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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
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第五百三十一話 出発の記憶

当初の予定がダメ出しされましたね。

やっぱそぉなるかぁ…



《マスターは現場を見たの?》

《いや…見て無いな…》

《うんうん、マスターの手抜きだね。私が現場を見て、どぉすべきか設計からやるよ。マスターはお金の話だけしてて。》

《はい…》


なんか、アイラに主導権握られてないか?


「…で、二人で何をいちゃいちゃ話してるかや?」

「いちゃいちゃはしてないよ。オレが怒られてただけだから。」

「怒られたのかや?」

「うん、現場を見て設計して、現場作業って流れになるから、オレは「金額の交渉をしてくれ」だってさ。」

「なるほど…適材適所ってヤツやよね。アイラも優秀って事やよね。旦那様は、ホントに有能なのかや?」

「オレは無能だよ。武術にだけは、多少は自信あるけどね。〈あ、現場を見られる様に伊賀兼続に書状を書いておくから、出来てからエミに向かってくれるか?〉」

〈解ったわ。〉


と、話しは着いたかな?


「殿様、オレも八瀬も行こぉと思いますが、良いですよね?」

「あぁ、茨木も八瀬も行ってくれ。但し、アイラに何かしたら…解ってる?」

「「しませんよ!!」」


茨木と八瀬の声が揃った。


「なんでオレまで居るんですか?」


一人蚊帳の外にいたいつきがボヤく。


「ん?必要になるかと思って…」

「オレは細工師であって、普請は専門外なんですけどねぇ…」

「まぁまぁ、技術者としての腕は一流なんだからさ、何か意見が有ったら、ばんばん言ってくれよ。」

「まぁ、言いはしますけど…」

「って事で、縊も行ってくれ。」

「はいはい。解りました。」


と、縊もエミに行く事が決まった。


「なんや、旦那様は無駄遣いが好きなのかや?」

「ん?何の事だ?」


オレと紅葉が、水車小屋を出てから、紅葉がそんな事を聞いて来た。


「四人も派遣して、途中の宿泊費とか、食事代とか、全部旦那様持ちやよね?」

「あぁ、ソコか…無駄遣いとは思わないよ。みんなに見聞を広めて貰うのも今後の仕事の足しになるだろぉからね。」

「そぉ云うもんかや?」

「そぉ云うもんだよ。」


と、自分の行動を正当化して、紅葉と二人で紅葉のお仕事を終わらせる。

晩御飯前に終わり、オレは晩御飯までに、伊賀兼続宛ての書状を書いた。

うん…毎回硯で墨を擦ってって…手間すぎるな…こりゃ、ボールペンでも作って貰うかな?アイラにお願いしてみるか。


「旦那様、ご飯だよぉ〜!!」


ガラッと無遠慮に障子が開く。こんな入り方をするのは…


「やっぱり楓か…全く、返事を待ってからにしなさい。」

「ああ〜!!波津お姉さんみたいな事言ってるぅ!!」

「当然だ。主上陛下代行、教皇猊下代行、ラナー総大名の奥方ともなると、それなりの品位も求められるんだぞ?いつまでも子供のままぢゃ居られないんだぞ。」

「…うぐぅ…」

「三重さんに相談するかなぁ…楓を躾直して下さいって。」

「いやぁ〜!!お母さんの躾はいやぁ!!ちゃんと…ちゃんとするから!!お母さんに言い付けないでぇ〜!!」


と、楓は部屋の隅に行って座布団を頭に被り、プルプル震え出した。

何かトラウマでも抱えてるのか?なんか可愛いから、しばらくそのままにしておく。

充分堪能して…なんでだ?なんかムラムラするんだが…丸まってお尻が突き出された感じになってるからか?いかんいかん!!今から晩御飯だぞ!!

オレは立ち上がり、楓の方に歩いて、その可愛いお尻を撫で回してやる。


「ふにゃん!?」


可愛い悲鳴を上げながらも、楓は体勢を維持している。ある意味器用だな…


「ほら、ご飯の時間だろ?みんなを待たせちゃダメだろ?行こぉぜ。」

「お母さん来ない?」

「あぁ、今頃鯛生さんと仲良くいちゃいちゃしてるだろぉな。」

「そか…なら良いかな?ソレはそぉと…」

「ん?どぉした?」

「いつまでお尻、触ってるの?」

「あ…いや…可愛かったから、つい…」


オレは名残惜しいが、楓のお尻から手を離し、楓の手を取ってやる。


「私のお尻、そんなに好きなの?」


楓に、真顔でそんな事を言われた。


「あぁ!!大好きだ!!」


オレも真顔で、胸を張ってやる。ついでに、あきつらくんも胸を張ってしまっていた。

こりゃ、今夜も大暴れするんだろな…この暴れん棒は…

それから二人で食堂に行き、みんなで食事を頂き、お風呂に行く。


「わぁ…紅葉のお腹、少し目立って来たな…」


オレは紅葉を背後から抱き、お腹を洗いながらそんな事を言ってみた。


「ふっふっふ…わっち達の子供は順調に育っているやよ。旦那様もそろそろ父親としての自覚が芽生えて来たかや?」

「うん…早く大きくなって、顔を見せて欲しいな…紅葉に似たら、男でも女でも、絶対に可愛いぞぉ!!」

「旦那様に似たら?」

「その時は謝る!!」


オレに似て不細工になったら可哀想だもんな…


「ちょっと、私のお腹はぁ?」


と、椿が見せ付ける様にしてるけど…


「まだそんなに目立っては無いな。くびれは大事だけど、今は子供の為に少し食べた方が良いかもな。産後の運動にはちゃんと付き合うぞ。」

「う…うん…まぉ…うん、私の事嫌いにならない?」

「ん?嫌う要素があるのか?」

「無いと思うけど…太ったらイヤでしょ?」

「ちゃんと痩せる時は付き合うよ。」

「うん!!なら許す。」


何を許されなきゃならないのか…

なにはともあれ、夫婦四人とお妾さん二人でのお風呂は平和に過ぎ、今日は、明日からしばらく離れ離れになるからと、アイラと二人で仲良く眠った。

ちゃんとすることは三回しましたよ?

翌日朝から、


《マスター、帰ったらまた可愛がって欲しいんだけど?良いよね?》

「お…オフコース。」


と、約束させられ、


「では、殿様行ってきます。」


と、茨木がオレに言って、四人が車に乗り込み、エミに向けて出発して行った。

コレで何かしらの答えが出るかな?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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