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第五十話 戦準備の記憶

この流れは間違って無いだろぉか!?

会談だなぁ…



使者に導かれ、京に来た。

謁見殿は、凛さん改め百合姫を筆頭に治療の終わった女性達が働いていた。


『お帰りなさいませ、御主人さま!!』


メイド喫茶かよ!?


一言で心に多大な負傷を負った…椿も同様らしい…紅葉が得意満面な笑みをたたえ胸を張っている。

誰かオレ達を癒してくれ…


さて、使者に因ると、「急ぎ謁見殿に来て欲しい」との事だつたが…


「取り敢えず、皆様コチラに…」


百合姫の案内で、薬を抜いていた部屋に案内され、驚愕する。


「久清!!大丈夫かや!?」


騒ぐ紅葉を止める。


「光の法力を使える人は皆の治療を!!コレは何があった?」


久清の面倒を見ている見知らぬ男二人に声を掛けた。


「はっ、ラナー王国に着いて国王への謁見にて、久清殿の書状を事もあろうに破り捨て、更には剣士隊に因り殺害されそぉだった所を我等がお救い致した次第に御座います。」


男の一人がオレに向き直りそぉ言った。

みんな生きては居る様だが…


「案内しろ…オレをラナーに連れて行け…」


あぁ…冷静さが無くなるのが解る…コレがハラワタが煮えくり返る思いか…

一兵足りとも取り逃がさん!!


「旦那様!?」


椿が焦った声を出す。


「わっちも連れて行くやよ!!」


紅葉も怒り心頭だ。


「私も地獄の底までお供致します。」


道雪もオレに着いて来る気満々だ…


オレと紅葉からは法力が漏れて辺り一面に被害が出そぉな勢いだが…オレが外に出ると…雷が謁見殿に落ちる。


「旦那様ぁ!!」


雷に打たれたオレを椿が悲鳴を上げる。

だが、ソレは逆にでオレが天に雷を打ち上げたのだ。


「ふぅ…少し落ち着いた。」


紅葉も同じ様に天に法力を打ち上げた。

正に天変地異だ。

オレは道雪と親家にそれぞれ将軍と帝を呼ぶ様に指示を出す。もちろん紅葉名義で。


約半刻で将軍と帝が謁見殿に来た。

前に密談した部屋に主要人物が集まった。


「緊急事態やよ。」


紅葉が切り出す。


「緊急事態ですか?」

「何があったと?」


将軍と帝が聞いてくる。


「ラナーに出した使いが、重傷を負って戻ったやよ…」

「なっ!?」

「ほぉ…」


将軍と帝の態度に違いが出た。


「詳しくはこの二人が話すやよ。」

「服部丹波に御座います。」

「百地半蔵にございます。」


名前逆ぢゃね!?

服部半蔵に百地丹波なら解るけど!?

何この脱力感…本気でビビるわ!!

取り乱すオレに紅葉だけが気付いた。

見るなよ…


「ソレで状況は?」


将軍の問いに先程の話を繰り返す。


「ソレで百合姫と我等は貴国コトに亡命を希望致します。」

「元々私も亡命を希望しておりましたが、幕府に向かう途中、葵殿、椿殿両名に案内した貰っている途中で人攫いに遭いまして…」

「あの王は、自らの行いが国民を蔑ろにしている事を省みず、注意なされた姫を暗殺しようとしてましたが、国外に出た為、我等を派遣、そして、その事実を伏せたまま、あわよくば主上陛下まで暗殺させようとしていた節があります。」

「何とも悪い事は重なるもんやよ…」

「然り。」

「しかし、そうなりますと…戦は避けられまい。」


皆、それぞれの感想を述べる。


「して、戦となると、鑑連や、如何に進めるかや?」


オレかよ!?オレは護衛なだけだろ?

しかし、意見を求められたら、言うしか無いか…


「はっ!!まずは、守りですが、帝に一任致したく。」

「ワシが守りか?」

「はい、守りこそ大事なれば、帝にこそ相応しいかと存じます。」


要は攻めの邪魔をするなよ?って事なんだが…


「ふむ、主上陛下の護衛の意見なれば承ろう。」

「ありがとう御座います。コレで守りは万全なれば攻め手ですが、幕軍にて包囲網を敷きたく思いますが、如何に?」

「蟻の子一匹逃さぬ様努めましょうぞ!!」

「ありがとう御座います。ソレで強襲ですが、私と道雪が切り込みます。その後我が手勢の精鋭二百、ソレでラナーの首級しるし上げて見せます。」

「ソレでは其方達だけに手柄が渡るのではないか?」


帝が待ったを掛けてくる。


「此度の戦は、我等狐人族、九尾の狐様の一族の尾を踏まれた事に端を発します。

如何に我等が精強なれど狐人族のみで一国は落とさないでしょう、だからこそ、帝と将軍に助成を願い国民の安寧第一で動くもので有ります。

手柄と云うので有れば、直接国民を守る朝廷軍が勲一等、敵を逃さなかった幕軍も同様、我等孤人族は只の他国への牽制にしか過ぎませぬ、我等が殺戮の限りを尽くしますので、事後処理は主上陛下並びに帝と将軍にお願い致したく。」

「今回はわっちも前線に赴くやよ。」

「御意に。」


帝はしばし考え言葉を出す。


「有り体に言えば…今回の戦は狐人族が売られた喧嘩だから民を巻き込みたく無いから、我等には国の守りを任せたいと言った所ですな?」

「如何にも。」


オレは答えた。


「鑑連殿、その任、承った。」


帝はしっかり頷き、紅葉に頭を下げた。


「しからば、私は大名に出兵を要請しましょう。」


紅葉は帝と将軍を見遣り、


「それぞれの兵の招集及び期間はどぉかや?」

「朝廷軍は千、直ぐにも国境に向かえます。援軍が二千、コチラは五日程ですかな。」

「幕軍は二万。十日で準備出来ましょう。」

「各人よろしく頼むやよ。」


紅葉は帝と将軍に頭を下げて頼んだ。

美少女の頼みは漢なら断れまい!!

オレも頭を深く下げる。


コトの軍は今一つに纏まった。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

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