第四百五十一話 謝罪の記憶
なんで陣乃介は来られないのでしょぉか?
取り敢えずガシには着いたなぁ…
オレ達はカオサオに着き、取り敢えず城に向かった。
「恵さぁん!!お久しぶりですぅ〜!!」
「椿さまぁ〜!!」
美少女と美女は抱き合って再会を喜んでいた。良いなぁ…なんか少しユリユリしてるのも…
「総代、何見惚れてんだよ?」
「ん?あぁ、美少女と美女が抱き合ってるのがね…」
「ん?あぁ…なんだかんだで趣が有るな…」
「だろ?」
と、下らない話をしてたら、
「こほん!!お二人共その辺にして下さい。」
と、間宮忠敬殿にツッコまれた。
「まぁ、そぉ言うな。アレはアレで良いもんだぞ。」
と、陣乃介が宥めていた。
「なりませぬ。前回、ラナーが…松岡様がケンカを売られた事が原因で一国を落とした事にアレコレ言ったんですから、出来るだけ早く動くべきです。」
「まぁ…そぉだけど…」
と、陣乃介が説き伏せられた。
「あぁ〜もぉ…で、何人兵を送る予定だ?」
と、陣乃介が聞いて来た。
「えっ?取り敢えず兵はまだ送らないぞ?」
「なに!?ぢゃぁ何のために行くんだ!?」
「取り敢えずは交渉だよ。交渉するのに兵は連れて行けないだろ?」
「マヂかよ…」
「あ、でも、もし兵が必要になったら連絡するよ。」
「そぉしてくれ…その時は三嶋のオヤジを向かわせるよ…」
「あぁ、その時は頼むよ。」
「ダメです。三嶋様には国に残って貰いませんと、纏まるものも纏まりません。」
「うぐ…なら…伊能は?」
「伊能殿ですか…良いですね。彼なら適任でしょぉ。」
「解った。あとで伊能と話す。」
と、内輪の会話を聞いていた。そぉか…陣乃介は総大名家の血の為に国主なだけで、その為の教育を受けて無かったって言ってたっけ?カオサオは、次代からが本領発揮になるのかな?
「まぁ、兵を必要とするのはあとで…だからな?」
「解ってるよ。でも準備だけはしてても良いだろ?」
「準備だけな?」
「解った。」
と、オレ達の話は終わり、陣乃介と恵さんも、一緒に港に行く。
「うわぁ…おっきな船だねぇ…他の船には大きな布が着いてるのになんでコレには無いの?」
恵さんが陣乃介に聞いている。
「あぁ、なんでも[すくりゅぅ]ってヤツが付いてて、ソレの力で進むらしいぞ。他の船は風を利用するから大きな布…帆が着いてるんだ」
「へぇ…陣君でも知ってる事有るんだねぇ」
までもってなんだよでもって!?」
「気にしちゃダメだよ?ガキ大将が物知りだとおかしいぢゃん?」
「ばかっ!?いつの話してんだよ!?」
と、なんとも仲睦まじい事で…
「松岡様、よろしいでしょぉか?」
「ん?どぉした?」
「その…私が操船するなら、松岡様がこちらに来る必要は無かったのでは?と思いまして。」
あ…言われてみればそぉだよな?何も考えずにこっちに来たけど、来る途中でそんな話になったんだよなぁ…
「あぁ、それね。二人で交代しながら操船すれば楽になるだろ?ソレに、椿にも少しさせてやるのも面白そぉだからな。」
「なるほど!!それ程に深い御考えが!!恐れ入りました!!」
なんとか面目は立ったかな?
「さて、ソロソロガシまで船を動かすか。」
「おっ?もぉ行くのか?」
「あぁ、いつまでもここに居てもな。」
「解った。気を付けてくれよ?たまに海が荒れるからな?」
「あぁ、そぉするよ。」
と、オレと椿と間宮忠敬殿と、あと、屈強そぉなヤツが二人…間宮殿の護衛かな?
五人で船に乗り込み、カワマヤを経由する回路を通りガシを目指す。
丸三日かけてガシに着いた。ガシの漁港の近くに少し入り組んだ無人の海岸に帆船が見えた…多分アレがヤツ等の船だよな?つつくのはいつでも出来るよな?今は見逃しとくか…
そのままガシの港町に行く。近所の人達は既にオレの船が寄港すると知らされていたのか、港の三分の一くらいの広さの場所が空いていて、[歓迎!!松岡鑑連様]と書かれた横断幕が…恥ずかしいから止めてください。
「流石松岡様ですね!!あの様に歓迎されるとは!!」
と、オレの気も知らずに間宮殿がはしゃぐ…
これ…ぜってぇオレに対するからかいだろな…あんのじじぃ…殴ってやろぉか!?
「旦那様?なんか変だよ?」
「変って何だよ!?」
「恥ずかしそぉな…照れてる様な…怒ってる様な…そんな感じだよ?」
「その全部だよ。良く解るな?」
「何年の付き合いか割れてない?」
「そぉだな…離れ離れになってたのは三年だけだもんな…」
「うん、その間ずっと旦那様を見てたんだから!!」
うん、ストーカー規制法って知ってるか?お前オレのストーカーかよ!?
そんな複雑な心持ちのまま、オレは船を操り停泊させる。
すると、沢山の人がわらわらと船の周りに集まってしまった…
「わぁ〜まるで人がゴ…ムガムガ!?」
「こら!!それ以上は言わせさねぇぞ!?コンプライアンス的に微妙なラインだからなぉ!!」
「こんぷらいあんすてきに?びみょうならいん?なんですそれは?」
「あぁ、気にしない気にしない。こっちの話だから。」
間宮殿の疑問にそぉ答えるのが精一杯だった。
今日はこの港町で一泊かな?
その日の夜には、長秀殿、親家、忠相、紗南さん、兼光、じじぃ、静さん、由比右近、久盛、タテノと合流した…将軍と帝は来てないんだな…
「なぁ久盛?」
「はい、如何されましたか?」
「お前…タテノと子作りしてるの?」
「いえ…その…まだですね。夫婦にはなりましたが、少々若過ぎるきらいが有りますから…」
「だよなぁ…あ、その…なんだお姉さんと妹さんなんどが…」
「はい、立派に長様の盾になったと長様からのわ連絡で知りました…」
そぉ、少し前に九尾の村が鬼共に襲われた時鬼達に喰われた十七人の中に、久盛の姉と妹が居たんだよな…オレも後で聞かされて驚いた。因みに、輝夜さん、朔夜さん姉妹も久盛の妹なんだと…
「すまん、オレが不在の隙を突かれた…」
「いえ、師匠すら敵わないと言い切ったとの話ですので、他の人達が無事だったのがせめてもの救いですよ。仇を取って下さりありがとぉございます。」
とか言ってやがるし…恨まれるよりは幾分気が楽だな…
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




