第四百六十八話 密約の記憶
朕って…そんな一人称使う人、居るんでしょぉか?
裏切りかぁ…
「貴様等何者ぢゃ?朕に断りも無く、朕の楽しみを邪魔しおって…朕の楽しみを何だと思ってる?」
と、女を犯しながらそんな事を言っている。あの女達の目は…何かの中毒か?
「あぁ、なんだ…その…お前がゴールド・オンセーで間違い無いか?」
「如何にもそぉだ!!貴様は何者だ!?」
まったく…腰を振りながら会話とか器用なヤツだな…
「オレ達はお前が喧嘩を売った相手だ。取り敢えず、明日お前の首を取るから、首を洗って待っておけ。ココから西の平原にオレの部隊が居るから、明日の昼までに来なかったら、ココが火の海になるからな。それだけを伝えに来た。」
「んな!?なんだと!?朕の首を取るだと!?この痴れ者めが!!そんな事誰が許しても神が許さぬぞ!!我が神は貴様等を滅ぼすぞ!!」
「あぁ、そんな居もしないモノなんかどぉでも良いんだよ。神?クソッタレだな。あ…何柱か居たわ…美の女神が…」
「なんぢゃと!?美の女神!?」
「あぁ、もしも明日、オレの首が取れたら、てめぇのおもちゃになるかも知れんがな…」
「ひょほっ!?よし!!明日の昼迄に貴様の首取ってやるわ!!」
「あぁ、待ってるぜ?」
と、オレ達は普通に喧嘩を売って、その場を後に出来た。オレもやれば出来る子なんだぞ!!
「ねぇ…旦那様?」
「ん?どぉした?」
「あのキモいヤツに負けたらどぉなるの?」
「負けないさ。だから椿も心配するな。あんなブタヤローの目にお前を映さない様にしてやるからさ。」
「うん、お願いね?」
「任せとけ!!」
と、話してたら後ろから声が…
「なぁなぁ、あの二人っていつもあんな感じなのか?」
と、案内してくれた男が親家に聞いている。
「まぁ…いつも所構わずいちゃいちゃしてるかな?他に二人奥さんが居て、目を覆いたくなるくらい仲良しこよしですね。」
「他に二人も!?」
「はい、妾は三人…まだまだ増えそぉではあるかな?」
増やしません…多分…
「…バカ王と変わらん…いや、それ以上にお盛んなんだな…」
「否定はしないが、それも仕事の内だから仕方無い…」
否定しろよ!?しかも仕事とかやる気失くすだろ!?失くさないけど…
「仕事かぁ…大変だなぁ…やっぱり国主って立場は大変なんだなぁ…誰か良い人居たら、早く王をすげ替えないとなぁ…」
「なんか、ご苦労されてるんですね…」
「あぁ、民衆の要望がな…誰か良い人財、居ねぇかなぁ…」
「気長に探すのをお勧めしますよ。」
「でも、すぐにでもこの国潰すんだろ?」
「そぉなるのかなぁ?ま、鑑連様の気分次第でしょぉけど…」
オレを気分屋みたいに言わないで欲しい…
と、橋の所まで、その男は見送ってくれた。
「あ、そぉ云やぁ、アンタの名前書いてなかったけど…教えてくれるか?」
オレの問い掛けに、男は意外な名前を名乗った。
「あぁ、オレは…クイ・サホン…風牙の方が通りが良いかな?」
「そぉか…四天王の一人だったって事か…」
「なんだ?ちゃんと調べが付いてたのか…」
「あぁ、顔までは知らなかったがな…」
「ま、明日はオレも戦場に行くかも知れんから、やるんなら痛くしないでくれると助かる。」
「寝返ってくれても良いんだぞ?」
「はっ、そりゃ嬉しい申し入れだな…その話に乗ったらどぉする?」
「どぉもしないさ。ただ、この国を任せるだけだ。勿論オレの上司に忠誠を誓って貰うけどな…」
「上司?ラナーだっけ?そこの王か?」
「イヤ、ラナーぢゃ総大名って云ってるけど、ソレはオレだ。まぁソレは良いとして…更にその上にコトって国があって、そこの主上陛下が大陸全土を纏めてるんだ。その主上陛下にだ。」
「主上陛下?」
「あぁ、あのブタ王の首を手土産にすれば、殲滅だけは免れるハズだ。」
「へぇ〜…その話に乗りたいな…」
「あぁ、是非乗ってくれ。良かったら炎牙も一緒にどぉだ?謀反以外なら許すぞ。」
「あぁ…アイツは…そぉだな、アンタ等が炎牙を討ち取ったらオレがあのブタ王の首を取る…それで良いか?」
「あぁ、ぢゃぁ、それで。」
と、オレは、風牙…クイ・サホンと硬く握手を交わした。
オレ達は大型バスの所に戻り、ちゃんとケンカを売れた事を話し、クイ・サホンとの約定等…
「ほぉ…現地協力者か?」
「あぁ、ま、その条件が、炎牙と言われてる敵将の首を取る事なんだと…多分かなり強い…」
と、じじぃに
「ほぉ?ソレはワシがやっても良いのぢゃな?」
「ん?ドレをだ?」
「そのエンガッチョとか云うヤツぢゃ。」
「ん〜…じじぃでも流石に少しキツいかもな…」
「そんなに強いのか?」
「ソレも有るけど…その刀ぢゃ切れない可能性すら有るぞ?」
「ん?この刀では無理か?」
「あぁ、ちょっと貸してくれ。式を書き込む。」
「そぉぢゃの…こんなトコで丸腰になるのは不安ぢゃがな…」
と、渋々ながら刀を渡して来た。
オレはソレを分解し、茎に振動刀の式を書き込む。この刀には既に雷の式が刻まれていた。どぉ作用するか怖いけど、じじぃを、実験台にするのも良いかもな…
「そぉ云や、静さんの法術ってどんななんだ?」
「ん?静か?…ワシも知らんぞ?」
「なんだそりゃ…本人に聞くしか無いのか?」
「ぢゃの…」
「そっか…ほら、出来たぞ。」
「ふむ…試し斬りしても構わんか?」
「そぉだな…あの木なんて手頃だな。」
オレが指差したのは椿と同じくらいの太さの木だ。
「おいおい…本気か?あの太さの木を…?」
「道雪なら斬れるよな?」
オレは道雪に聞いてみた。
「はい、造作もなく。斬りますか?」
「いや、じじぃに斬って貰って、感想を聞きたいから。」
「はい、失礼しました。」
と、じじぃに試し斬りを促す。
「…仕方無いのぉ…」
と、じじぃは木に刃を当てる。
ずざぁ…ん…
と、じじぃが力を込めるまでも無くスパッと斬れた…
「なんぢゃこりゃ!?まったく力を入れておらぬぞ!?」
と、予想以上に驚いてくれた。
「うんうん、斬った感想は?」
「豆腐を斬った様な…そんな感じぢゃったぞ!?」
「なるほど…成功だな。よし、敵が来るまで寝とくと良いぞ。」
と、オレは全員に言った。
ま、見張りは数人が交代で立っていたんだけどね。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




