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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十五章
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第五百六話 暴れ鳥の記憶

このまま平和が続きます様に…

あれ?フラグ臭く無い!?

帰って来たなぁ…



「殿、僭越ながら、一言申し上げても?」


唐突に道雪が聞いて来た。


「ん?オレ達の間柄で遠慮は要らんだろ?」


オレは、なんの遠慮もなく言って良いよとの意味を込めて言ってみた。


「しからば、殿はお子様がお産まれになられましたら、抱っこはされるので?」

「しまくるに決まってんだろ。おっぱいもあげたいけど、男ぢゃ出ないからなぁ…」

「あ…そこまでですか…でしたら私からは何も申し上げる事は有りませぬな…」


ん?何を言おぉとしてたんだ?でも、正解だったならそれで良いかな?


「そぉだで!!子供は可愛いだべ!!」


すっかり出来上がっている三吉が、テンション上がりまくりで力説する。


「あぁ、それは解る…今でも早く顔を見せて欲しいって感じだからな。」


オレは笑いながら三吉に答えて、奥さん達の方を見てみる。

奥さん達にアイラと凛さん、蒲江さん、腹黒女官さんまで混ざり、女同士でも盛り上がってるな。なんか寂しい気持ちもあるけと、たまには…ね。それに女同士ぢゃ無いと解らない事もあるだろぉから、コレはやっぱり、たまにはいいのかもね。

そんな感じで、椿の妊娠お祝いの宴席は終わり、その日は、奥さん達に加え、アイラと朔夜も一緒に仲良く眠った。

翌日、朝から電話を受ける。


『殿、無事にカオサオまでは帰還出来ました!!』


電話の相手は中村左衛門だ。


「おぉ、無事の帰還ご苦労。」

『はっ!!有り難きお言葉!!』

「で、コレからどぉ動くつもりだ?」

『はい、宜しければ、私も、熊殿、目壱殿と共に普段殿が生活してらっしゃる、九尾の村を見てみたく思います。』

「そぉだなぁ…ま、来ても大丈夫だとは思うが、主上陛下、教皇猊下、代理とお偉いさんがどっさり居るけど大丈夫…だよな?」

『はっ!!殿に恥をかかせる様な事は決して致しません!!』


ソコは気にして無い。要らん緊張しないか心配してたんだけど…ま、大丈夫だな。


「あぁ、そんな緊張しなくても大丈夫だぞ。それより、暴れ鳥って、どんな大きさなんだ?」

『はい、人の背丈の半分くらいで、重さは私と同じくらいは有ります。力も強く、狼程度なら自分達で撃退可能なのですが、飛べない鳥とも言われております。』


エミュー見たな感じかな?かなり大きな鳥小屋が必要になるか…


「良し、カオサオからなら五日程度で九尾の村に着くな。良いか、オレの目の前で帰還の報告をするまでが仕事だからな。」

『はっ!!心得ております!!』


と、熊と目壱の帰還が数日後だな…となると、暴れ鳥の飼育場が必要になるな…餌は何を喰うんだ?穀物類かな?

よし!!取り敢えず、今日から突貫工事だけど、みんなでやれば直ぐに終わるだろ。

と、云う事で、朝食後、アイラと茨木と八瀬と縊とで着工するか!!


「旦那様や?」

「なんだね?紅葉さんや。」

「何やらワクワクしてるみたいやよ?何があったのかや?」

「あぁ、熊と目壱が帰って来るんだよ。暴れ鳥を連れて!!」

「暴れ鳥…暴れ鳥かや!!」

「うん、だから、今日から突貫工事ではあるけど、飼育小屋を作るんだ。」

「そぉかやそぉかや!!それはわっちもワクワクするやよ!!」

「うんうん、アレ?大きさってどのくらい?」


オレと紅葉の会話に椿も混ざって来た。


「あぁ、エミューって知ってるか?」

「あの駝鳥ダチョウより一回り小さい鳥でしょ?」

「あぁ、聞いた話ぢゃそのくらいの大きさらしい。」

「かなり大きいんだね…あの繊細な味からは想像出来ないわ…」

「オレもビックリしてる。鶏くらいかと思ってたよ…」


そして、楓がぶっちゃける。


「美味しいんだからそんなのどぉでも良くない?」

「まぁ…そぉなんだけど…そんなこんなで、今日から鳥小屋作りに取り掛かるから。」

「いつも思うんだけど、旦那様はラナーの総大名で、コト連合の総代だよね?」

「ん?あぁ、そぉだな…」

「そんな旦那様が、小間使いみたいな事する必要があるの?」

「あぁ、その事か…誰かに作れって命令も出来るけど、オレがしたいんだよね。」

「そっか、なら仕方無いね。」


仕方無いか?ま、いっか。

と、朝食を終えて、オレはアイラと共に、茨木達の所に来た。


「…って事で、鳥小屋を作りたいんだけど、良いか?」

「勿論ですよ!!そんなに美味いんなら我々も食べたいですしね。」

「そぉですよ。それに、我々は殿様の配下でしょ?命令すりゃ良いんですよ。」

「そぉそぉ、新たな仕事、しっかりやらせて頂きますよ。」


と、三人共ヤル気満々で協力してくれるらしい。ホント、人財に恵まれたなぁ。

ソレから四日かけて樹木コンクリート製の五十羽くらいは飼えそぉな小屋を作って、そこそこの広さの放牧場も作れた。

あとは熊と目壱の帰りを待つだけだな。

ソレから二日、清仁さんの運転する小型バスが村に着いた。


「長旅お疲れ様です。」


オレは清仁さんと奥さんに労いの言葉を投げかけた。


「あぁ、オレ達は何もしてないんたから、そんな労いは不要だぞ。」

「まぁ、そぉなんですけどね…クリラーノは如何でしたか?」

「あぁ、オレ達が鑑連の身内だと知れてからは、町の人達とかの対応が丁寧過ぎて怖かったぞ。」

「丁寧過ぎた?」

「クリラーノ解放の英雄とか言われてたぞ。」

「止めてくれ…って感じだよ…」


と、話してたら、


「殿!!只今帰還仕りました!!」


と、中村左衛門が小型バスを降りて来て挨拶してくれる。


「あぁ、お前も長い間世話をかけたな。」

「滅相も無い。自分に出来る、最大の仕事をしたまでです。」

「そぉか、ま、今夜はゆっくりしてくれ。」

「はい!!」


と、中村左衛門の労を労ったら、熊と目壱が降りて来た。


「殿様!!今帰りましただよ。」

「ほら、コレが、殿様御所望の暴れ鳥だべ!!」


と、鳥籠を一つずつ持ってるけど…


「ねぇ…アレって…鶏だよね?」


オレの隣に居た椿がまんまの感想を言って来た。


「うん、大きさこそ違うけど、ソレ以外の何物でも無いな…」


そぉ、熊と目壱が持って降りて来たのは、紛れも無い、大きな鶏だった…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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