表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
525/760

第五百二十四話 土の法術の記憶

素直な良い娘が腹黒になる…とんでも無いトラウマだったんですね。

考え方を変えないとなぁ…



道雪がラナーに発ってから十日、中庭で訓練するみんなとオレの腕輪は壊れていた。


「ん〜!!久々に手枷足枷無いって感じだなぁ…」

「実際、手枷着いてたやよ。ソレにしても…アレから二倍にまで法力量が増えるとか…旦那様はアホかや?」


時間が出来て、みんなの鍛錬を見ていた紅葉に、真顔で言われたよ…


「みんなに鍛練をさせるんだから、オレも付き合いで…と思ってさ?」

「それで、実験したらこぉなったのかや?」

「うん。」

「なんで、わっちはこんなアホを旦那に選んだのやら…」

「あの…紅葉さん?流石にそれは酷くない?」


と、講義の声を上げたら。


「ふつうの反応だと思うよ?私も中学の時、「あんな鍛練バカのどこが良いのよ?普通にブサメンだし…」って言われてたんだよねぇ…」


と、後ろから椿…イヤ、今は弥生か?にそんな事を言われたよ。


「それはそれで、めっちゃイヤなんだけど?」

「そぉ?私は嬉しかったなぁ…旦那様の良い所をみんな知らないんだもん。独り占め出来てたのになぁ…なんでこんなにモテてるのよ?バカなの?」

「いや。オレの意志ぢゃ無い所で責められても…」


と、コッチにも抗議したら、


「私は初恋だったなぁ…強くて優しくて、良いと思うけどなぁ…」


と、楓まで話に入って来て、混沌として来た。

オレはとばっちりを避け、みんなの鍛練に付き合う。

剣、棒、槍、弓と得意な事でみんな頑張っている。

槍だけはあんまり使った事が無いんだよなぁ…いつも道雪に丸投げしてたし…


「こっちも見て下さいよぉ!!」


と、槍使い組から催促をされる。


「そぉしたい所なんだが、槍は使った事無いからさぁ…」


オレは、棒術の方を教えながら応える。

ま、棒と槍は似てるっちゃ似てるんだけど、穂先が有る分、重心が違うし、槍と言っても、種類が多く、一つ一つ、特有の使い方が有り、技も全く違って来る。だからこそか、戸次流に槍の技は無い。棒術を変化させるのもアリかな?うん、今後の課題だな。

槍使いのみんなはぶぅぶぅ言っている。いつもの遣り取りだな。

そして、合同練習が終わり、土の法術の訓練が始まった。

ココからは楓も参加する。


「えと…楓…さま?はこの前少ししたので、今日は他のみんなにもして貰おぉかな。」


陸牙はオレの顔色を見て、楓の呼び方を模索している様だ。うんうん、良い傾向だな。

取り敢えず土壁をみんなが作る。コレで弓矢は防げる。簡易城壁にもなるな。

オレはソレを振動刀で斬り付けていく。雷振刀にしなければ、完全に防げるな。コレなら実戦でも充分に使えるぞ。


「みんなスゴいな…一回で上手くやれるとか…自信無くすぞ…」


と、陸牙は少し落ち込んでいる。何回も試行錯誤したんだろぉな…


「くそ!!次のは少し難しいですよ!!」


陸牙は気合を入れ直して、自分で手本を示す様に、全身に土を纏い、鎧にしていく。

おぉ〜!!アレはスゴいな!!


「なぁ、コレはどのくらい硬いんだ?」

「ん?普通に剣ぢゃ斬れない程度だな。」

「ぢゃぁ、オレみたいなヤツなら斬れると?」

「あぁ、そんなに多くは居ないだろ?

「そぉだな。オレが知ってるだけでだと、八人しか居ないな。」

「そんなに居るのかよ!?そんなトコにケンカ売るとか、あの王はバカなのか!?」

「バカだから死んだんだよなぁ…」

「えっ!?」


陸牙はコイツは何を言ってるんだ?見たいな表情をする。


「えと…オレの聞き違いか?オンセー王が死んだのか!?」

「あぁ、オレ達が報復に乗り出して斬ったぞ。」

「なに!?他のヤツ等はどぉした!?凍牙は!?風牙は!?炎牙は!?」

「全員死んだぞ。」


オレの言葉に陸牙は絶句している。


「因みに兵士達も、戦場いくさばに出て来たヤツ等はみんな死んでる。」


陸牙は更に絶望の表情を浮かべた。


「ま、リシの一方的な敗北ってヤツだ。」


陸牙はこの世の終わりな感じの表情になる。


「…そぉなると、オレの立場は…捕虜とかぢゃ無く…?」

「ただの虜囚だな。死んだ事になってるんだ。どんな非人道的な事をしても咎めるヤツは居ないし、文句も言えんよな。」

「……………」

「しっかり身の振り方を考えるんだな。」


オレは冷たく言い放つ。


「…オレを使って貰えないか…ある程度以上の役に立つと思う…」


完全に折れたな。コイツは確かに戦力になる。武器も自前で用意出来るだろぉし、つぶての飛び道具も、銃並みには有るだろぉ。しかも、男にしか興味が無いのも使える。ゴリマッチョ系イケメンだ。顔が変わるまで殴ってやろぉかな…

ま、コイツは道雪に丸投げするか。

ソレから土の法術を使えるみんなで無心に鍛練した結果、その日の内に自分用の鎧を作る事に成功してしまった。


「…なぁ…なんでみんなこんなに優秀なんだ?」


呆れた表情で陸牙が問いかけて来た。


「そりゃ、みんな命懸けだからな。たまに出現する鬼に対抗する為にずっと鍛えてた人達だ。このくらい当たり前だよ。」

「そぉか…なら、明日は武器の生成とかしても良いのかもな…」


なるほど…土で剣や槍、棒なんかをかなりの硬度で作れれば、かなり使える様になるな…なんか応用力高くね?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ