表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十四章
458/760

第四百五十七話 上陸後の記憶

船酔いはキツいらしいですね…経験ないから解ん無い…

やっと進軍出来るかなぁ…



その日の朝…オレの船で、狐人族の美人さん達の虹シャワーが幾筋も流れた…百年の恋が醒める?そんなのホントの恋ぢゃねぇよ!!その上からちう出来て初めてホントの恋なんだからよ!!


「ほら、大丈夫か?」


ココにも一人、美人さんが虹のシャワーを流していた。オレは、その美人さん…兼光の背中をさすってやる。


「うぅ〜今回は前より揺れたからキツいのぢゃ…」

「全く…だらし無いなぁ…」


と、椿も兼光を介抱している。


「うぅ〜…なんで二人は平気なのぢゃ?」

「「鍛えてるから。」」


と、椿と声が揃った。


「どぉ鍛えれば良いのぢゃぁ…」


その質問には答えられない…三半規管がどぉのってのはね…


「受け身や前転や後転や側転をすれば良いよ!!」


と、椿が答えた。確かにそぉなんだけど…


「あとは慣れだな。」


と、身も蓋も無い事しか言えない。

こんな感じで8割程の者が回復したので、二割は船番として残す事にし、上陸する事になった。各国の代表の非戦闘系の人達には船に残って貰う。


「なんでぢゃ!?なんでわしが置いてけ放りなんぢゃぁ!?」


もちろん兼光は騒ぐけど、


「ぶっちゃけ、戦闘になったら足手纏いなんだよね…お前を守り切れない公算が高いのに連れて行けないんだよ…解ってくれ…お前に怪我をして欲しく無い…愛してるからこそ…」

「なら!!なら椿殿は!?」

「椿は…放っといてもソコ等のヤツ等ぢゃ足元にも及ばないし、久盛とも互角くらいには強いからさ。」


と、その言葉に面喰らったのは久盛だ。


「ちょっ!?師匠!?流石に椿様には勝てると思いますが…」

「そぉか?椿はアレで居てオレの育った世界で見れば、女性のみなら指折りの武術家だぞ?」

「ソコまで仰るなら手合わせを所望しますが?」


と、オレは椿を見ると、筋を伸ばす準備運動してるし…


「椿はヤル気みたいだけど…怪我するなよ?」

「怪我をさせるなの間違いでは?」

「そぉなると良いな。」


椿は手近に有った棒を持ち、さぁ来い!!って感じだ。周りには人だかりが出来ている。

オレの言葉が何処まで本気かをみんな楽しみにしているんだなぁ…


「ならやってみるか…久盛は真剣を使え。」

「本気ですか?」

「あぁ、紅葉に擦り傷でも付けられたら何か褒美をやるぞ。オレの出来る範囲でだけどな。」

「ソコまで仰るので有れば…」


と、久盛もやる気になったかな?


「ねぇ〜まだぁ〜?」


って、少しはお待ちなさい。


「あぁ、もぉ良いぞ。法術を使わず、純粋に武術のみでな?」

「はっ!!」

「うん!!」


と、久盛と椿の返事に応え、


「では…はじめ!!」


と、声をかけた瞬間、久盛が動き、びゅん!!と先ずは右手での片手突き…しかも心臓を狙った剣を寝かせての突きだ。完全に殺しにかかってるけど、そんな先手必勝な技は、椿には通じないよ。

椿は、左半身に躱し棒を捨てて、久盛の右手を右手で掴み、そのまま一本背負い…

そのまま…オレなら顔面から地面に叩き付けるけど、ココで戦力を削ぐのも悪いと思ったのか、椿は受け身が取れる様に優しく投げ、久盛が落とした刀をひろい、久盛の首筋に刀の峰を押し当てる。


「「「「「おおぉ〜!?」」」」」


と、周りから、驚きの歓声が上がる。


「はい、ソレまで、椿の勝ちだ。誰か、久盛を治療してやってくれ。」


と、言うと、巫女さんが、久盛を治療してくれてる。


「な?無理だったろ?」

「う…さっきのは油断しただけで…」

「見苦しいぞ?今のが殺し合いだったらお前は死んでるぞ?その辺の気構えからして、お前は椿の前に立つ資格すら無かったって事だな…」


と、少し冷たいけど、戒めは必要だな。ソレに…椿の心構えごどの程度か…ソコは全員に周知させておく必要もあるからな。


「…はい…今後自分を戒め、二度とこの様な醜態を晒さない様にします。」

「あぁ、そぉしてくれ。お前に死なれたら溜まったモンぢゃ無いからな。」

「はい。」


うん、めっちゃ悔しそぉだなぁ…だからオレはフォローはしておく。


「良いか!!今の結果から見る程久盛は弱く無いからな!!今回は相手が悪過ぎただけだ。相性も悪かったし、初手さえ間違わなきゃほぼ互角の試合になったハズだ。下手に久盛をからかうと、命の補償はしないからな!!」

「「「「「はいっ!!!!」」」」」


と、周りにもちゃんと理解して貰った。


「椿も一瞬で決着付けるなよ…久盛の顔が潰れたぢゃんか…」

「だってぇ…あぁしないと、私が負けちゃったかもだよ?」

「負けても別に良かったんだがな。」

「負けるのは死ぬよりヤダ!!」


って…ウチのじぃさん…どんな稽古付けてたんだよ!?


「もぉちょっと女の子らしい思考回路してくれよ…」

「えぇ〜?師匠には負けたら死んだと思えって教えられてたんだからぁ…仕方無いでしょ!?勝てる時に、相手が本気になる前にサクッと勝てって習ったし…」

「まぁ…その通りなんだけどな…」


と、オレ達の会話を聞いていた長秀殿は、


「なんと云うか…お二人はどんな所で育ったのですか?」


と、質問して来たので、


「平和な国だったよ…うん、平和ボケした国民達の国だったなぁ…」


と、正直に応えた。


「イヤイヤイヤ!!そんな国で二人みたいな強者が育つワケ無いでしょ!?」


その言葉に全員が、うんうんと首肯する。


「ウチだけ特殊だったんだよ…」

「そぉだねぇ…特殊過ぎて、未だに戦国時代かってくらいに時代錯誤な教育してたよねぇ!!」


と、オレの言葉に椿が乗って来た。

心無しか、みんなの目が白いんだけど?

気のせいだよね?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ