第四百七十四話 引いた記憶
鑑連達は手助けするのでしょぉか?
ココが分岐点だったんだよなぁ…
「なるほど…アレか?お前は、来たるラビーとサーギの戦を見越して、邪魔になりそぉな四天王の始末をこちらに押し付け、バカ王を殺害、そぉする事でかなり有利に戦況を進められる。そぉ踏んでいたんだな?更に、コチラに寝返った状況を作り出して信頼を得れば、サーギを滅亡させられる…あわよくば、オレ達を何とかして殺害出来れば、その後のラビーは安泰…そんな所か?」
「あ…いや…そこまでは考えて無かったんだが…」
と、冷や汗ダラダラ流してたら説得力無いぞ?
「解った解った…取り敢えずコレを腕に着けてくれ。」
「コレは?俺が作った物だ。すぐに外せるから取り敢えず着けてくれ。」
「はぁ…」
と、凍牙のおっさんに着けていたピカピカ光る腕輪を渡して着けて貰った。コレでウソは吐けないぞ?
「で、西の大陸にちょっかいを出すのを提言したのは誰だ?」
「ご…ゴールド・オンセーだが?」
腕輪がピカピカ光る…ウソか…なら…
「お前ぢゃ無いのか?」
オレの問いに、応えたのは腕輪だ!!ピカーって…動揺し過ぎだろ?
「お…オレでは…」
ピカー!!もぉ完璧ぢゃねぇか…ま、一人ぢゃ出来ない事だったのか?
「あわ良くば、オレ達を殺すつもりだった?」
「いや!!そんな事は…」
今度は光らないか…ソコまでは考えて無かったって事か?でも…コイツが最初から仕組んでた事だったのか…
「お兄様!!もしかして玉座を狙ってたのですか!?」
「んな!?ソコまでは考えて…」
ピカピカ…動揺すんなし…
「クミンも殺すつもりだったのか?」
ピカー!!
「んなワケ無いだろ!!」
ピカピカー…真っ黒なのかな?
「お前…信用出来ないよ…」
「どの辺がだよ!?」
「その腕輪な…嘘吐いたり、動揺したら光るんだが…ずっと光り続けてたぞ?嘘を見抜く為の法具と云われてる物でな…その法具が光りまくってるのが証拠だ。凍牙の方がもぉ少しマトモに騙してくれてたぞ?」
あ、また動揺してる。コイツ根は正直者なのか?でも…
「あ…いや…その黙ってた事は謝る!!でも…頼む!!力を貸してくれ!!」
「ソレは出来ない…お前が信用ならないってのも有るが、ソレよりも、オレの部下達を他国の戦で、危険に晒したく無い。ソレが一番の理由だ。」
この場での判断としてはコレが精一杯だな…
「ぐっ…」
と、サホンは言葉に詰まる。そりゃね。自分の不手際で協力を得られなくなったんだ…反省してくれ。
「ねぇ、旦那様?何とか手助けしてあげられないかなぁ?」
と、クミンとサホンが退室した後、椿がオレに相談して来た。
「心情的にはそぉしてやりたいんだが、国としてと考えると…ソレは出来ない相談なんだよ。」
「なんでよ!?」
「国として何の得にもならない事に兵が死ぬかも知れない事なんか出来ないんだよ。」
「そっか…そぉだよね…どぉしたら手助け出来るかなぁ…?」
「紅葉がしろって言えば出来るし、一番嫌いな方法だが、お前が、水晶教団を利用して兵を募る方法も有るが…取り敢えず、サーギ側の言い分も聞かなきゃ何がどぉなのかの判断が出来ないからな…良かれと思ってやった事がホントはただの虐殺だったって事にもなりかねないからな。今回オレ達がココに攻めて来たのは、ケンカを売られた事が一番の理由だ。何もしなかったとか、追い返しただけとか、そんな内容ぢゃ国が攻められるだけ攻められるからだ。解るか?」
「うん…でも!!でもでも…」
言いたい事は良く解る…でも、個人で動くならまだしも、国として兵を動かすとなると…多数の命に対しての責任が有るんだよなぁ…
「ラナーの兵達をこれ以上逗留させるにも費用が嵩むしな…ま、紅葉に相談して加勢しろって言えば、そぉするしか無いんだが、問題は…サホンがケンカを売った元凶って事だ。下手したらサホンを討たないと話しは終わらない。オレ達を利用したんだからな…ケンカを売られるより上位の対応を、求められるかもな…」
「あ…そっか…ぢゃぁ今回の遠征は…」
「大赤字だが、この国にはその補填をさせる。」
と、話してたら、
「ぢゃったらどぉする?大赤字で国に戻るか?深入りして何とかするか?補填も出来ないぢゃろぉからの…」
そぉ、問題はソコだ…国としてはこれ以上な赤字は勘弁して欲しい。あんにゃろぉ〜ココで死なせとくか?
「難しい表情をして…根絶やしとか考えてませんか?」
と、忠相が聞いて来た…
「えっ!?何の事かなぁ?オレにはさっぱり…」
「根絶やしにしたいのですね…ソコまでしなくても…」
「な…何を決め付けてやがる!!オレはただ、ケンカを売られたから仕返しに来ただけでだなぁ…」
「殲滅はしないと?」
「そっちのがメンドいだろ?降りかかる火の粉は払うけど、兵を犠牲にしてまでする必要性を感じない。」
「道理ですな。」
と、納得してくれた。
「そぉぢゃな。わざわざ突っ込まなくて良い戦に首を突っ込むほどバカらしい事もないの。」
と、じじぃも納得してくれた。
「まぁな、火の粉さえかからなきゃ、他国の事に干渉しないのが良いと思うんだよな…」
と、方針は決まって、オレ達は帰る事にした。但し、七郎次と五郎兵衛にコッソリ、隠密を残して行く様に命令はしてある。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




