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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百六十六話 先遣隊の記憶

会議は続く…んですか?

何とか纏まったなぁ…



「あぁ…ソレについてはオレにも考えが有る。」

「なんぢゃ、心配して損をしたぞ。」


じじぃの懸念に対策があると云うと、安心した感じになるけど…


「ま、間に合うかどぉかは解らんから、余り期待はするなよ?」

「うむ、了解ぢゃ。」


と、じじぃは納得してくれたけど、他のみんなはどぉだろ?

オレが周りを見渡すと、やっぱり、そこそこの難色を示してるな…


「まぁ、今回は確定情報ぢゃ無いから、何とも言えないな…」


オレはラナーの問題と思って言ったんだけど、


「なぁ、総代は楽観視し過ぎぢゃねぇか?」


と、陣乃介が厳しい表情で、声を発した。


「どぉ云う事だ?」


オレは意見を求めた。


「今の時点なら、対岸の火事として見られるけどよ…ソコにクリ何たらが絡んだら、ラナーの問題だろぉが、今回主上陛下の娘の生誕祝いに来たんだ。連合として、その支援は当然だと思うんだよな…違うか?」


いつに無く真剣な表情だな…


「確かに、吉良殿の意見は正しいですね。更に、コチラに攻めて来るとしたら、カオサオかゴヒョウが最初に被害を受ける可能性が有るのは火を見るより明らかです。あちらの大陸に向かうので有れば、ウチとしても同行し、情報の精査は必要不可欠ですね。」


と、正雪も陣乃介に同調して来た。

正雪がそぉ判断したのなら、情報だけでも渡すべきだよな…但し、


「そぉか…今回オレは行かないつもりでいたんだが…そぉだな…向こうでの話し合いは二十日後らしい…十五日後には出発するから、何とかソレに間に合う様に開発してみるつもりだ。カオサオとゴヒからの同行は情報収集員だけで良いのか?」


オレの言葉にみんな黙ってしまった。

ま、オレも行かないと言ったし、そこまで大事おおごとには考えて…


「何言ってんだ!?兵力も出すぞ?ゴヒョウはどぉだ?」


陣乃介が正雪に聞いたら、


「勿論、いざとなったら、ゴヒョウも参戦しますよ。」


と、カオサオとゴヒョウはヤル気満々だ。そして、


「当然、ウショは臨戦態勢を敷き、参加せざるを得ませんね。」


と、ここまで傍観していた久盛がそんな事を言い出した。

お前までヤル気なのか!?


「そぉなると…コト連合上げての戦なのかな?」


困った感じてまず、将軍が言う。


「いや…ソコまでは無いと思いますよ?今の話している状況は、最悪の事態の場合ですから、現時点では、ソコまでは有りませんよ。何も無かった場合は、出張った者の特別手当分だけでもバカになりませんからね。」


と、オレは説明する。


「ふむ…となると、いつでも出られる準備だけして、待機が一番と云う事か?」

「ま、そぉなりますね…」


と、オレが答えたら、


「ふむふむ、大方の話は解ったぞ。エミもすぐに出陣出来る準備だけはしておくとするかの。」


と、兼光が反応した。

ソレに併せて、帝もじじぃも忠相も頷いている。

参ったな…何か大事おおごとになってないか?


「では、ラナー、カオサオ、ゴヒョウ、ウショで先見隊を組織して、情報収集。コチラに害意が有ると判断した場合、連合本隊で出陣。ソレでよろしいでしょぉか?」


と、何故か腹黒女官さんが締めてしまった…

オレの見せ場だったんだけど…ま、いっか。

腹黒女官さんの言葉に、みんな頷き、その方向で話が進んだ。


「ソレはソレとして、先遣隊ってぇんなら、何人くらいが良い?」


なんだか、今日の陣乃介って、らしく無いんだけど…


「なぁ、今日の陣乃介、何か変ぢゃね?」


隣に居る正雪に小声で聞いてみた。


「あぁ…最近はあんな調子ですよ。国主としての自覚が芽生えたんでしょぉ…政務にも力を入れ、国内で改革を進めていますよ。」

「何!?ホントか!?」

「はい。三嶋殿なんか、「年寄りをコキ使って…」とかぼやいてましたから。」


何か人間が変わったみたいに頑張ってるらしい…オレ…負けてないか?

とか、正雪と話してる間に何か決まって行ってるみたいで、


「では、ラナー、カオサオ、ゴヒョウ、ウショの各国から三名ずつ、計十二名の派遣でよろしいですか?」


と、正雪と話してる間に腹黒女官さんが割り込んで、そんな事を言われた。


「えっ!?あ…うん…」

「はい。」


オレと正雪は返事をしたけど、正直なんで三人ずつになったか、全く聞いてなかったよ…

そぉして、会議は終わり、この場は解散になり、すぐさま、勘兵衛とシトルガーナとカリーゼ王を呼び戻し、会議の結末を伝えた。


「なるほど…と言う事は、通信式具を持たせると云う事ですね?」

「あぁ、前に中村左衛門に持たせたモノを持たせる。人選は任せるが、一人は家老から出して、残り二人は隠密を使うぞ。」

「はっ。では、あとはコチラで対処致します。」

「解った。後は任せるぞ。」


と、勘兵衛との話も終わり、カリーゼ王に向き直る。


「で、カリーゼ王、いつコッチを発つんだ?」

「そぉですね…今聞いた内容ですと、皆様が人選を行うのに数日は必要かと思いますので、十日後に…と思いますが。」

「そぉか…まぁ、妥当かな?勘兵衛、その間、二人の面倒も任せる。シトルガーナはまぁ良いけど、カリーゼ王は一国の王だ。ちゃんと考えてくれよ?」

「はい。お任せ下さい。」


と、胸を張って答えてくれた。

三人と分かれ、オレも帰り支度をし、紅葉達と帰途に着いた。

今回は転移式は使っていない。だって…瑠衣がまだ使えないから…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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