表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
538/760

第五百三十七話 先生の記憶

問題って何だろ?

人財発掘したなぁ…



「殿、少々問題が…」


家老達が全員でエミに向かったらしく、勘兵衛の懐刀、島田一之助が声をかけて来た。


「ん?何かあったのか?」

「はい…こちらです…」


島田が差し出して来たのは…


「なんだこりゃ?粗悪にも程が有るだろ…」


見せられたのは偽札だった。しかも、額面が五万金…そんなの作って無いんだが…


「はい…しかし、騙される人が続出しておりまして…」

「最低な事言うけど…コレは騙される方が悪いな…」

「いや…まぁそぉなのですが…ニュースとかで注意喚起が出来ないので、どぉすべきか…」


あ、そぉ云えばこの人ってオレと同じ様な感じだったっけ?


「取り敢えず、ソレを発行してるヤツを探し出す必要が有るな…」

「はい。しかし、犯罪組織はほとんど無くなっており、把握出来ている中には、偽札を作っている様な組織も見当たらず…」

「…なるほどな…流通枚数はどぉなんだ?」

「はい。回収出来たモノだけで五万枚強です。」

「二十五億金分が既に流通したって事か…全国的に立て札でも瓦版ででも注意喚起は?」

「ソレは行ってますが、文盲な者も多く…なかなか芳しくは有りません…」

「よし!!各家庭にチラシを配って、騙された者は自己責任だとした上で、ばら撒いたヤツを捕らえ、勝手に発行した分をソイツの借金にしてやれ。どんな理由にしろ関わった人間は全員死ぬまで強制労働で、ソレを止めなかった家族親族も同様にするか…死刑よりキツい刑はいくらでも有るからな。」

「解りました。その様に手配致します。」

「なぁ…勘兵衛達はこの事知ってるのか?」

「はい…一応は報告を上げてはいますが…」


にゃろぉ…知ってて黙ってやがったな?


「取り敢えず、発行元を探し出せ!!コト連合内は通貨が同じだから、各国に情報を流し、協力して潰すぞ!!」

「はっ!!その様に手配致します!!」


と、島田は早速動いてくれた。

しかし…偽札かぁ…出るとは思ってたけど、早かったな…でも、今回の犯人は見せしめも含めて悲惨な末路を辿って貰う必要が有るな…

逃げ道も用意しといてやるか…

って事で、偽札に関する法案の草案を書き記した。

ソレを早速島田の所に持って行き、


「島田、コレを精査して良い所悪い所を洗い出し、早急に決議を取ってくれ。」

「えっ!?なんですかコレは?」

「あぁ、偽札に関する刑罰の草案だ。」

「草案…ですか…」

「あぁ、日本の甘い刑罰とは違うし、ちゃんと逃げ道も用意してやってはいるが、犯罪者は逃がさない様に作ってる。」


どぉ言うと、島田は耳打ちをして来た。


「はぁ…その…殿は日本の法をどのくらいご存知なので?」


オレも釣られて小声になる。


「ほとんど知らないけど、良く聞く内容から、懲役だの執行猶予だの禁錮だの有るけど、実はホントに良く解って無いし、ソレでも再犯者がドッサリいるのが解せぬ。再犯者や重罪人は更に厳しく取り締まる様にしないと、模倣犯を生み出しかねんからな。」

「確かに一理有りますが…あまりに厳しいと更なる悪事に走りかねないとの見解も有りましたが?」

「そんなだから犯罪者が大手を振って歩いてるんだろ?一層してやる!!」

「その考え方も怖いんだけど…」

「良いんだよ!!善良な人が伸び伸び暮らせなきゃ意味無いだろ?」

「確かにそぉなんだが…行き過ぎると、ちょっとした事でも…となるかも知れませんよ?」

「そこは適当に線引きしてくれ。」

「丸投げですか?」

「そぉだよ。オレ一人で全部決めたら法治国家になん無いだろ?」

「いや…充分人治国家なんたけど?」


とのツッコミは無視して、


「そぉ云や島田ってここに来て三十年だつけ?」

「えっ?はい。」

「日本で産まれてすぐ?」

「いや…日本で事故に巻き込まれて死んだはずだったんだけど…なんでか赤ん坊からやり直したったよ…」

「日本では何をしてたんだ?」

「中学の国語教師だな。」

「重要人物発見…」


オレは島田の手を握った…


「ちょっ!?オレにその趣味は!!」


そんな言葉を聞いて、オレの取ってる姿勢を鑑みる…

うん、コレは…愛の告白をするポーズだな…


「オレにも無い!!ちょっと色々教えて欲しいだけだ!!」


オレは島田の手を離し、そぉ叫んだ。


「色々…とは?女は経験無いから解りませぬぞ?」

「違うよ!!…って…えっ?ウソだろ?」

「本当です。日本では初恋の相手は自殺してしまいまして、それ以降女には見向きも出来なくなり、今世でも…」

「引きずってるのか?」

「はい…」

「ソレは…なんと云うか…」

「いえ、まぁ、大丈夫ですけどね…ソレで…知りたいのは何ですか?」

「あぁ…漢字をな…憶えてるだけのモノで何とかしてたんだが…難しいのになるとなかなか…」

「漢字…ですか?コッチで役に立つので?」

「めちゃくちゃ役に立つんだよ!!」

「解りました。では入り用の時は必ずお力になりましょぉ。」

「宜しく頼むぞ!!」


と、心強い味方を手に入れた。

しかし、元国語の教師かぁ…にしてはエラい覇気してたなぁ…コッチで身体を鍛えまくったって事かな?

今度勘兵衛に聞いてみるか…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ