第四百四十八話 質問内容の記憶
脅しとは、顔色を変えずにする方が効果的。
意外と優秀だったんだなぁ…
「なんだよ?オレを楽しませてくれねぇのか?」
「楽しむなら他の方法でお願いします!!」
と、牢の中から必死に訴えられる…
儀作達は四人…捕まえて居るのも四人…
そぉだなぁ…
「髙堂、お前達四人でそれぞれ離れた部屋に連れて行け。大声を出しても聞こえないくらいあの四人を引き離せ。逃げ様としたら容赦無く死なない程度に殺せ。」
「はっ!!」
と、命令だけして捕虜四人を別々の場所に連行させる。
「さて、オレ達はオレ達で何を聞くか、それを決めよぉか?」
「「はっ!!」」
「畏まりました。」
「えっ?私も!?」
オレの言葉に勘兵衛と孫兵衛の声が重なり、道雪も前のめり気味なんだけど、椿!!なんでお前が引いてるの?今回の中心だぞ!?
「当たり前だろ?今回は教団の事でも有るんだからさ。」
「ソレはそぉなんだけど…良いのかなぁ?」
「オレ一人に丸投げする気か?」
「私が居ないと寂しい?」
「当たり前だろ?」
「ぢゃぁ、参加する!!」
と、椿はオレの腕に絡み付いて来た。
「こほん、少しは自重して頂きたいのですがね。」
と、勘兵衛にツッコまれた…ウチの奥さんがすんません!!
場所を移して聞く内容を決めて行く。
「まず…どこの国の所属か…だよな?」
と、オレが話を振ると、
「はい、そしてこのラナーに来た目的ですね。」
「あとは、何人で来たのか…ですか?」
「ソレもあるけど、なんでこんな事してるかのが私は知りたいかなぁ…」
等と、勘兵衛、道雪、椿と意見が出まくり、オレは蚊帳の外になってしまった…うんうん、優秀だなぁ…
と、オレが居眠りぶっこいてたら、
「…ま!!旦那様!!あきくん!!起きろぉー!!」
ごすって、なんか頭にタンコブ出来てるし、ずきずきするし…
「お?あぁ、かなり疲れてたからなぁ…少し寝てたか?」
「少しではありませんでしたよ。」
「盛大に寝てましたよ。」
「イビキは有りませんでしたがね。」
勘兵衛、道雪、孫兵衛にそんな事を言われて少し恥ずかしくなる。
「まぁ仕方無いよ。ずっと運転してたんだから。私と道雪さんが運転習ってたら良かったのにね。」
「あのなぁ…椿、考えてみろ、道雪が運転してたら、オレと椿はいちゃいちゃする可能性があるだろ?」
「って云うか、確実にいちゃいちゃするね?」
「道雪がイヤな気分になるだろ?」
「うん、確実にそぉなるね?」
「そぉなると事故の元だ。」
「んな!?ソレは盲点だったよ!!」
「だろ?ソレに椿が運転してるとしよぉ…」
「うん…」
「オレが椿にイタズラするかも知れんぞ?」
「えっ!?あ…して欲しいかも…」
「そんな事してみろ、ソレも事故の元だ。」
「うがっ!?」
「オレが運転するのが一番なんだよ…」
「うん、解った…」
何か言いたげな道雪はこの際無視をする。
「さて…眠っててなんだが…聞きたい内容は纏まったか?」
「はい、とは云え、ソレ程多くは有りませんが…」
と、孫兵衛が一枚の紙を差し出して来た。
所属国、どこに有るのか、目的、政治体制、国主、人口、兵力と、戦を考えた構成だ。
「ま、これくらい解ってれば大丈夫かな?そぉ云えば…金四郎は?」
「大岡殿は混乱終息に向けて動いております。」
おぉ、縁の下の力持ちだな!!目立た無いけど重要な仕事だ。あとで労いに行くか。
「よし、ソレぢゃ手分けして聞き取ってくれ。内容に差異が有ったら教えてくれ。」
「「「はっ!!」」」
と、道雪、勘兵衛、孫兵衛は返事したけど、椿は?
「椿は聞き取りし無いの?」
「ソコは専門の人に任せたいかなぁ…旦那様はどぉするの?」
「オレは金四郎を訪ねて陣中見舞いかな?」
「ぢゃぁ、私もそっちに行く!!」
そぉだな…今回は水晶教団も関係してるからな…
「なら一緒に行くか?金四郎とも初になるからな…」
「うん!!」
「ぢゃぁ、勘兵衛、後は頼んだぞ。」
「はっ!!」
と、南の奉行所を出て、オレと椿は北の奉行所を訪ねた。こっちにはあんまり顔を出して無いから顔パスとは行かんよな…
「よぉ、お仕事ご苦労さん。」
「ん?あぁ、何か用か?」
「九日十日?」
「ふざけるなら他所でしろ!!ココは奉行所だぞ!!」
しまった!!ついボケちゃったよ!!ダメだろ!?
「いやいや、ふざけて無いから!!金四郎に会いに来ただけだから!!」
慌てるオレを訝しみながら見る門番、お前なぁ…自国のお偉いさんの顔くらい憶えとけよ…って無理か…どっかの暴れん坊も奉行以外には知られて無かったもんなぁ…
「お奉行のご友人か?」
「あぁ、まぁ、そんなもんだ。」
「お奉行に客人が来るとは聞いて無いぞ?」
「そりゃぁ伝えて無かったからな…」
「怪しいヤツだな?」
「怪しく無い!!こんな可愛い女の子が怪しいか!?」
オレは後ろに居る椿を矢面に立たせた。
「んな!?なんだこの美少女はぁ!?」
「水晶教団の教皇猊下の椿様だ。」
「なに!?ウソでは無かろぉな?」
「んなウソ吐くか。」
と、話してたら、
「すまんななんか長々と出てな…」
と、門番服の男がもぉ一人出て来た。あれ?コイツ見憶えががあるぞ?確か…
「おい!!お前確か…シュウインに一緒に行って無かったか?」
「ん?あ…えっ!?何故コチラに!?」
やっぱり一緒に行ってたヤツだったか。
「あぁ、金四郎に用があってな。」
「左様でしたか。今なら執務室にお居でだと思いますのでどぉぞお通り下さい。そちらのお嬢様は?」
「あぁ、水晶教団の教皇猊下だ。」
「なんと!?奥方様でしたか!!いやはや聞きしに勝るお美しさで。」
と、紹介したら椿を褒めちぎって来た。
「あら?正直な方ですわね。」
と、椿も微笑んでる…ソコは謙遜しときなさい。
「ぢゃぁ、入るけど良いかな?」
「はい。このラナーにて総大名様を阻む扉は女性用の廁と風呂の扉くらいです。」
と、オレ達は通された。後ろから何やら言い合ってる声が聞こえて来たけど、無視しとくのが一番かな?
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




