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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十四章
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第四百四十五話 草の記憶

鑑連は弥生と居ると気を遣わないんですね…

なる様になれば良いなぁ…



その日は夕方までずっと椿と聞き込みを続けた。

聞き込みの内容は、白装束、教団、総大名の推奨…かなりお高い水晶を買わされ、毎日祈る様に…とか…そんな事ばかりで、肝心の所が抜けていた。何処の誰の差し金か…


「結局、ほとんど情報は無かったなぁ。」

「そんな事も無いだろ?」

「そぉ?」

「あぁ、オレにケンカを売って来たヤツが居る…その情報だけでも楽しくなるよ。」


オレは椿に笑顔を向ける。


「うわぁ…悪い表情かおするねぇ…私以外に見せたら引かれるし怖がられるよ?」


って…なんて失敬な!!最高の笑顔だろ!?


「えっ!?普通に笑顔のつもりなんだけど!?」

「いやいや!!ドコがよ!?逆らう者は皆殺しだ!!って感じの悪い表情かおだったよ!?」

「んな!?そぉ見えるのか!?」

「そぉとしか見えないよ…はぁ…子供達にソレが遺伝しなきゃ良いんだけどなぁ…」


なんて失敬な!!あれ?もしかして…


「オレって、ケンカの前とか子供の頃からそんな感じだった?」

「うん、すんごい悪い表情かおしてたよ?」

「まぢか…」

「魔王って陰口言われてたの知らないの?」

「魔王!?なんだよソレ!?知らねぇよ!?」


魔王…誰だよ名付け親!!シバくぞ!!


「あははは!!今度は怖い表情かおになってるよ!!」

「当たり前だ!!そんな渾名付けやがって!!」

「え〜?カッコ良いぢゃん!!」

「カッコ良くねぇよ…ドコの勇者に打ち倒されなきゃならねぇんだよ!?」

「そんな事…誰に出来るの?」

「ん?出来るだろ?オレだって普通の人間なんだから。」

「どの口が言うかぁ!!」


すぱぁ〜ん!!と、綺麗にツッコミを受け入れて、この話を終える。


「お嬢ちゃん、男の子を叩くモンぢゃ無いよ。」


と、後ろからおばぁちゃんに声をかけられ振り向いた。


「おやおや、驚かせたかい?」

「いや、人が居るのは解ってたけど、声をかけられるとは思いませんでしたよ。」


おばぁちゃんにオレは答える。

おばぁちゃんはモンペ姿で、いかにも農家のおばぁちゃんって感じだ。


「おやおや、そぉかい?見た感じ…お侍さんかい?」

「あはは、ダダの素浪人ですよ。」

「ほぉほぉ、そんな風には見え無いねぇ…どこかのお殿様か何かかい?」

「そんな立場の人間だったらお供とか連れてるのが普通でしょ?」

「かっかっか!!コレまでの腰抜け達はそぉぢゃの。しかし、数年前に王…いや、今は総大名か?その座に着いた方は、若いのに大した玉で、自分すら暗殺対象にしたらしいぢゃ無いか?」

「あぁ、そんな噂もありますねぇ…」


いや、そんな噂が有るハズは無い。最重要機密にしてるんだから、こんな田舎のおばぁちゃんが知るハズも無い…となると…


「ほぉ、噂になっとるのか?」

「今おばぁちゃんが言ったんでしょ?」


オレとおばぁちゃんの微笑みを浮かべた睨み合いに椿はきょとんとしている。


「椿、この人はオレの配下の人だよ。多分オレをからかいに来たんだ。おばぁちゃんのふりしてるけど、変装してるだけで、実際の年齢や性別も解ん無い様にしてるんだよ。」

「えっ!?ウソ!?」

「流石総大名様ぢゃて、こぉもあっさり見抜かれるとはの…」

「オレのおばぁちゃんがそぉ云った事が得意でね、いっぱい遊んで貰ったから、知識だけは有るんだよ。」


と、話して、


「さて、おばぁちゃんの仕事を横取りも出来ないし、オレは報告を待つとするよ。」

「そぉかえ?」

「うん、それぞれの仕事をしっかりして、みんなの生活を守らなきゃね。オレの仕事はその舵取りだからさ。」

「ふむふむ、出来た総大名様ぢゃて。これならラナーもコト連合も安泰ぢゃろぉて。見張っておるからしっかりな。」

「うん、おばぁちゃんに笑われない様にしっかり頑張るよ。」

「ほっほっほ…」


とおばぁちゃんも帰って行った。


「さて、オレ達も今日はゆっくりしよぉか?」


おばぁちゃんに手を振っている椿にそぉ言って、自然と手を繋いで旅館に向かう。

今日は、晩御飯もさやさんの旦那さんのカツ丼を頂き、男臭いお風呂だな…って思ってたら、アイラさんに手を引かれ、椿と三人、一階に有る女湯に連れてかれた…


《ほら!!コッチだよ。》

《お風呂だぞぉ〜》


相変わらず、椿の英語は少し変だな…つか、この三人だと英語が共通語になるんだな…


《二人共、そんな引っ張らなくても良いから、》


引き摺られる様にお風呂に拉致される。


《ほら、しゃっと脱ぐよ!!》

《早く入らないと汗臭いよ。》


二人がかりでオレを脱がせ、


《早よ脱がせ!!》

《脱がせて欲しいかな?》


と、二人がかりで脱がせろ攻撃だけど、やっぱり椿は英語が変だよ…

と、三人でお風呂に入り、二人に洗われる。柔らかい大きな塊と、そこそこ小さい柔らかさ…うん、コレはめちゃくちゃ良いよ。

そんなお風呂を堪能する。やっぱりココの温泉はスゴく良い。

お風呂だけのお客様も大歓迎な感じで、食事だけでもイケる…その売り上げが農業発展に寄与する事になるんだよなぁ…その内温泉御殿が建つかな?

夫婦三人…あ、凛さんが妊娠してたから四人になるかな?

帰ってから凛さんのお腹見てみるか…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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