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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十五章
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第四百九十八話 問いかけの記憶

高木良臣、三十歳の時に交通事故で死亡…何の因果か転載した先はラナーの武家の嶋田家。

幼少の頃から、肉体だけを鍛えられた。

日本での若い頃の知識は皆無に等しいレベル…おバカさんだったけど、友達がいぢめられていた事に奮起し、高校二年から勉強に気合を入れて、教師になる。転生後は、流されるままに生きて、現在三十歳…

と云う裏設定…

この情報は要らないかな?

何とかなるモンだなぁ…



嶋田一之助を引っ張って歩く姿は異様だった様で、鬼達に奇異の目で見られた…ココぢゃオレ達の方が浮いて見えててもしょぉが無いよな…


「なぁ…これ、マヂでオレ、生きて帰れるのか?」

「大丈夫!!安心しろ!!骨は拾ってやるからさ!!」

「安心出来ねぇ!!頼むから解放してくれぇ!!」


と、嶋田一之助の我儘は置いといて…オレは…オレ達は村の中央部に来た。


「おらぁ!!鬼共ぉ〜出て来ぉ〜い!!腰抜け犯罪者はそのまま逃げるのかぁ〜!?」


オレは鬼を呼び出してやる。元犯罪者達ならコレで呼び出しに応じるだろぉ…

と、思ってたら、来るわ来るわ…その数百を優に超えてるぞ!?


「なんだてめぇ!!」

「こんな身体にした張本人達が何の用だ!?」

「クソッタレ共が!!」


と、黄色い声で大歓迎してくれている。


「なぁ…オレ…もぉ逃げらん無いよな?」

「逃げても良いけど、その時は助けに行かないからな?」

「それ…どんないぢめだよ…」

「オレは出来ないヤツには言わないしゅぎだ。勘兵衛が、お前をオレに付けたって事は、そぉ云う事だろ。」

「後で志村様にも、文句言うよ…」

「あぁ、そぉしてくれ。」


と、嶋田一之助との、話も、区切りを付けて、


「お前等の中に無実のヤツ居るか?」


オレは鬼達に向かって、そぉ声を張り上げた。


「んなの居るワケねぇだろが!!オレ達ゃぁ札付きばっかだよ!!」


と、一人の鬼が気炎をを上げた。


「そっか…一人くらいは居るかと思ったんだけどな…まぉ良いや、お前等全員ココで死刑執行するからさ。その姿のまま生きるより大分楽だろ?」


オレが問うと、


「「「「「ふざけんなぁ!!」」」」」


と大好評な様で、


「えと…コレは喜んでるんだよな?」

「なんでやねん!!」


オレがボケると即座に嶋田一之助から厳しいツッコミが入った。


「話し合いは無理が有るか?」

「ありまくりだ!!」


ど、先頭のヤツが殴りかかって来たので、雷を纏わせた刀で斬ってやる。


「仕方無いなぁ…出来れば殺したく無かったんだが…」

「…ホントか?」


何故かジト目で見られた…解せぬ…

ソレからも鬼がうじゃうじゃと向かって来るので、


「おい!!オレから離れるなよ!!死ぬぞ!!」


と、嶋田一之助に注意を促し、近くに居るのを確認し、一気に雷を落としてやった。すると、広場に集まっていた鬼達は一気に倒れ伏し、生命活動を停止した。


「めちゃくちゃだな…コレがコトの雷神の力かよ…どんだけチートなんだか…誰かさんを思い出すよ…」


誰かさん?誰だろ?ま、聞いても解らないだろぉから、流しとくか…


「さて、生き残りの掃討に行くか…」

「サラリと言ってくれるな…」


と、嶋田一之助は否定的ではあるが、逃げ出すと云う選択肢は無くなったみたいだな。

ソレから村中を見て回って、二百人程が見付かり、百数十人を斬り殺した。残り?逃げたヤツも居たかも知れないけど、自然淘汰されるだろ…

それより、死なせなかったヤツ等は殆どが子供だったからだ…


「こりゃぁ興味深いな…鬼と鬼の子供は鬼になるのか…」

「しかし、この子達って、普通に生きていけるのか?」

「ん〜…ムリが有るかもな…鬼に対する忌避感が表面化して、撲殺されたりするのが目に見えるな…」

「それぢゃぁ、どぉするのが正解なんだ?」

「そぉだなぁ…」


オレは思案を巡らせたが良い案は出て来ない。


「…アンタ等はどぉしたい?」


オレの言葉に鬼達が顔を見合わせ、


「ココでひっそりと暮らして行きたい…」


との意見が多かった。


「そぉか…コチラとしてもその意見を尊重したい所だが…どぉなるか責任は取れないよ?下手をしたら、みんな殺されかねない。」

「…そぉですか…そぉですね…ソレも仕方無い事かも知れません…」


女性の鬼が答えてくれる。そこからは彼女と話を詰める。


「あぁ、子供が居なければ、みんなを人間に戻す事も可能だったんだが…」

「…人間に戻す事が可能だったのですか!?」

「ん?あぁ、でも…子供達の事を考えると、親達との姿の差で悩みはしないか?」

「あっ…確かにソレは有るかも知れませんね…」

「まぁ、そこはココで話しても答えの出ない事だからココまでにして、オレ達の要求は、下流域に水を流して欲しいって事だ。」

「ソレは…はい、少しずつならば可能かと…」

「ソレぢゃダメだな。少しだと田畑所か生活にも支障を来す。アソコの人達は食料を生産して、国に納め、ソレを税として成り立っている。だが、アンタ等にはソレが無い。悪いが、今の段階では、アンタ等を国民として受け入れられない状況だ。」

「そんな…ソレでは私達に死ねと仰るのと同じでは無いですか!!」

「ん?そぉか?オレなら新たに井戸掘りから始めるけどなぁ…そして、喰い物は野生動物を捕まえたり、山菜や木ノ実を採って煮炊きすりゃぁ何とかなるさ。」

「しかし…」


と、やはり一人の意見で全てを決めるワケにもいかないみたいだな…


「ま、取り敢えず…水だけは流してくれないと皆を殺さなきゃならなくなる。だが、ソレはしたくは無い…そぉだな…水がいくらでも出る水筒くらいはくれてやる。」

「水がいくらでも出る水筒ですか?」

「あぁ、しばらくはソレで保たせてくれると助かる。」

「その話が本当でしたら…」

「良し!!オレが今から水筒を作ってやふ。一之助、一っ走り勘兵衛を呼んで来てくれるか?」

「はっ!!」


と、嶋田一之助を下流に走らせる。勘兵衛を呼んで来るまでに、オレは、あの水筒を作って実演して、使用方法も教えて、水を下流に流す段取りをする。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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