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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十四章
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第四百八十四話 ディスりの記憶

テッセー…良い趣味してるなぁ…

ドコにでも冤罪って有るんだなぁ…



やっぱりだよ…隅っこに蹲ってるヤツが居た。


「はいはい…あれ?お前、意識が残ってるのか?」

「えっ!?」


オレが近付いて斬ろぉとした時、目を瞑り、身を固くした、その鬼にオレは声をかけてみた。


「お前は死にたいのか?」

「ま…まだ…し…死にたく無い…」

「お前はなんでこんなトコで、そんな姿なんだ?」

「ぬ…濡れ衣を着せられて…ラビーで大工をしてたんだが、サーギの女を攫った罪で…」


なるほど…ウソは言って無い様だけど…


「解った…ま、死にはしないだろ…痛いけどな。」


オレは有無を言わさず、一人の鬼に式苻を貼り付けた。例の火傷を癒す式苻だ。


「うぎゃぁ〜!!」


式苻を貼った瞬間から鬼はのたうち回る。


「暫くしたら痛みも無くなるからそれまでの辛抱だぞ。」


のたうち回る鬼を残し、奥に進む。


「はぁ〜!!」


道雪が鬼を縦に斬り裂く。


「この階は今ので終いかの?」

「…の、様ですね…しかし、つくづくラナーとは敵対したく無くなりますね…」

「バカを言うな、一応ラナーの総大名では在るが、コトの手の者でも在るからの…」

「ですね…素手で元鬼を圧倒したのは流石に…」

「ワシ相手にも取り敢えず素手で様子見とか舐めた真似もしてくれたのぉ…」


じじぃと右近がそんな話をしている。


「ホント、どぉなってんだかなぁ…」


と、二人の後ろから声をかけてやる。


「ホントにソレぢゃ。小僧だけでも手に余るのに、まだまだ伏兵が居るんぢゃからのぉ…そぉこぉしとる間に小僧の、子供が出来て、成長したりしたら、手が付けられん様になるわい。主上陛下達や、ラナーの者達にしっかり教育して貰わねばの。」

「ですよねぇ…松岡様みたいになられると困りものですよ。」


と、オレに気付いてて二人共、毒吐きやがって…


「二人共…オレの心へし折るつもりか?」


力無く言うオレに、


「うむ、ココでへし折っとくのが今後の為と思ぉての…」

「ま、普通に手に負えないので…」


コイツ等ぁ…もぉ泣いて良い?


「ふぅ…流石に鬼とは云え、ほぼ無抵抗な相手を斬るのは気が引けますな…」


最後の一匹を斬った道雪が多少肩を落としながら戻って来た。

そして、項垂れているオレに気付く…


「…で、殿はどぉされたんです?」

「ん?あぁ…この二人にいぢめられたんだ…」


と、道雪に言い付けてみた。


「いぢめられた?殿が?ソレは気のせいでは?」

「ソレが気のせいぢゃ無いんだよ…なんか手に負えないとか言われてな…」

「あぁ…そぉですか…まぁ、その一点に関しましては、私もお二人の肩を持つくらいしか出来ませぬな…」


んな!?


「ど…道雪…お前もか!?」


ブルータスぢゃ無かったのが救いか!?アレはカエサルが死んでるからな…あ、オレの心が死んでるかも…


「いや…その…殿は放っておいたら何をしでかすか解りませんから…」


うぐっ!?ココぞとばかりにディスりやがって!!


「オレってそんな風に見えるのか?」


オレが問うと、三人揃ってスゴい勢いで首肯しやがった…


「ま、仕方無かろ?新型の車に道路建設、ソレに伴い新型の法具…ソレにあの銃…ココまで一人でそんな量の式を作った者等居らぬぞ?」

「下手をしたら世界を滅ぼしかねない法具とか作りそぉですし…」


と、じじぃと右近に言われる。


「そんな原爆とか作らねぇから!!あんなモン作ったらただの破壊魔だろぉが!!」

「げんばく?とは何ですか?」


って、道雪さんや?ソコを聞くのか?


「ソレは…知らない方が身のためだ…」

「そ…そぉですか…解りました。」


と、引き返しながら話して、


「おい、お前も来いよ。」


と、牢屋の隅っこでガタガタ震えてるヤツに声をかけてやる。


「い…良いのか?」

「オレが良いって言ってるから良いんだよ。」


と、言うと、男は恐る恐るオレ達に着いて来た。

檻から出ると、


「所で、松岡殿、その男は?」


と、テッセーが、オレが連れ出した男を見て質問して来た。


「あぁ、その…お前達がバケモノと呼んでたヤツの一人だ。冤罪で捕まってバケモノにさせられていたらしい。」

「なんだと!?ソレは本当か!?」


オレの説明に、テッセーが驚き、男に問い掛けた。


「は…はい…女性を攫ったとか言われて…」

「なんだと!?詳しく聞かせてくれ!!」


と、テッセーと男が話し出したので、


「おい、サホン。」

「はい。」

「オレ達は次に向かうぞ。」

「はぁ…」


と、その後も地下に潜り、全部で百八十三もの鬼を斬り、五人の無実だった人達を人間に戻して、地下を出る。

はぁ…空気が美味しいなぁ…


「松岡殿、斬り捨てたバケモノ共の中にも冤罪の者は…」

「相当数居ただろぉな…」

「そぉですか…それは何と言って良いか…」

「ま、ソレはオレの知った事ぢゃ無いが…彼等への補償はしてやってくれると嬉しいな…」

「ソレは勿論、普通に生活出来る様には…」

「あぉ、そぉしてやってくれ。」

「ソレはそぉと、夜も更けて来ましたけど、お泊まりになりますか?」


と、話を変えて来た。


「そぉだな…他に連れも居るんだが…」

「お連れ様もご一緒にどぉぞ。」

「そぉか?なら世話になるか。道雪、二人を連れて来てくれ。」

「はっ!!」


と、道雪が静さんと朔夜さんを呼びに行き、オレ達は束の間の休息を取らせて貰い、その日は宴会が開かれ、


「なぁ、松岡殿!!オレも傘下に加えてくれんか!?」

「いや、オレに言われても…ま、相談はしといてやるよ。」

「はい、お願いしますよ!!」


と、酒の席でテッセーに迫られたり、


「鑑連さまぁ?淋しかったですぅ…」


って、朔夜さんは酔った勢いでオレに抱き着いて来て幸せな膨らみを押し付けて来やがるし…理性が保ちません!!その後、みんなでお風呂に入り、用意された寝室で安らかに寝かせて貰いたい…って思ってたんだけど…なんでそんなセクシーな衣装でオレの部屋に朔夜さんが居るんだよ!?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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