第五百八話 三吉の驚きの記憶
また新しいキャラが出たけど、一回限りなんだろなぁ…
自宅をこんなにしてごめんだよなぁ…
お昼ご飯を食べたあと、早速お城な旅館に向かう。
「なぁ…殿様…これ…ホントにワイの家なんだか?」
「ん〜…まぁ、お前の家が有った場所だし、温泉もお前が引いたのがそのまま使われてるし、三吉様の部屋もあるから、三吉の家と云われればそぉなんだけど…」
「わいは九尾の村のあの家が有ればそれで良いだよ…」
と、根っからの田舎者な事を、三吉は言う。
「あの…鑑連様?これ…ラナーの城より立派なのでは?」
凛さんがそんな事を言い出した。
「ん?あぁ、まぁ、そぉなんだよね…中の設備もめっちゃ充実してるし、総工費なんかオレの小遣いかなり使っちゃったよ。」
「鑑連様のお小遣い…ですか?」
「うん、毎月一番大きい小判三枚…今の通貨単位で三千万金…」
「まぁ、そんな大金が、ですか!?」
「あぁ、そんなには要らないって言ったら、勘兵衛…志村勘兵衛が、こぉ〜んな目で怒り出したよ…オレが受け取らないと、全員お給金を受け取れないだろって…だからいっぱい無駄遣いしまくって、散財して、国民に還元しないとってね…」
「まぁ!!ソレは素晴らしいですわ!!ウチのバカ親父に爪の垢でも煎じて呑ませたいくらいです!!」
「うん、アレはもぉ死んでるから呑ませらんないけどね…」
「はい、そこはホントに口惜しいですわ。私が引導を渡したかったですのに…」
「えっ!?」
「はい?」
「えと…一応アレって父親だよね?」
「だからこそ、娘の手で…成し遂げたかったとも思いますの。」
おほほほほって笑ってるけど、この子も怖いな…
「あらあら、二人で何を話してるの?凛さん!!旦那様をゆうわくしちゃダメですよ!!」
「えっ!?私!?しないわよ!!私には三吉さんが居るんだから。」
「そぉだぞ、今のは流石に凛さんに失礼だよ?」
凛さんとオレが反論したもんだから、楓は頬を膨らませてそっぽ向いてブーブー言ってるよ…可愛いな…
「楓さま、流石にその態度はダメだべ?ソレに、殿様も凛もそんな程度で怒る程狭量では無いだから、ちゃんと謝ると良いだよ。」
三吉にそんな事を言われて、渋々ながら、
「凛お姉さん、旦那様、変な事言ってごめんなさい。」
「はい。よく言えました。私は全然怒ってませんから大丈夫ですわよ。」
「ちゃんと、悪い事した時に謝れるのは偉い証拠たぞ。」
と、頭を撫でてあげた。
「うん!!」
と、オレの腕に絡み付いて来る。
ソレから中に入る。入口は総ガラス張り…に見せ掛けてる、透明な鉄の実製の自動ドア。
「うわっ!?勝手に開いただ!!」
「どぉなってるの!?」
「コレはまた面妖な…」
三吉、凛さん蒲江さんが驚いている。
ま、自動ドアなんてこの世界には無いからな…
「ほらほら、立ち止まって無いで中を見て行こぉぜ。」
「あ、はい、解っただ…」
と、三吉が返事をして着いて来る。
「みんな、こっち。」
アイラが、階段に向かうオレ達をエレベーターに呼ぶ。
「なんだ?一気に上に行くのか?」
「イエス」
と、最初に上階に向かうらしい。みんなでエレベーターに乗る。
七人乗っても大丈夫!!
「こっただ狭い部屋に何があるだか?」
「ん?あぁ、この狭い部屋はな…」
と、話してたら三吉達の部屋が有る階層に着いた。
扉が自動で開き、さっきとは違う場所に出た事に、
「えっ!?アレ?ココは!?」
「えっ!?何これ!?」
「違う場所だて…」
と、蒲江さん、凛さん、三吉と驚きの声を上げた。
「コレはエレベーターって云って、一階から最上階まで連れて行ってくれる法具だ。だから別の場所に出た様に感じるんだよ。」
「えべれぇたぁだか…不思議なモノも作ってるだなぁ…やっぱり殿様はスゴいだて!!」
「オレは喰い物いっぱい作れる農家さんのがスゴいと思うんだけどなぁ…」
「そっただ事…いや、自分に無いモノがスゴい事に見えるのは世の常だでなぁ…」
「うおっ!?三吉らしからぬ正鵠を得た答えだな…ま、無いモノねだりってヤツだな。」
「んだんだ。無いモノねだりだて。」
と、話しながら、アイラに着いて行くと、八木沢三吉と表札のかかったドアの前に来た。
「…えと…コレはどぉ云う…」
凛さんが戸惑っている。
「えと…一応、ココの場所は三吉の家が有った場所で、ココの温泉も三吉が自力で引いたモノだから、ココ、三吉の家を間借りしてるだけって事になってるし、ココの…コレの持ち主は三吉になってるんだよ。」
「…と云う事は…?」
「ココの売り上げの一部が三吉の懐に入る。収益金の運用とかは蒲江さん、やってくれるよね?」
凛さんに説明しながら、蒲江さんにもちゃんと仕事が有る事を伝える。
「えっ?私ですか!?まぁ、大丈夫だとは思いますけど…」
「ぢゃぁ、三吉の経理はよろしくね。かなり収入が出るだろぉからね。」
「そ…そんなにですか?」
「あぁ、多分大名並みには出るだろね。」
「…冗談ですよね?」
「本気だよ。」
オレの言葉に蒲江さんは言葉を失った。
「蒲江お姉さん、旦那様に関わったらこぉなるんだよ。諦めて。」
と、楓が的確な説明?をしている…なんかヒドくない?
「ですねぇ…鑑連様に常識を持って付き合ったら頭が沸騰しまさすからねぇ。」
「ワタシ、そこまで無い…」
「そりゃぁ、アイラさんも椿様も似たモノ同士ですからね。」
「オーマイガッ!!」
って、キミ達も大概だな…
「さ、部屋の中を確認してみよぉぜ!!」
三吉の背中を押して部屋の鍵を開けさせる。
かちゃり…と音を立てて鍵が空き、扉を開けて中に入ると…
「何だべコレは!?」
「村の家が何軒も入りそぉなんですが…」
「社務者三個分くらいはありますね…」
部屋に入ってすぐ、そんな感想が三人から漏れた。
ま、ココを作ったのがアイラをはじめとした技術者達だから、悪ノリしたんだろな…
「何だべコレは!?」
三吉が風呂を見て驚いていた。かなり広い、シャワー付きのお風呂。平成の世から持って来たのか!?
「コレ、シャワー。ここ、バスルーム。」
「えと…殿様、アイラさんの言葉が良く解らないだよ…」
と、三吉から応援要請が入る。
「えと…ココは風呂場だ。こっちに湯を溜めて、こっちのシャワーと呼ばれるモノからも湯が出るんだぞ。」
「へぇ…なんか不思議だでな。」
と、説明だけで、夕方になってしまった。ま、最初からココに一泊する予定だったから、アイラに仕様説明を…ま、オレも付き合うか…
三吉は一晩では憶えられず、全部凛さんと蒲江さんに任せる。
「なんだか、私達も場違いな感じなんですけど…」
凛さんは気後れしてるっぽいな…
ベッドなんか、
「こんな柔っこくて眠れるだか!?」
って驚いてたもんなぁ…
意外と眠れるモンだよ。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




