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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十四章
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第四百四十七話 白装束の記憶

刀の姿…波紋は焼き入れ前の泥の塗り方でほぼ決まるそぉですよ。


良く調べたなぁ…



オレ、椿、道雪の三人で城に着いたのは二日後の夕方だった。


「殿、椿様、髙橋様!!お待ち申し上げておりました!!空腹は有りませぬか?」


と、勘兵衛が出迎えて来て、オレ達を労う。


「あぁ、そぉだな…飯を喰いながら報告を聞こうか。」

「はっ!!すぐにご用意致します。」


と、一緒に居た人が城に走る。

オレ達はそのまま食堂に行き、天ぷらうどんの定食を食べながら話を聞いた。


「…で、海の向こうのヤツだと云う理由は?」

「はい、隠密の三人がそれぞれの担当地区から白装束の者達を尾けた結果…」


と、勘兵衛は地図を広げて、港町の無い海岸線を指して、


「…この辺りに三百人程が乗れそぉな船が停泊してまして、そこに各地から白装束が集まっていたとの事です。」


なるほど…ガシに無人の海岸線が有ったのか…ソコから山の中を通ってラナーに入る…コレならガシの人に気付かれずラナーに来れるか…


「…ん〜…ドコのヤツ等か解らないと何も出来んか…」


オレが呟くと、椿が口を開いた。


「国としてはそぉかもだけど、水晶教団としては動けるかな?でも、みんなから取り上げられたお金は取り返せないかもねぇ…」

「だよなぁ…ヤツ等が国に帰ってくれれば良いんだが…」

「そぉですな…ある程度の額を盗ったら帰る…ソレまで我慢が必要でしょぉか?」

「ん〜…それだと国民の不満がデカくなりそぉだな…ただでさえオレの不在が多いしな…」


椿と、オレと、道雪が意見交換をしていたら、


「志村様!!新情報です!!」


と、誰か知らないけど入って来た。


「殿の御前だ、もぉ少し静かにしろ!!」


と、勘兵衛が怒鳴る。お前のがうるせぇよ?


「はっ!!失礼しました。」


と、謝罪をしているけど、それより…


「その新情報とはどんな情報だ?」


と、オレが聞くと、なんでこんな若僧が偉そぉなんだ?って表情をしながら、


「はい、百人程ご乗れる船が来て、物品の積み下ろしがされていたとの事です!!」

「んだと!?」


オレは頭に血が昇った。


「殿、落ち着いて下され!!」

「そぉだよ!!ココで暴れても何にもなん無いよ!!」


と、道雪と椿に止められる。うん、暴れないから二人とも落ち着いてくれ。


「暴れないから、しかし、ヤツ等は搾れるだけ搾り盗るつもりみたいだな…勘兵衛!!白装束の一団体だけでも捕まえて来れないか?」

「そぉですな…コッソリ…となれば難しいかと思いますが…」

「ソコをなんとかしてみてはくれんか?」

「そぉですね…殿の怒りの矛先がこちらに変わる前には何とか致しましょぉ…」


だから暴れたり怒りをぶつけたりはしないから!!

と、その時、


「志村様、こちらに居られると聞きましたが…」


と、食堂に入って来たのは奉行の徳田孫兵衛だった。


「おっ?孫兵衛ぢゃねぇか、奉行が板に着いたな。」


と、軽く声をかけてうどんの汁まで飲み干す。


「…えと…コレはどぉ云った状況でしょぉか?」

「腹減ってたから晩めしにしてただけだ。それより何か話が有るんだろ?気にせず話してくれ。」


と、オレが促すと、


「はい、髙堂儀作達ですが…」

「アイツが何かしでかしたのか?大事(大事)ぢゃ無いなら大目に見てやってくれるか?」

「あ、いや…白装束の一団を捉えて来まして…一人だけ離れた所に居たのまで捉えて戻って来ました。」

「「「なにぃ!?」」」


オレと道雪と勘兵衛の声が重なった。


「今どこに居るの?」


と、椿が聞くと、


「はぁ、奉行所の地下牢に…」

「案内して貰ってよろしいですか?」


と、椿が立ち上がる。椿は全身から殺気が出てて、オレを含めて、その場の全員が引いていた。


「…は、はい、ではご案内致します。」


孫兵衛は初対面にも関わらず、椿に気圧され、つい案内し出した…オレと道雪と勘兵衛も着いて行く。

コレ…椿が一番のお偉いさんっぽいな…

と、教皇行列は奉行所の地下に来た。牢の前には三人の同心が…その内の一人はオレの親友、髙堂儀作だ。


「髙堂、殿達に説明してくれ。」

「はっ!!」


と、儀作がオレ達の前に来た。


「えと…総大名様、コチラの御婦人は?」

「あぁ、初めてだっけ?オレの奥さんの一人で、水晶教団の教皇だ。」

「えっ!?そんな!?こんなに…聞きしに勝る美しさですな…」


と、ホントの事を言っている。


「そんな当たり前の事は良いのです!!聞き出した内容とか、その辺を教えて下さい!!」


と、強い口調で椿が詰め寄った。


「はっ!!」


と、儀作はその場に片膝を着き、白装束を捕まえた経緯を教えてくれて、聞き出した情報はほぼ無しか…


「情報はコレからなんだな?」

「はい。」

「良し、ココからはオレがやろぉ…あんまり見とくと心を病むからみんな居ない方が良いぞ。」


と、オレは白装束のいる牢に近付いた。


「死にたくなるのと、人間としての尊厳を失うのと、五体不満足になるの、ドレがイヤだ?」


牢の中に問い掛けると、白装束達は、


「「「「全部イヤだ!!」」」」


と、声を揃えて訴えて来た。


「そっか…一番イヤな拷問方法を選ばせてやるつもりだったけど、全部がお望みか…」


と、オレが呟いたら、


「なんでも話すから!!なんでも話すからどぉか御勘弁をぉ〜!!」


と、中の一人が騒ぎ出した。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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