表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十六章
523/760

第五百二十二話 新型の記憶

アレ?奥さんに謝罪って浮気とかだよね?

ヤル気有るなぁ…



オレと楓が仲良く手を繋いで中庭に戻ると、全員が集中して法力量の増強に努めていた。

見た感じ、椿の半分くらい?転移式を片道使えるくらいかな?


「なぁ、まだ少ないのか?」

「ん?あぁ、そのお嬢ちゃんの半分くらいは欲しい所だな。」


オレの質問に陸牙が答えてくれた。斯く言う陸牙の法力量は椿と同じくらいかな?

オレから見れば充分な量に見えるんだけど、やっぱりダメなのか?


「そぉか…かなり日数が必要か?」

「そぉだな…十日は必要だな。」

「そぉか…よし!!作るか!!」

「えっ?作るって?まさか…」


オレと陸牙の話に横で聞き耳を立てていた楓が呆れた表情をする。何を作るつもりなのか気付いてるみたいだ。


「…前に作ったヤツを改良するの?」

「そぉだぞ。そぉだなぁ…前のより五倍は強力なヤツを作るつもりだ。」

「五倍って…みんなの身体は保つの?」

「ん?大丈夫だろ?めちゃくちゃ疲れるだけだから。」

「ソレはソレでどぉなんだろ?」


オレは、楓の心配を他所に部屋に籠り、前に作った法力を放出する法具を改良しだした。腕輪の在庫は大量に有るから、コレに式を貼り付けるだけの簡単な作業だ。改良と云って良いのかいささか疑問だけど…装着者も死にはしないだろ。イヂるのは放出量の所だな。単純に五倍だと、倍々で増えるだけなら良いけど、○乗とかで増えたら大変な事になりかね無いから、取り敢えず二倍から始めてみる。オレか実験台になるから、とりあえず一個作ってみた。そして、装着してみる。ぐんぐん法力が吸い上げられるのが解る。吸い上げられ、霧散していく。うおっ!?コレはちょっとオレですらキツいぞ!?もぉちょっと抑えるか…って事で一・五倍にしてみた。コレなら何とかなるだろ…

オレは多少ふらつきながら、中庭に向かう。二倍でコレだ…一・五倍でもかなり来るだろなぁ…


「おい!!みんなコレを付けろ!!」


オレは一・五倍の腕輪を全員に着けさせる。


「うおっ!?コレは…かなり法力が吸われてますよ!!」

「大丈夫なんですか!?」


久盛達から疑問の声が上がるけど、


「手っ取り早く法力を強める為だ。少し我慢しろ。その内慣れるから。ずっと付けっぱなしになるから注意しろよ。」


オレはあっけらかんと言い放つ。

あっ!!村全体の力を増す為に、兵員になる人全員分作るか!!

と、オレはその日の内に二百を超える腕輪を作った。


「…で、作ったのがコレかや?」


その日の夜、腕輪の事を紅葉に話した所、ジト目で睨まれた…


「うん…一応、戦力増強って事で…その内、産まれた子供に装着させて…って思うんだけど…」

「コレが、効力を発揮して、天狗にならない保証は有るのかや?」

「村の人達だけならその心配は少ないんぢゃ無いのかな?」

「…村の外には出さないのかや?」

「ソレは時期尚早だと思う。連合内の人達が、もしソレを着けたらすぐに動けなくなるだろぉから、既に流通させてる腕輪ですらキツいらしいからね。人と狐人とぢゃ基礎能力に大きな差が有ると思うよ。」

「なら良いやよ。中身がみんなにバレなければ…」

「着けたら壊れるまでは外せないから、その点も大丈夫だろ。」


と、紅葉の許可もなんとか取れて、翌日、全兵員に行き渡らせる。


「ソレで法力が格段に強くなるだろぉから、一人でも鬼と対等に渡り合えるくらいにはなるだろぉ。だからと云って調子に乗ると痛い目に遭うぞ!!」

「「「「「はい!!」」」」」


と、返事がして、順番に全員が腕輪を着けていった。

その腕輪を着けたままの稽古が始まる。


「殿、私も着けたいのですが…ダメでしょぉか?」


と、道雪が言って来た。


「…えと…死ぬかも知れんぞ?」

「はい、命を賭して、打ち勝ってみせます!!」

「そりゃぁ構わんが…取り敢えず、波津殿と相談してくれ…何も相談せずに着けさせたら後が怖い…」

「…はぁ…殿にも怖いモノが有るのですね…」

「そりゃ有るさ。中でも波津殿は別格だ。」

「別格…ですか…?私に取ってはこの上無い良妻賢母なのですが…」

「そりゃぁ、道雪に取っては、そぉなんだよなぁ…道雪と居る時とそぉで無い時の差が…」

「そんなに有りますか?」

「あの落差で飛び降り自殺出来るくらいにはな。」

「何ですかその例えは…取り敢えず、相談して来ます。」


と、道雪は腹黒女官さんの所に行ってしまった。許可出るのかな?

と、周りを見てみたら…キミ達もぉちょっと覇気を出しなさいよ…


「なぁ…ココは子供のお遊戯会か何かか?」


陸牙が聞いて来た。


「まぁ、そぉ言うな。法力を全力で吸われながら動いてるんだ。ソレだけでも驚嘆に値するぞ。」

「ほうりき?」

「あぁ、お前等の言い方だと魔力か?ぐんぐん吸われる感覚はかなりキツいぞ。」

「吸われる?」

「あぁ、オレも着けてるこの腕輪の効果だな。オレでも倒れそぉだぞ。」

「お前の魔力は測れない程多いんだが?」

「そぉなのか?」

「正直、バケモンだ。」

「そぉなのか…なら、紅葉なんかはどぉだ?」

「もみじ?」

「主上陛下だ。」

「あぁ…ありゃぁ神様か何かだろ?」


成る程…そんなレベルなんだな…コイツより強い法力を持ってるのは、この村でも紅葉、オレ、楓、三重さん椿くらいなのか…今回の腕輪の鍛練が終わったらバケモン揃いになるのかな?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ