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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十五章
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第五百五話 酒の席での記憶

あれ?朔夜は出て来て無いな?

はい、宴会には裏方が居ますから、朔夜はそっちを取り仕切ってます。

やっぱ、男同士ってのも良いよなぁ…



「殿様!!コッチに来るだて!!」


奥さん達とワイワイしていたオレを三吉がほぼ強引に引っ張る。その脇には微笑みを浮かべた凛さんと蒲江さんが…コレは…女同士のお話しがあるからオレを引き離そぉとしてるのか?


「解った解った…ちょっと向こうで男同士の話をして来るから!!」


オレは奥さん達に男同士のお話しと強調してその場を離れた。ホントは女同士のお話しに水を差したくなかっただけなんだけどね。


「むっ?真打ち登場ですな!!」


酔いが回って来てる道雪が迎え入れてくれる。そして、ソコに集まっていたのは、茨木、八瀬、縊、鍛冶屋のオヤジさんだ。

男臭いぞ!?しかし…オヤジさんは良い歳してるけど見た目ダンディなんだよなぁ…何このイケメン率!!オレ以外イケメンって、どんな死刑だよ!!


「真打ちって…コッチにもそんな表現あるんだな…」


と、妙な所で感心してしまった。

真打ちとは、昔の寄席で話し終わった後、蝋燭の芯を押して火を消す、トリを務めるに値する人って意味らしい…良く解らんけど…


「何を言ってるんです?さ、こちらに!!」


と、上座っぽい所を薦められる。薦められるままに座り、


「ついに殿も子供が産まれるのですねぇ…うんうん、初めて会った頃は無鉄砲な若者としか見えてませんでしたが、立派になられて…」


って、お前泣き上戸なのか!?何泣いてんだよ!?


「ほぉ、殿様はそんな感じだったのですね?髙橋様、その辺を詳しくお教え願えませんか?」


って、茨木の言葉に乗せられて、道雪は立ち上がり、最初に会った時の…戦った時の話をコレでもかってくらいに盛りまくって話してくれた。

曰く、こんなガキが一人で乗り込んで何をするつもりだ!?と感じたとか、

オレが素手で戦ったとか、

最後には目にも止まらぬ動きで、投げ技で負けてしまったとか、その時の犯罪組織は完全に潰れたとか、

ドコの英雄の逸話だよ!?ってくらいに盛り上げてくれる。


「はぁ…殿様はホントにスゴいんだでなぁ…」


と、三吉が感心していたけど、全く違う観点で感心していたのはオヤジさんだった。


「へぇ…素手で道雪と向き合ってたのか…!?正気か小僧!?」

「正気かって言われても…そぉするしか手が無かっただけだからさ…」

「?なんでだ!?」

「だって…道雪が、見ただけで強過ぎるって解ったからさ、意表を突いた業ぢゃなきゃ通じないと思って…」

「にしても…コイツ相手に素手はどぉなんだよ!?」

「そぉ言うけど、ガシのじじぃはそんな道雪の上を行くんだぞ!!信じられるか!?あのヨボヨボがあんなに強いとか!!反則だっての!!」


オヤジさんの言葉に少し興奮しながら酒を煽り、オレも話に力が入る。


「確か、殿とは引き分けでしたよね?子安様が仰ってましたよ。ギリギリ引き分けに持ち込めたと…」

「ばっ!!ギリギリだったのはオレだよ!!あのじじぃの読みが普通ぢゃねぇんだ!!」

「ふむ…今度一手御教授願いたいですね…」

「あぁ、オレも稽古を付けて貰いたいくらいだよ。」

「それ以上強くなってどぉするんですか…既に人の域を超えてらっしゃるのに…」

「誰に言われても受け入れるけど、お前には言われたく無かったぞ…」

「私はまだ人の域に居ますが?」

「イヤイヤ…」

「いやいや…」


何か道雪と変な話で盛り上がってしまった。


「おぉ、殿様、そんな事より、あのデカい法具…重機って云うのか?あの発想は何処から来てんだ?」

「あれは…あれ?オレが日本人だって話して無かったか?」

「ん?あぁ、そんな話してた様な…」

「オレ達の居た世界には当たり前に有ったモノを法力を使って動かせる様にしたのが新型の車や早馬や重機類なんだよ。」

「法具ってぇんなら、式はどぉだ?その知識は何処から来てるんだ?」

「あぁ、あれはゴヒに有った資料を読み解いて、あとは文字を変えるだけの簡単な作業だよ。ま、作る時に法力を込めないとダメだけどな。」

「なんか難しいんだな…」


縊は考えるのを止めた。

ま、酒の席で難しい話は無粋だよな。

しかし、みんな酔って、オレに対して遠慮が無くなって来て、なんか良いな…

そんな感じで話してたけど、


「あ、そぉ云えば、三吉の子供は男の子?女の子?」


オレは三吉に聞いてみた。


「わいの所も男の子だで!!三連みつつらって名前だべ!!」

「おっ!?男の子か!!美男美女の子供だからモテモテだろなぁ…」

「だと良いべがな…」

「なんだ?問題が、あるのか?」

「強い子に育つかが問題だべ…」


あっ!!そぉだよ!!この世界ぢゃ強さが見た目を凌駕するんだった!!


「大丈夫!!鬼教官の道雪が居るんだ!!イヤでも強くなるぞ!!」

「んだな!!髙橋様、よろしくお願いするだて!!」


と、三吉は道雪に頭を下げるが、


「八木沢殿、私と貴方は、同じ殿に仕えてる者同士、様付けは良く無いですぞ、それに、三連を鍛えるのはラナーの国益そのもの!!鑑雪と共に鍛えますぞ!!」

「ありがとぉだべ!!」


と、三吉が道雪に抱き着いた…イケメン同士でもやっぱり男同士のはキツいな…

こんな平和な日常がやっぱり良いなぁ…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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