第五百四十五話 決闘の記憶
話が着いたかと思いきや…
想定内っちゃ想定内だよなぁ…
話が終わり、応接室に戻ると…えと…キミ達、何してんだ?
手は恋人繋ぎで、隣同士に座り、いちゃらぶ空間を作り出していた。
「えと…島田先生はこのまま置いて行った方が良いかなぁ?」
二人だけの世界に旅立っている、島田先生と涼さんに、そぉ声をかけてみた。
「えっ?あっ!!と…殿!?」
「きゃっ!!」
と、慌てて抱き合う二人がソコには居た。
別に良いんだよ?旧知の二人がいちゃいちゃしてても誰も文句は言わないよ?でもね…時と場所を考えよぉか?
「うん…オレは別に構わないと思うんだ…でも、二人の立場とか、ここに来た目的とか、そんなのを忘れてなければね…寿都華咲殿、如何でしょぉか?」
「えっ?あのその…松岡様の判断に委ねますわ…」
と、寿都華咲は頬を染め、初心なおねんねな乙女と化していた。
まぁ…任されても困るんだけどなぁ…
「そぉですか?でしたら、なんとかしてみますが…期待はしないで下さいね?」
「はい…」
と、寿都華咲に許可を取り、未だ抱き合ってる二人に近付く。
「いやぁ…二人共、いちゃいちゃしてる所悪いんだけどさ、先に仕事して良いかなぁ?」
オレは少し呆れながら声をかけた。
「えっ?あっ!!は、はい!!」
「す、すみません…」
と、慌てて、頬を染め離れる島田先生と涼さん。コレは政略結婚させるか?
「ちょっと不躾な質問だけど、二人はどんな関係だったんだ?」
オレの的確な疑問に、島田先生と涼さんは頬を染め、
「えと…言わなきゃダメですか?」
と、島田先生が…うん、男の照れ顔はキモいっす…
「そぉだなぁ…有耶無耶にしたまま一生会えなくなるのはツラいだろ?」
ま、そんな事はしないけどね。
「いっ!?一生…ですか?」
「そりゃそおだろ?島田には仕事が山積み。山の民にはコトの九尾の村の隣に集落をと思ってるし…島田はラナーからそぉそぉ出られない…対して涼さんは山の民の代表の妹…そんな人に何かあってみろ?人間と全面戦争になりかねん。しかも、山の民はかなり強力な法術も使える…と、なると…な?そぉなるだろ?」
「うぐっ…一生…でしたら!!だったらオレはラナーを出て山の民の村に住む!!」
おっ?コレはどぉなんだ?涼さんの方は…?
おぉ、おぉ!!めっちゃ嬉しそぉだな。よし、ここは…
「ソレは認められないなぁ…今、寿都華咲殿と話したんだが、オレの直轄領にする事になったから、オレの許可無しには立ち入る事は叶わんぞ?」
さて、どぉする?
「へぇ…人が下手に出てりゃ調子コキやがって…小僧、死にてぇのか?」
って、めっちゃスゴみが出て来たんですが?かなりケンカ慣れしてない?
「ほぉ…?オレをヤれるってか?」
「ヤってやんよ!!表に出ろ!!」
と、悪ノリが過ぎて、島田先生と決闘?する事になっちゃったよ…どぉしよっか…
オレ達は社の外に出て来て向かい合った。
「おらぁ!!」
そして、間髪入れず、殴りかかって来た!?剣を抜かないのか!?ってか、かなり鋭いぞ?当たったら一発で持ってかれるぞ!?
オレは島田先生の拳をなんとか躱した。躱すだけで手一杯だったよ…ハッキリ言ってナメてたよ…こりゃ気を抜いて勝てる相手ぢゃ無いぞ!!
オレは気合を入れ直した。
「あっぶねぇ…当たり所が悪けりゃ死んでるぞ?」
「けっ!!そんなやわぢゃねぇだろぉが!!雷神様はよぉ!!」
と、左ストレートが飛んで来た!!
「雷神言うなぁ〜!!」
オレは島田先生の左ストレートを島田先生の左に回り込み、ソレを躱し右脇に島田先生の頭を抱え、そのまま地面に落としてやる。解り易く云えば、リバースDDTだ。
ごすっ!!
やべっ…死んで無いよな?
「ぐおぉ〜!!」
と、島田先生は頭を押さえて転げ回った…ほっ…生きてたか…
島田先生はしばらく頭を抱えて転げ回ったあと、転げ回り疲れたのか、荒い息をし出した。
「おっ?生きてる?ごめんねぇ…手加減して勝てる相手ぢゃ無いと思ったから、つい、裏の業、使っちゃったよ。ごめん!!」
「あ…いや…その…私こそ…」
と、勝負は着いたが、大事な事か残っている。
「…で、島田先生と涼さんの関係は?答えに因っては本当に生涯引き離すから。」
オレの言葉に島田先生は涼さんに目線を送り、呟いた。
「初恋の相手です…」
と、頬を染めながら答えてくれた。
涼さんも耳まで真っ赤にして、
「わ…私も…よしくんの事ずっと…」
と、最後の方は良く聞こえなかったけと、多分そぉなんだろな…
「と、云う事らしいんですが、寿都華咲殿、姉として、山の民の代表としてどぉ思いますが?」
「あの…出来れば二人の好きにさせては貰えませんでしょぉか?松岡様は国主なのでしょ?そんな人を害してまで、貫こぉとする程だったのです。どぉかよろしくお願いします。」
と、頭を下げて言って来た。
オレから頼む手間が省けて良かったよ…
「そっかぁ…まぁ、山の民の代表で、姉の貴女に頼まれたなら仕方無い…」
「ご迷惑をおかけします…」
よし!!コッチの望み通りになったばかりか、貸しみたいになったぞ!!
さて、もぉ夕方だし、今夜は泊めて貰うかな?
何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。
質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。
お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




