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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十四章
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第四百七十七話 じじぃの立場の記憶

違うやる気のある人が居ますね。

うじゃうじゃ居るんだなぁ…



バスの中でオレは右近の刀に式を刻んでいた。運転は朔夜さんに任せてある。道案内にクイ・サホンを強引に連れて来ている。城にはもぉ鬼は居ないとの事で、オレ達は近場から回る事にした。

だから、なるべく早く右近の刀に式を施す必要があるんだよね。


「…っと…コレで完成かな?右近、後で試し斬りしてみてくれ。」

「解りました。」


と、刀を右近に返す。


「驚くぞぉ?その斬れ味たるや、まるで大木が豆腐ぢゃぞ!!」


と、じじぃが若干…めっちゃテンション高めで右近に語りかけていた。

ま、アレは放っといて良いかな?


「なぁ…やっぱりかなり斬れるよなぁ?」

「はい、あの八本角の鬼ですらなます斬りでしたからね…」

「だよなぁ…」


と、話したら、後ろの席から、


「そんな危険なおもちゃを遥仁様に渡さないで下さいますか?年甲斐も無くはしゃいでましたよ?」

「はははは…じじぃらしいね。」

「ですな。」

「遥仁様をじじぃ呼ばわりするのは鑑連様くらいですわよ?」

「えっ?あ…そっか…なんか自分のじじぃを思い出してさ…ま、尊敬と親しみを込めて呼んでるから大目に見て欲しいかな?」

「それは良いのです。本人も気に入っておられて、鑑連様を小僧とか言ってますし…お互い様だとは思います。」

「そぉですね…あれ?オレもじじぃに小僧って言われて別にイヤな思いは無いな…」


と、首を捻ると、


「遥仁様も鑑連様を孫の様だと仰ってましたわ。」

「孫ねぇ…オレが間違わない様に導いてくれてんのかな?」

「そぉですね…皆さん鑑連様に頼っている所が大きいと思いますが、どぉですか?」

「ん?そぉだなぁ…うん、一国を預かってるし、連合の纏め役?みたいなのも押し付けられてるし、みんなオレの顔色伺い過ぎって感じはあるかな?」

「その負担を少し減らそぉと、振る舞ってらっしゃるのですよ。」

「そぉですか…じじぃにはやっぱり感謝ですね。」

「ソレでもじじぃ呼びはお止めにはなられないのですね。」

「そりゃぁね…今更感が強いですから。」

「解りました。二人の関係はソレでよろしいですわ。」


って、やっぱりじじぃ呼びが癇に障ってたんだろぉか?

ま、気にしないのが一番良いかもな…でも、言われて初めて気付いたな…オレ…かなりじじぃに頼ってた部分が有るな…

と、バスが止まって、


「最初の目的地に着きましたよ。」


と、クイ・サホンが呼びに来た。


「ココは?」

「旧サーギの対旧ラビー王国の前線基地だった場所で、化け物も大量に居た所だ。」

「なるほど…で、どのくらい居るんだ?」

「さぁ?百くらいは居ると思うが…正確な数までは…」

「そぉか…」


アレが百も…となると…


「なかなか骨が折れそぉぢゃの…」

「おや?流石の子安様でもそんな表情をなさるのですね。」


じじぃが少しゲンナリしていたら、右近がそんな事を言い出した。


「そりゃぁのぉ…あの強さの鬼が百は流石にツラいぞ?おヌシを入れて四人で百はキツいからの…」

「私もやるのですか?」

「何を言うとる?着いて来といて危険な事はしたくないとか言うつもりか?」

「あ…イヤ…その…はい…頑張ります。」


って、言いくるめられやがったか…じじぃ恐るべし!!ウチのばぁちゃんみたいな話術だよなぁ…

ソレから、バスには静さんと朔夜さんを残して、五人でバスを降り、砦内での化け物…鬼探索が始まった。


「普通に考えたら地下か?」

「ぢゃの…まずは地下からぢゃが…おい、ココに地下はあるのかの?」


オレの呟きにじじぃが返事をし、クイ・サホンに訊ねていた。


「確か地下もあったと思う…ラビー兵を捕らえておく施設だけど…」


と、答えて来た。

ま、拷問したりとか有るんだろぉな…

と、クイ・サホンを先導に、地下へと降りて行く。その途中から、肥溜めみたいな匂いが…


「なぁ…ココって放棄された場所だよな?」


そぉ、見張りも、門番も、誰一人として会わなかった故の疑問だ。


「はい…確か五年前の併合で放棄した砦だと記憶してはいるが…」

「この強烈な匂いは?」

「さぁ?こんなの聞いた事も無いんだが…」


クイ・サホンの答えに知りたい情報は無いんだが…この匂いは流石に…


「…この匂いは老体にはちとキツいのぉ…」


って、じじぃが都合の良い時だけ、爺さんぶりやがって…


「よし、この砦ごと埋めてしまうのが良いかな?」


立ち止まってオレはじじぃ、右近、道雪に相談してみた。


「砦ごと埋めるとは?」


と、道雪が聞いて来た。


「外に出て特大の雷を落として砦を崩壊させる。そぉすりゃ生き残ってる鬼も生き埋めになって、簡単には出てこれずにそのまま死んでくれると思わないか?」

「はっ、面白い事を思い付くヤツぢゃの。やってみる価値はあるよのぉ?」

「はい…この匂いから解放されるならなんでも良いです!!やりましょぉ!!」


と、じじぃと道雪も乗って来てくれた。

ソレで全員で外に出て、


「朔夜さん、少しココから離れましょぉ!!」

「何か有りましたか?」

「うん、砦を吹っ飛ばしてしまおぉかとね…」

「うわぁ…過激ですね…解りました。少し離れますね。」


と、バスは百メートルくらい遠ざかった。


「のぉ…ワシ等はココに居た方が良いのか?大丈夫なのか?」

「当たり前だろ?生きてる鬼共が湧いて来たらオレ一人で…ってなるぢゃんか?」

「一人でも充分ぢゃろ?」

「おいおい…勘弁してくれよ…」


と、じじぃと話して、ずっがぁ〜ん!!と雷を落としたら…どっかぁ〜ん!!って大爆発しやがった!?可燃性ガスでも溜まってたのか!?


「盛大に燃えてますねぇ…」

「だなぁ…爆発とかしてたし…」

「ま、小僧のやらかしは今に始まった事では無いぢゃろ…」


砦崩壊に感想を漏らした道雪と右近はじじぃの言葉にうんうん頷いているし、クイ・サホンなんかあんぐりと口が開いている…なんだこれ?解せぬ!!

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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