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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百四十一話 最凶の口撃の記憶

三十年振りのカレー…どんな反応するんでしょ?

死にかけたよなぁ…



「ぬおぉ〜!!コレだよコレ!!コレを待ってたんだぁ〜!!」


定食屋に入って匂いを嗅いだ瞬間、島田先生がそんな叫びを上げていた。

こっちに来てて…


「島田先生は街に出て無かったんですか?」

「ちょっ…殿、先生は止めて下さい…」

「えっ?でも、オレは中学中退だから、先生って憧れなんだよなぁ…」

「中学中退!?どぉ云う事ですか?」

「えっ?あぁ…修学旅行で…って、それは飯喰いながら…ほら席に着こぉぜ。」

「はい。」


と、席に着き、最初に聞きたかった事を聞いてみた。


「…で、外出はしなかったの?」


そぉ、一歩、城から出れば、ココに行き着くのは簡単だ。双葉と莉緒も来た事が有るくらいなんだら…


「えと…城には寝れる場所も有れば、食堂も有り、出掛ける必要も無いので…」

「出不精か!?」


思いっきりツッコんでしまった…


「出不精って…まぁ…そぉですね…全てが城内で完結出来ますので…確かに出不精と言われればそぉですかね…」

「そっかぁ…アレ?休みの日は何してんだ?」

「休み?あぁ…無いですね…日本みたいに週休二日とか無いですよ…」

「まぢか!?ソレはちょっと考え直さないとダメだな…草案書いてくれる?」

「はぁ…」

「あ、余計に仕事増やしてるか?」

「いえ、大丈夫ですよ。ソコはお任せ下さい。」


と、オレの知りたい事を聞いたところで、


「お客様、ご注文は決まりましたか?」


と、ウエイトレスさん?が声をかけて来た。


「カラカラ丼二つとひき肉包み焼き二つ、大盛りで。」

「はい、大盛りカラカラ丼二つと、大盛りひき肉包み焼き二つですね。少々お待ち下さい。」


と、復唱して厨房の方に行った。周りを見ると、酒盛りもしているヤツも居るっぽいな。


「ところで…島田先生は酒は呑まないの?」

「先生はやめて下さい。それと…酒は呑まない主義です。」

「あぁ…悪かった…なんで酒は呑まないの?」

「アレは過ぎれば、頭を壊します故…」

「少しだけで止めるとかは?」

「少しだけならば百薬の長では有りますが…途中で止められる自信が無いのですよ。」

「あ…そっちですか…」


って事は、呑み出したら止まらないから呑まないのか…本質は呑兵衛だな?

と、しばらく話してたら、


「お待ちどぉ様でした!!大盛りカラカラ丼二つと、大盛りひき肉包み焼きです。」


と、カレーと餃子が運ばれて来た。


「…うっ…ごくり…殿…やはり三十年振りの再会となると、感動も一入ひとしおですね…」

「あぁ、喰ったらもっとだぞ?」

「でしょぉか…?」

「ですよ。さ、いただきます。」

「いただきます。」


と、二人で手を合わせ、口に運ぶ…


「うぐっ!?」

「ど、どぉした!?」

「う…うぅ…ひぐっ…」


と、島田先生が泣き出した…えっ!?なんで!?


「ちょっ!?どぉしたんですか!?」

「うぐっ…二度と…二度と喰えないと思ってたモノが…」


あ…そっか…そぉなると…


「言われてみれば、そぉですね…オレも色んな所に行って色々喰ったけど…ラーメン…喰いたく無い?」

「ラ…ラーメン!?食べられるのですか!?」

「いや…今はまだまだ…その内再現を…」


と、話してたら、


「あら?昼間も来てくれてたよね?あの時は持って帰ってだけど…」


と、背後から声をかけられた。

見ると、転生したと云う女性だ。


「やぁ、女将さん。実は、コチラの人も女将さんと同じく、前世の記憶を持った転生者ですよ。」

「えっ!?お兄さんに泣かされてるこの人が!?」

「ちょっ!?人聞きが悪いんですけど!?この人は三十年振りにカレーと餃子を食べたんだよ?そりゃぁ泣きもするよ!!」

「…そっかぁ…うん、そぉだよね…」

「あ、ソレでさ…一つ提案が有るんだけど…」

「提案?」

「うん、その…八木沢村に新たな旅館が出来たんだけど…」

「うん…」

「ソコの料理長にカレーとか教えて欲しいんだけど…どぉかなぁ?」

「ん?ソレって遠いの?」

「車でも二日くらいかかるかな?」

「そんな遠いの!?まぁ、そんなに遠いならレシピだけなら教えても良いかな?」

「ホント!?いくらか払うけど、希望額は!?」

「えっ?そんなの良いよ…」

「ダメです!!誰が相手でも、その辺はしっかりしとかないと!!」

「えっ!?えと…はい…ぢゃぁ…五千金?」

「安過ぎる!!」


と、少し口調が強くなってしまった。


「殿、女性にそんなに強く言っては…」

「はい…」

「女将さん、取り敢えず…もぉ少し欲を出して下さい。」


と、島田先生は女将さんにそぉ言ってくれた。


「えぇ〜?だったらお兄さんが決めて下さいよぉ〜」


と、女将さんは、オレに決めさせたいらしい…


「そぉですね…取り敢えず五十万金ではいかがですか?足りなければ追加も払います。」

「五十万!?お兄さん正気かい!?その若さで、そんな事決めて平気なの!?」


と、女将さんが驚いて、目を見開いた。


「大丈夫でしょぉ…なんせ、国を背負っている人ですから。」


って、前はうやむやになった内容をしっかり伝えていた。


「あぁ…なんかそんな事言ってたね…総大名ってヤツ?イヤイヤ!!無いでしょ!!こんな凶悪なツラ構えの国主って!!こんな凶悪な顔で、主上陛下や教皇猊下とかの旦那とか無いわぁ…」


って…気にしてる所をそんなハッキリと…


「と…殿?大丈夫ですか?」

「精神攻撃とは…コレは避けるのも、捌くのも無理な攻撃なんだな…オレはもぉダメかも…立ち直れそぉに無いよ…」


オレはコレまでで最高のクリーンヒットな口撃を喰らって、戦意喪失してしまった…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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