第五百十二話 切断の記憶
アレはあのままにしておくには惜しいキャラだと判断しました!!
生きてたのかぁ…
翌日、まだ気分が悪そぉにしている椿の頭を撫でてやっていた。
「うぅ〜ごめんねぇ…」
「まったくだ。身重のクセに無理しやがって…」
「ふぐぅ〜…いぢわる言わないの。」
と、他人が見たらいちゃいちゃしてる様にしか見えないやりとりをしていたら、
「なんかや…まったくだらしの無い…鍛錬中に何度も経験してるやよね?」
と、紅葉が入って来た。
「まぁ、そぉなんだけど、今は身重だからさ…」
「旦那様はそぉやって、椿を甘やかすんやよね…」
「甘やかすって…そんなつもり無いんだけどなぁ…」
「どぉだか…そぉそぉ、椿がそんな状態だから、楓が代わりに仕事してるんやよ?旦那様、楓にもちゃんと優しくするんやよ?」
「ソレはもちろん。」
「…で、わっちはどぉなのかや?」
「も…もちろん大事だぞ!!ほら、オレの膝の上、今は紅葉の為に空けてるんだから!!」
「そぉかや?なら遠慮無く。」
と、紅葉がちょこんとオレの胡座を組んでる中心部に、袴に覆われた可愛いお尻が…
うん、平常心平常心!!だからあきつらくんは元気になるなよ?
「まったくしょぉが無い旦那様やよ。」
「むぅ…今の私には反応してなかったのに…」
紅葉と椿にはバレてるな…あきつらくん大人しくしなさい!!
「あははは…可愛い奥さんが二人も居るんだから、流石に…ね?」
「「言い訳しない!!」やよ!!」
「はい!!」
なんでオレの奥さん達ってこんな息がぴったりなんだ!?
そんなお昼前のほのぼのした時間は久盛の声で終わりを余儀無くされた…
「師匠ぉ〜!!大変ですぅ〜!!」
なんだよ?何が起きたんだ!?
「まったく…うるさいやよ!!何が有ったかや?」
うんざりしながらも、オレから紅葉は立ち上がり、久盛に声をかけた。
「あっ!!長様!!大変です!!」
「何があったのかや?」
「ヤツです!!ヤツが生きてました!!」
「ヤツ?誰かやソレは?」
「ふた月程前に襲撃して来たあの男です!!」
その言葉を聞き、オレも外に出た。
「もしかして、お前を女にしたアイツか!?」
オレは久盛が忘れたいであろぉ過去を掘り起こしてやる。すると、
「…その言い方はちょっと…」
と、久盛は尻を抑えながら、
「…ですがソイツです!!」
「そっかぁ…どこに居る!?」
「御社の方に!!」
その言葉を聞き、オレは御社に走って行った。
御社に行くと、土の棒?を待ち暴れる男…陸牙だったっけ?を、道雪が筆頭に数人で取り囲み、なんとか足止めをしていた。
確かアイツは、土の法術が使えたハズだ…あの土の棒もそぉだよな?
コキ使えるかも…なんとか仲間に引き摺り込んでやる!!
オレは目標を定めて、決戦の場に足を踏み入れた。
「道雪!!退がれ!!お前ぢゃソイツを殺しかねん!!」
オレは声を張り上げ、道雪の前に出る。
「ん?あっ!!テメェはあの時の!!テメェのせいで死にかけたぞ!!」
「死んでても別に構わなかったんだけど?」
「やっぱ、テメェは許さねぇ…」
「オレも許したく無いんだよなぁ…」
「そぉかそぉか。なら…殺し合いだなぁ〜!!」
ヨダレを垂らしながら、真ん中の足を大きくして睨み付けて来る。めっちゃ怖いんですけど…
「ならお前はオレを殺せたら勝ちな?オレは、お前を屈服させたら勝ちで良いか?」
「なに?屈服!?オレをか!?ナメてんのか?」
「そぉだな…片腕でも切り落とせば降伏するだろ?」
「良し、オレはお前を殺せば勝ちなんだな?」
「あぁ、オレをヤれたらコイツ等好きにしても構わんぞ。」
「よっしゃぁ〜!!俄然ヤル気になったぞ!!」
と、真ん中の足を更に大きくする。キモいなぁもぉ…
「ぢゃぁ…やるか…」
「おぉ!!」
と、オレが声をかけた瞬間、陸牙が動いて土の棒を振り回して来た。
オレは腰の振動刀を抜き、[紫電]でその棒を斬ってやる。
がいん!!
硬質な音が響くが、
「なんだ?そんな柔らかいモノでオレをヤる気だったのか?」
「んな!?どぉ云う事だ!?コレがこんなアッサリ斬られるなんて…」
「簡単だ。お前の法力…魔法の練りが足りないだけだ。さて、今度はオレからで良いんだよな?」
「えっ?あ…イヤ…あの…」
「聞く耳持たん!!」
オレは叫びながら、いきなり縮地で陸牙の横を抜けて行く。
「えっ!?えっ!?えっ!?なんで背後に!?」
陸牙は目を瞬かせて驚いている。
「あ、動かない方が良いぞ?お前の左腕、肩から斬れてるから。暫く動かなきゃくっ付くぞ。」
「んな!?」
陸牙は自分の左腕を見ている。
「ちゃんとくっ付いてるぢゃねぇかぁ〜!!」
と、オレに向かって右手に持った土の棒を振り回そぉとした瞬間、どさっ!!と陸牙の左腕が地面に落ちた…
「えっ!?あれ?…うぎゃぁ〜!!」
落ちた左腕を確認し、いきなり左肩から血が吹き出し、ソレに驚いた瞬間、痛みに襲われたみたいにその場で傷口を押さえてのたうち回っていた。
うん、やっぱりかなり痛いんだなぁ…
その後、久盛に紅葉を連れて来て貰い、陸牙の腕をくっ付けて貰った。
「まったく…こんな事くらい他の人でも出来ないのかや?」
「いや…流石に切れてしまっていては…」
「長様くらいですよ、こんな瞬時に治せるのは…」
と、他の光の法術が使える人達が恐縮しながら、紅葉を持ち上げていた。
「…で、旦那様はコレをどぉするつもりかや?」
「ん?あぉ、一生を費やして、死んだ人達に詫びて貰う必要が有るよな?」
「…ふむ、そぉやよね…十七人も死なせてるやよね…」
「…って事でお前には、十七人分の死んだ方がマシだと思えるだけの罰を与えるから、覚悟しててくれ。」
「…ホント、わっちの旦那様は人でなしやよね…」
紅葉の呟きは無視して、オレは最初の命令を下した。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




