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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十三章
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第四百三十五話 双葉の記憶

おめでたい理由が明らかに!?

確かにめでたい事だよなぁ…



ラナーの城に着いたのは昼前だった。オレは事前に電話してカラカラ豆腐丼を二人前頼んでいた。要するに、麻婆豆腐丼だな。


「コレが新商品ですか?」

「あぁ、かなり美味かったぞ。」


と、カラカラ豆腐丼を前に二人で麻婆豆腐丼を見ている。


「さ、喰って話に行こぉか。」

「はい!!」


と、二人で匙で食べる。


「カラカラと言いながらソレ程…からっ!!」


道雪は水をがぶ飲みしながら辛味を消すのに躍起になっている。


「あははは、この辛味は唐辛子の辛味だから後から来るんだよな。でも、そこを乗り越えたら…」

「…はい、辛味に隠れた旨味が凄いですね。」

「だろ?不思議なモンだよなぁ…」

「はい、何の旨みなのでしょぉか?」

「そこは秘密なんぢゃね?」

「ですな。」


と、食事を続け、食べ終わる頃に、


「殿!!おめでとぉございます!!」


と、勝四郎が駆け込んで来た。


「「ご馳走様でした。」」


二人して勝四郎を無視してご馳走様をして、食器を洗い場に下げ、


「さて、何がめでたいのか勘兵衛に聞きに行くか。」

「ですな。」


と、食堂を出よぉとした時、


「むわぁてぇい!!オレの存在は無視かぁ!!」


と、勝四郎が叫ぶ。


「いやぁすまんすまん、ちょっと悪ふざけが過ぎたよな?」

「まぁ、木村殿にはこんな感じで良いでしょう。」

「ちょっ!?髙橋様!?」


と、二人で勝四郎をからかい、三人で勘兵衛の所に来た。


「勘兵衛、ちょっと良いか?」


と、オレが声をかけると、


「ん?あ、殿!!何故こちらに?って髙橋様まで?」

「あぁ、私はいつもの訓練に来たんだが…」

「オレは気になった事があって来たんだ…」

「気になった事…ですか?」


勘兵衛は立ち上がり、オレ達の居る方に歩いて来た。


「あぁ、コッチには鬼は出てないか?」

「はい、連絡があってから警戒してますよ。」

「なら良いが…それよりめでたい事があったのか?」

「えっ!?あぁ、この前通信したと思いますが…」

「あぁ、紅葉の妊娠以外にそんなにめでたい事があったかなぁ?って…」


オレの言葉に勘兵衛と勝四郎が顔を見合わせて…「「あっ!!」」と何かに行き当たったみたいだ。


「志村殿、まさか内容をお伝えして無かったのか!?」

「あ…いやだって…殿もありがとぉとか言ってたから知ってたのかと…」

「いや、コッチに情報が来たのは殿が出て行かれた後だったろ?」

「あぁ…でも…」


と、オレがここを発ってから何かがあったのは解るが…


「二人共、殿に解る様に説明出来ぬか?」


と、道雪が話に割り込み、先を促す。

すると、勘兵衛が、


「はい、双葉殿なのですが…」

「双葉!?双葉に何かあったのか!?」


オレは双葉の名前が出た瞬間、脱兎の如く、奥に走った。


「双葉ぁ!!双葉ぁ!!無事かぁ!!」


オレは声を荒げて、走り回った。すると、


「殿様!?大声出してどぉしたんですか!?」


と、莉緒が声を荒げてオレを止めた。


「莉緒!?双葉は!?大丈夫なのか!?」


がしっ!!と莉緒の肩を抱いて、怒鳴る様な勢いで問い質した。


「ちょっ!?殿様、痛いですって、双葉ちゃんは今はちょっと外せない用があって…」

「外せない用!?なんだ!?どぉした!?」

「あ…いやその…女とて出るモノが有りますから…」


出るモノ?


「なんだ一体!?どぉしたんだ!?」

「いや…あの…ね?殿様?」


と、莉緒が言い淀んでいると、


「殿様!?どぉされたんですか!?」


と、双葉が後ろから声をかけて来た。


「双葉!?無事なのか!?大事無いか!?」

「えっ?えっ?あの…はい?」

「なんだ!?何かあったのか!?」

「えっ!?いえ…あ…お聞きになられたのですよね?」

「えっ?やっぱり何かあったのか!?」

「えと…はい…」


なんだ!?何か重大な病気か!?その時、莉緒が声をかけて来た。


「殿様、落ち着いて下さい!!双葉ちゃんはケガも病気も有りません!!」


って叫ぶ様に言ってきた。

えと…心配する程の事は無かったって事で良いのかな?


「えっ!?なら…なんで勘兵衛は双葉の名前を出したんだ?」


と、オレが疑問に思ってたら…


「まさか…私が殿様のお子を身籠った事をお聞きになってませんので?」


はい?今何て言いましたか?


「え…あの…あれ?まさか…ねぇ…えっ!?」


オレは混乱した。メダパニった!!

えと…待て待て…落ち着けオレ!!


「えと…あ!!そぉ云う事か!!それでおめでとぉに繋がるのか!!」


オレは一つの可能性に行き着いた。


「殿様?大丈夫ですか?」

「お気を確かに!!」


って、双葉と莉緒に心配された。


「あぁ、大丈夫…ちゃんと落ち着いた。つまり…この国、ラナーの後継者が出来た…って事だろ?」

「はい、ここに殿様のお子が…」


って双葉がおなかをさすってなんか喜んでる…

そっか…この国の後継者となると、オレの子供になるのか…えっ!?


「オレの子供ぉ!?」

「はい。そぉですよ。殿様のお子です。」

「んが!?この前紅葉の妊娠が解ったばっかだぞ!?オレ…まだまだ未熟なのに父親…ちゃんと父親出来るか不安しか無いぞ…」


オレの不安をよそに、双葉と莉緒は笑顔だった…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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