゴくなったら、また乗せてね!!」

「勿論。」


横に座ってたアイラに抱き付かれ、ほっぺにちうされた。うん、サイコーの気分だね。

あとは推進装置を着けて、操作出来る様にすれば出来上がりだな。

オレは早速推進装置を取り付ける事にした。取り敢えず、前後左右に二つずつ。風を出す式具を取り付ける。コレはバズーカ?ロケットランチャー?の弾を打ち出す為の式具をそのまま取り付ける。何の捻りも無いそのままのモノなんだけど、ソレで充分なんだよね。違うのは、材質と破壊される式が無い所かな?

そして、推進装置は固定式にした。可動式なら、推進装置は少なくても良いかと思ったけど、壊れた時が大変だからね。

推進式具を取り付けて、後は操作方法なんだけど…ハンドルとアクセル、ブレーキ、前進後退のギアだけぢゃ空に浮いている意味が無いよな…

って事で、ゲームパッドみたいなモノを作る事にした。

中心から少しの間だけは遊びを設ける。レバーは中心に戻る様にセッティングして、左のみ左右が戻る様にした。左の前後で、斥力の強度を調整する様にして、左の左右で、左旋回、右旋回を可能にし、右のレバーで前後左右に動く様にする。そこまでして、日が暮れて来た。ちゃんと機体に照明を付ける事も忘れなかったぞ。褒めて良いからな?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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