第五十一話 出陣の記憶
ちゃんと読める内容か不安。
初めての出陣だったなぁ…
「朝廷軍も幕軍も一兵足りとも死なせる事は許さんやよ!!」
紅葉の激で、密談な会談も終わったし、とっとと国境に向かいますか。
「紅葉!!オレと道雪は一足先に国境に向かうけど良いか!?」
「もぉ行くかや?」
「あちらさんがコッチの準備を馬鹿正直に待つとも思えないからな。」
「ソレもそぉやよ…」
「椿、紅葉の護衛頼むぞ。」
「はい、旦那様もお気を付けて。」
「任せろ!!」
そぉ言うオレのほっぺに椿が口付けした。
「あ〜!!卑怯やよ!!」
叫んで紅葉は反対側のほっぺに口付けをして来た。
オレは紅葉と椿の唇に口付ける。
「最高の御守りだ。」
オレはニコリと笑う。
二人は頬を染め俯き、
「あの時みたいにケガしたら許さないやよ。」
「旦那様はこの国最強なんですからね。」
「あぁ…二人ともありがとう。ちゃんと無傷で二人を待つよ。」
二人に熱い抱擁を貰った。
さぁ行こうと思ったら…道雪!?恐ろしいヤツ!!腹黒女官さんと…だと!?いつの間に!?後で問い質そぉ!!
暫し道雪を待つ…ちうしてやがる!?
まぁ二人共お年頃だし…
あ、離れた、道雪がコッチ見てる…
「殿、お待たせ致しました。」
「ん、ぢゃぁ行くか!!」
「はっ、地獄までお供致します。」
「オレは天国に行きたいんだが?」
「戦に行く者は地獄の鬼と戦う運命ですぞ。」
「…なら行かない…って出来ないか…地獄の底まで着いて来い!!
「御意!!」
お約束の掛け合いも済ましたし…
外に出たらバイク?コレで行けと!?
あぁ、車の二輪バージョンね…運転は出来るからいいかな?
「殿は早馬は出来ますかな?」
「多分平気。」
「では参りましょう!!」
「道案内宜しく!!」
「はい!!」
バイクとほぼ同じ操車だった。
しかし…サムライがバイクってなかなか斬新だな…
このバイク?かなり速い、百キロくらい出てないか?
少し怖いゾ…
二人でカっ飛び二刻くらい、国境が見えて来た、まだ敵は来てる様子は見えない。
国境の警備兵に止められるが、主上陛下のお墨付きの書簡で何事も無く通過出来た。
今更だが、ヘルメットは良いのか!?
そのまま暫く進むと千くらいの団体さんが見えた、恐らく敵さんかな?
「アレは敵さんか!?」
「でしょな、斬り込みますか?」
「無茶言うな!!他勢に無勢過ぎるゾ?」
「でしたら如何されますか?」
「こんな時の法力だろ?」
「狐人族でもあるまいし、あの大群に使える法力なんぞ使えませんぞ?」
「そなの?」
「人の身で使えるのは式術だけですし、急いでいたから待ち合わせも少しです。」
「ならそこで見てれば良いよ。」
言ってオレは歩いて千の兵団に近付く。
「やあ、皆さんはラナーの兵隊さんかな?」
「ん?坊主か、そぉだが、何か用か?」
「やっぱりゾォだったんだぁ!!だったら…」
「だったら?」
「贈り物があるんです。」
「贈り物?」
「地獄への片道切符だよ。」
オレは腰の千鳥を横一閃!!居合いで雷を纏わせ振り抜く!!約半数が感電死する。
その一撃で軍は恐慌を来たす。
ソレを見た道雪はオレの横まで来て、
「後は残敵掃討ですかな?」
「まだ半数は残ってるだろ?もぉ一発だ!!」
その場で上段に構え、また千鳥に雷を纏わす、しかも前に雨雲を斬ったアレだ。
「ちぇえいっ!!」
気合い一閃!!天が斬れ、敵の本拠らしき陣幕まで斬り裂いた!!
「よし!!上手くいった!!」
見るに残敵は百居るかどぉか…ソレも雷の余波で痺れてるっぽい…
「残敵掃討かな?」
「御意!!」
言って二人で敵軍に走る!!
途中で左右に別れ一刻くらい…
結果は殲滅だった。
二人疲れ果てた感じだった、ケガこそ無いが二人は汗だくで笑いあった。
早馬まで戻り、暫く休む。
「殿は人の身でありながら、アレほどの法力…どぉやって身に付けられたので?」
「ん?鍛練だな。」
「今度教えて頂きたいですな。」
「紅葉が許可したらね。」
「なれば直談判してみますか。」
「オレからも頼んどくよ。」
ソレから早馬でラナーの陣幕に行くとかなりの兵糧が…
「少し摘み喰いしてくか。」
「そぉですな。」
暫し食休みとした。
喰って、出して休んで、その後暫く進むと空が茜色に染まる。
「ココまでは順調かな?」
「千の軍をほぼ一人で、殲滅するのが順調と云うならば順調なのでしょうな。」
「何その含みある言い回しは?」
「普通はあの軍の手前で様子見が妥当なのですがね…」
「普通って…ソレで楽しい?」
「楽しい、楽しくないの問題とは違いますが…」
「紅葉ならあの程度、一発だろぉがな。」
「主上陛下は人で括れるのですか!?」
「ん〜ダメだな、絶世の美少女だから。」
「…ご馳走様ですな。」
「うわっ!?予想外の反応だなぁ。」
二人して笑い、その日は交互に眠り見張りを交代し合う。
その晩は何も無く朝を迎えた。
更に二人で進むと城壁の様な関所が見えた。
「アレは関所なのか?」
「その様ですね。」
「アソコに軍は居るかなぁ?」
「ココからは解り兼ねますが…」
「ここから走って、伝令の真似事でもしてみるか?」
「ソレも一興ですな。」
ソレから二人で走り関所に入る。
「伝令!!伝令!!」
叫ぶと十人くらいの兵が出て来た。
ソコには軍は居ない。全部で十人くらいだ。
「何があった!?」
「敵兵の侵入確認!!」
「規模は!?」
「二人です!!」
言った後、場の空気は笑いに包まれた。
「たった二人ならココの兵員で楽勝だ、心配するな!!」
「そぉだぞ、少し休んで行け、二人に水をもて!!」
和やかな歓迎ムードだが、この後ココを血に染めるんだよな…
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お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。




