第五百三話 独占欲の記憶
正解を引き当てたんだから良しとしましょぉか…
なんでこぉなるんだ!?
その夜、楓と二人きりで過ごしはしたんだが、やはり心のどこかで、椿…弥生の事が気になっていた…女感ってヤツが気になるからココは楓に集中しておく…
「ねぇ、私はいつ、赤ちゃんを授かるの?」
一回終わった後、オレに抱き着いた楓が唐突に、そんな事を聞いて来た。
「ん〜…どおだろ?コレばっかりは…」
「そっかぁ…もっといっぱいしたら授かるのかなぁ?」
「どぉだろ…まぁ、しないと出来ないモノでもあるよな…」
「だったら…もっといっぱい可愛がって欲しいな…」
目を逸らし、そんな事を言われた…コレはとぉ反応するのが正解なんだ!?
って、おいおいあきつらくん!?何をそんな元気になってんだよ!?
「あれ?コレって…」
「あ、いやその…楓みたいな可愛い娘にくっ付かれて、そんな可愛い事言われたら…流石に…」
「うふふ…私の事好き過ぎでしょ?」
「あぁ、好き過ぎだな。」
と、優しく頭を撫でてみたら、あきつらくんをサワサワされて、辛抱たまらんわ!!
はい、その後三回頑張っちゃいました!!御免なさい!!
翌朝、いつも以上にオレにベッタリな楓がそこに居た。
「ん〜?なんかいつもより、旦那様と楓ちゃんの距離、近く無い?」
「椿も気付いたかや?なんや、昨晩は頑張ってたみたいやよ…」
「あの男はぁ…日本ぢゃ全然モテ無かったから安心し切ってたのに…コッチぢゃモテモテなんだよねぇ…」
「ふむ…文化の違いかも知れぬやよ。」
「文化の違い?」
「旦那様はにほん?でも強い方ぢゃったかや?」
「えっ?うん、かなり強い方だったハズだけど…」
「なるほど、見た目のせいでモテ無かったと?」
「うん、だから安心してたんだよね…ソレがコッチぢゃ…」
「見た目より強さと立場が優先される文化やよ。」
と、椿と紅葉の声が聞こえて来る。
なるほど…強さと地位の方が優先されて、ツラの良し悪しは二の次三の次なんだな…アレ?最初からオレに懐きまくってた楓は!?
「私は一目惚れしてたんだよ?」
オレの視線に、何を言いたいのか気付いた楓はそんな事を言って来た。
「そ…そぉだったのか…ソレはなんとも嬉しいな…」
「でしょぉ?井戸で頭に桶をぶつけた瞬間なんかビビビって来たんだよね!!」
と、コロコロよく笑いながら楓が話すと、
「井戸かや?」
「えっ!?井戸で、頭に桶をぶつけた?」
と、紅葉と椿が話に入って来て、朝食にした。
「…ぢゃぁ、私が井戸に突き落としたすぐ後に楓ちゃんちの井戸に落ちてたと?」
「…ソレで水を汲みに来た楓に頭に桶をぶつけられたかや?」
「うん、そんな感じだな。」
「あの時、良い音したもんねぇ…かっこぉ〜ん!!って!!」
「そぉなの?オレはがごっ!!って感じだったぞ…」
と、意見の喰い違いが出たけど、
「井戸の中と外で聞こえ方が違ったんだね。」
と、椿が助けてくれた。
「そぉかもな!!」
「ま、お兄さんが言うんならそぉだよね。」
と、楓は、オレにしっかりしがみ付いて、椿を牽制する…
なるほど、独占欲が出て来たのかな?
「あ〜!!楓ちゃん、ずっこいんだぁ!!」
いきなり椿が声を上げる。
「いきなりどぉしたんだ!?」
オレが聞くと、
「だって…ずっとベッタリしてるぅ〜…」
まぁ、確かにそぉなんだけど…そんなジト目でオレを見るんぢゃ無い!!
「…たまには独り占めしたいもん…」
って楓も拗ねないの。
「椿、たまには…の?」
と、紅葉が仲裁をしてくれる。流石、亀の甲より年の功!!
「なんや、変な事考えて無いかや?」
って紅葉に睨まれた…こえぇ…女の感、こえぇ…
「…いいえ、流石、主上陛下だなぁ…って…」
「ま、今はソレで勘弁してやるやよ。」
と、朝食も終わり、九尾の村に戻り、早速仕事をするのは良いんだけど…今日は楓がずっと付きっきりだった。
「なんだ殿様、可愛い奥さんを見せびらかしに来たのですかい?」
「仲良いのは知ってますが、流石に…アイラさんも居るのに…」
「まったくだ。仕事に張りが出ないですよ。」
「朝からあんな感じ。《流石にジェラシー…》」
と、縊、茨木、八瀬、アイラと四人にツッコまれた…ま、その気持ちは解るよ。
「ま、まぁ、ソレはソレとして…重機類と車の量産化なんだけど…」
「ちゃんと進めてる。後でご褒美。」
オレの問いに、アイラがぶっきら棒な感じで答えてくれる。ま、彼女の場合は、日本語がまだ完璧ぢゃ無いから仕方無いよな?
「アイラは後で同行してくれよ?三吉に旅館と云う名の城の説明を、しなきゃならないからさ。」
「アイシー」
なんで英語で返す!?
「あいしぃ?愛し!?私からお兄さんを取るの?」
「違う違う、今のは解ったよって意味だよ。」
慌ててオレがフォローする。
なんでこんなに一気に独占欲出して来たんだろ?コレはコレでややこしぃ事になったぞ…
ソレから三吉の所に行き、明日、八木沢村に出発する事を告げる。
「明日だか?急だでな。まぁ、大丈夫だで!!」
と、話してたら、可愛い赤ん坊を抱いた凛さんが来た。
「あら?鑑連様。お帰りになられていたのですね?」
「あぁ、凛さん、つい先程ね。そぉそぉ、椿がやっと妊娠したんだよ!!」
「あら!?ぢゃぁ、今夜はお祝いですわね。」
うっ!?コレは…オレは気になって楓を見てみると、
「うん、椿お姉様にちゃんとお祝いしなきゃね!!」
と、にこやかに宣言してくてた。
うん、なんとか独占欲は治ってるかな?
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




