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第四十五話 姫の記憶

誰になるかな?誰になるかな?

尋問したら感謝されるって…



「今回は帝の出番は無いやよ?今回わっちからの信用が無くなったからってのは解るかや?」

「はい。今回は引いておきます。以後、信用を取り戻せる様精進致します。」

「その覚悟や良し!!」

「ははっ!!」


満面の笑みの紅葉に覚悟を漲らせる帝…少し警戒かな?

あの覚悟がどの方向に向いてるか…


ソレで一応の密談は終わった。

道雪は将軍の…オレは帝の見送りをする。

オレはあの男の身を案じ、


「よぉ、お疲れさん。お前の名前聞いて無かったな?」

「そう云えばそうですな、私は四条親家と申す。以後よしなに。」

「こちらこそ。」


オレ達は握手した。


「帝、その左手はお大事に…更には四条親家は類稀なる忠臣と見受けます。大事にされる事、お勧め致します。」


言って頭を下げた。

オレの思惑、釘刺しの意味が解れば愚かな事はしないだろ…

なんか紅葉に毒されてるかなぁ?


道雪も挨拶を終えてこちらを見遣る。


「殿は余程あの御仁…四条親家殿を気に入られたみたいですな。」

「なんで?」

「わざわざ呼び止め名をお聞きになってましたし、帝にも釘を刺してましたので…」

「いや?特に気に入っては無いかな?ただ、帝の心が何処に在るかの指標として考えてはいるかな?」

「なるほど…深いですな。」

「さて…生き残ってる侵入者を起こして、姫とやらを教えて貰うか…」

「ですね。」


「お〜い生きてる?」

「死んでたまるか!!」

「何とか生きてるぞ。」

「治療してくれる人連れて来たぞ。」

「ホントか?」

「あぁ、運良くな。」

「早く、早くしてくれ!!」

「てはお願いします。」

「はい。」

「女か!?」

「女医さんか!?」

「そぉだから騒ぐな。」


光の法力を使える女官さんが手を翳す。

すると、少し光り、直ぐに終わる。


「ゆっくり、少しずつ目を開けて、開いたら閉じるを繰り返して。」


二人の男は言われた通りにする。

数回するとはっきり見える様になったらしく、


「見える…見えるぞぉ!!」

「うるさい!!まぁ、何日ぶりかの光だな。すまん、助かった。」

「助けたワケぢゃない…確認事項があるだけだ。」


オレの声に反応し、こちらを見て驚愕する。


「お、お前は…」

「あの時の…」


二人は何を想像したかな?


「オレ達をどぉするつもりだ!?」

「どぉもしない、現状を確認して貰いたい。」

「現状の確認?」

「あぁ…今ここ、主上陛下の御所だ」

「主上?」

「この国の最高位に居られる方だ。」

「あの時の話は本当だったのか!?」

「そぉだ、そして、ラナーの姫も居る…バズだ、お前等の調べが本当ならな…」

「…間違いは無いハズだ。」

「そか、なら確認してくれ、つかその姫の名は?」

「百合姫だ。」

「おい!!何教えてんだよ!!裏切るのか!?」

「早まるな!!最早我等にいがみ合う必要は無い。」

「なに!?」

「まぁ良い、着いて来い、逃げようとかするなよ?」


言って

オレが先に歩き道雪が後ろから刀を抜いたまま着いて来る。

アイツこえぇよ…


暫く歩き、男は入るな!!と言われていた部屋の前に来た。今は既に許可して貰っているんだが…緊張するなぁ…


こんこんこん。


「鑑連だ、入って良い?」


中から戸が開き椿が出て来る。


「どうぞ、旦那様。」


中に招かれる。

女官さんを含めた六人で中に入り、侵入者二人が女性の顔を端から確認する…二人は首を振る…

外に出てオレは聞いた。


「居ないのか!?」

「居ない…」

「どぉ言う事だ?」

「解らない…アソコに三人で捕まったのは確認していた…」

「一人は見た事無い服を着ていた…」


ん?ソレって…


「あ…ソレを先に言えよ!!」


オレは力が抜けた。


「椿、凛さんと葵さんは?」

「お二人なら台所に…」

「案内してくれ。」


みんなで台所へ行く。

すると…二人はとある少女の前で膝を付き平伏した。


「百合姫様!!お探ししましたぞ!!」

「ご健勝で何よりに御座います!!」


暑苦しい!!

膝を付かれた凛さんはびっくりしている。


「な!?何故此処に貴方達が!?」


凛さんは取り乱していた…

…たく人騒がせな…取り敢えず、葵さんと侵入者二人を紅葉に会わせる事になった。


こんこんこん


「主上陛下、松岡鑑連です。」

「お入りやよ。」

「はい、失礼致します。」


オレは六人で紅葉の執務室に入る。

侵入者だった二人はゆっくり紅葉の前に出て、膝を折り。


「コトの主上陛下に申し上げる。我等ラナーの、隠密兵に御座います。

此度の主上陛下の御所と知らず侵入し誠に申し訳御座いません。

重ねて悪漢より我が姫様を保護して頂き感謝の言葉も御座いません。

我等、帰還致しましたら今度は使者を立て、正式に感謝申し上げます。」

「重ねて此度の温情に御礼申し上げます。」


ほぉ…二人の言葉使い…なかなかに高位のヤツ等かな?


「その言葉しっかり受け取ったやよ。」


あ…優しい対応だ…

凛さんも前に出て跪き、


「コトの主上陛下、名を謀り身分を謀っていた事、密かに入国した事、その後迷惑をおかけした事、身元不明な私を手厚く保護して下さった事、全てに御礼とお詫び申し上げます。」


ホントに姫さんだったのか…

さて、明日はコイツ等と向こうに行く人選が言い渡される。

数日の予定が延びまくりだな…千代ちゃん元気にしてるかな?

お土産買ってご機嫌伺いでもしますかね。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間ありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」もお読みください。

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