第五百五十三話 島田先生の前世の記憶
地下インフラ…初期投資が大きいんだよねぇ…
地震が有った時、断層が出来たりしたら、ソレこそ繋ぎ直すのが…地下インフラの最大の弱点ですよね?
馴染んでるなぁ…
アレから十日…地中に埋める土管?塩ビパイプ?を試作してみた。因みに、アイラの意見で、上下水道も同じ規格で作るのが良いとの事だ。各家庭に水道を通すんだから、各家庭にもポンプを付ける様にする。何十年かかけて、大陸中に張り巡らす計画だ。取り敢えず、エミの海岸近くの村で試験運用が望ましいと決まった。その為の事前工作をする。
「…って事で、海岸の何処かを使わせて欲しいんだけど…大丈夫か?」
「何ぢゃ!?そんな面白そぉな事をするのか!?勿論反対はせぬが…費用はどぉするのぢゃ?」
「試験的にするだけだから、勿論全額ラナー負担で、海岸使用料や土管を通す為の土地代やその他諸々の提供をお願いしたいんだよな…」
「なんぢゃ、そんな事か。打って付けの場所も有るし、取り敢えず、帰ってから兼続達と相談ぢゃな。」
と、九尾の村に勉強に来ている兼光に相談したら二つ返事でそぉ帰って来た。
場所がどぉなるか解らないけど、取り敢えず、土管の試作を考える。
「マスター、何してる?」
「ん?あぁ、地下に埋める土管?パイプ?どぉ作ろぉかとね…」
「ソレ、試作作った。見る?」
「えっ!?作った!?」
オレは驚いて、その試作を見せて貰う事にした。
見ると、直径一メートルくらい?で長さが十メートルくらいの、あまり分厚く無い塩ビパイプ見たいなモノがそこには有った。
「木のコンクリートで作ってみた。」
「木?あぁ、樹木コンクリートね?」
もぉ、なんて云うか、理想通りのモノで、繋げるのも簡単に繋げられる仕様になっていて、繋ぎ目も鉄の実の油を使うから、簡単に接着も出来る仕様だ。
更に構想は、オレの汲み上げて、直接家庭にって思ってたのが、一旦、山の頂上まで組み上げての落下式にするとの事だ。どっちが良いのかは良く解らないから聞いてみた。
「ん…そっちも良い案。ポンプの数が沢山要るけど、無駄が少ない。」
との事らしい。まぁ、試験的に使わせて貰う場所ではオレの方式が良いみたいだな。
ソレに、余剰水とかも出るだろぉから、ソレは山から川に流す案に纏まった。雨が少ないから水害も少ないだろぉとの見解だ。
パイプとポンプの事は、アイラに丸投げする事にした。
「任せる!!オッケーだよ!!」
なんかやる気に満ちてたよ。
アレ?オレのする事無くなって無いか?アイラの手伝いばかりぢゃ怒られるよな…
って事で、椿の所に顔を出す。
火傷の跡消しの護符の製作も下火になり、暇が出来たとか言ってたけど…
「なんで、都華咲さんと涼さんが居るんだ?」
オレの声にいち早く反応したのは椿だった。
「あっ!!なんだ、旦那様かぁ。あのね…あの…島田さんなんだけど…」
「ん?あぁ…島田がどぉした?」
「あの人、私が通ってた高校の国語の先生だよ!!」
「はい?」
「だぁかぁらぁ!!高校の時の高木先生が島田さんなの!!」
新事実発覚!?まぢですか!?
「えっ!?でも、島田はもぉ三十らしいけど!?」
「うん、なんか、転生と転移?ぢゃ時間にズレが出るみたいかも…涼さんももぉ五十が近いって言うし…」
「あぁ…その話は聞いたけど…」
「ねぇ〜!?紅葉お姉様もだけど、こっちの人は歳を取らないのかなぁ?」
疑問はソコですか?
「いや…ソレは無いと思うけど…ほら、紅葉も涼さんも、オレ達みたいな人間と種族が異なるから、その辺の影響とかだろ?それより…島田がお前の学校の先生だったって本当なのか!?」
「うん、国語の先生だったし、生徒指導もしてた。生徒指導の方なんだけど、自分から進んでしてたんだよ。今時珍しい熱血教師でさぁ、ソレこそいぢめに対しては、「有って当たり前!!ソレをどぉ解決するかが教師の質を決める!!」って言ってたくらい熱血だったんだよ!!」
なんと!!そんな先生だったのか!?
「そりゃ…かなりアレだな…」
「うん!!そんな感じで曲がった事が嫌いな先生で、一部からはすんごい嫌われてたんだけど、その嫌ってるヤツ等ってのが、いぢめとかする様な連中でぇ、先生めっちゃ殴られてる現場見たんだけど、助けに入ろぉとした瞬間、「正当防衛…」とか呟いて、先生をフクロにしてた連中、一瞬でシバいてんの!!すんごいシビれたよぉ〜!!んで、一昨日バッタリ会って、話したら、「えっ!?殿の奥さんの一人!?えっ!?十七で結婚!?飛鳥だよな!?えっ!?幼馴染!?」ってめっちゃあせってたの!!笑えるよぉ〜!!」
と、コロコロ笑いながら一気に捲し立てられた…
要するに、かなり印象に残る先生だったらしい…
「解ったから、オレ以外の男をお前の頭の中に入れてるなよな…」
あれ?なんだこれ?オレ、そんな事言うつもりぢゃ無かったんだけど…
「えっ?あっ…なんだぁ?嫉妬かぁ?妬いてんの?大丈夫だよ?私は旦那様の所有物なんだから。」
ぴとっ…と、椿ごオレにしがみ付いて来た。
所有物って…いや、それより…
「いや…まぁ…その…なんだ。まぁ…それなら良いんだよ…」
と、オレが、自分の奥さん相手に、しどろもどろになってどぉする!?
「あらあら、松岡様って案外可愛いんですね。」
「見てるこっちが恥ずかしくなっちゃいますよ。」
と、都華咲さんと涼さんにからかわれちゃったよ…
その後、軍員の稽古に行ったら、島田先生も参加してたし、都華咲さんも涼さんも見学に来てた…
普通に周りに溶け込んでて、見た目には違和感が有るんだけど、態度とかに違和感も無く、都華咲さんに至っては、紅葉とかなり仲良くなってるんだけど?馴染むの早くね?
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




