第四百三十三話 赤ちゃんの栄養!?の記憶
鉄の実ってタングステンみたいな強度ですかね?
旅館完成かぁ…
その日オレはワクワクが止まらなかった。
熱せられて、冷えて固まった鉄の実を、簡単にスパスパ斬れるアホみたいな刀が手に入る…コレはオレの物欲も満たせるし、戦力も格段に上昇する。コレでワクワクしないヤツは居ないだろぉ…
そしてここにも一人…
「殿、何やらご機嫌ですな。」
「あぁ、ちょっと…いや、かなり嬉しい事が有ってな。」
「ほぉ?どの様な?」
「昨日、鉄の実を斬っただろ?そして、今日、斬った鉄の実の加工に成功してな…ソレで作ったんだよ。鉄の実切断用の包丁みたいなヤツを。」
「ほぉ…硬くなった鉄の実の加工が…」
「あぁ!!ソレで作った包丁みたいなヤツで鉄の実を切ったら…」
「切ったら?」
「何の抵抗も無くスパって…」
「何の抵抗も無くですか!?」
「あぁ、あの硬い鉄の実がまるで豆腐みたいだったぞ。」
「ほぉ…それは興味深いですな。」
「あぁ、だからオレは刀を一振り、頼んで作って貰う事にしたんだ。ソレが楽しみでね。」
「殿!!酷いですぞ!!そんなモノを独り占めするとは何事ですか!!」
って、オレの胸倉を掴んでガクンガクン揺さぶって来た。
「ちょ!?待て…解った!!解ったから!!明日もぉ一振り頼むから!!」
そぉ言って止めるのがやっとだったよ…剣の腕と力はオレより強いな…
そしてガクンガクンも止まり、
「はい!!よろしくお願いします!!」
って…ほとんど脅しだったよ?
その夜、いつもの様ご飯を食べて、お風呂に入り、お布団に…今日は紅葉か…
「ねぇ旦那様…」
「ん?どぉした?」
「今日はしないのかや?」
「何を?」
「えっ!?あ…その…子作りを…」
「んな!?ダメだろ流石に…お腹の子に障るかも知れん!!」
「なっ!?旦那様程の好き者がその様な事を気にするのかや!?」
す…好き者って…
「あのなぁ…確かに好きではあるけど…ちゃんと理性はあるんだぞ?」
「なら…わっちの火照った身体はどぉするべきかや?」
なにぃ!?火照ってるのかぁ!?この美少女が、ちんちん無しでは耐えられない様になってるだとぉ!?
なんて燃えるシチュエーション!!
しかし…相手は妊婦さん…大事にしなきゃならん対象…
オレは出来るだけ優しく紅葉を包み込む様に抱き寄せ、
「オレには絶対に守らなきゃならない人が三人居た…」
「三人かや?」
「うん、そして最近四人に増えたんだ…」
「増えたのかや?」
「うん、紅葉に椿に楓、この三人だけは何が何でも守ろぉと思ってたけど…」
と、紅葉のお腹を優しくさすった。
「…もぉ一人増えちゃったよ。」
と、言うと、
「兼光に双葉と莉緒はどぉなのかや?大切には思って無いのかや?」
って、痛い所を突かれちゃったよ…
「大切だよ。でも…あの娘達をオレよりも必要としてる人達が居る。兼光にはエミ王国が、双葉と莉緒にはラナーが付いてる。オレが出て行きたい所ではあるけど、それぞれの国のメンツもあるからね。」
切り抜けたか!?
「そぉかや。旦那様も大変やよね。」
切り抜けたぁ!!
「この子が無事に産声を上げるまでは紅葉との子作りはしばらくはお預けだな。」
「うん、ソレが旦那様の愛情やよね?」
「そぉだよ。だから早く元気な赤ちゃんを産んでくれ。オレが理性を保ってる間にね?」
「大丈夫だと思うやよ?旦那様の濁ったあいじょうは椿や楓、兼光に双葉と莉緒が受け止めるやよ。」
と唇を重ねられて、理性が崩壊する寸前だ。
「そぉやよ!!わっちは子供に栄養を与える必要があるやよ!!」
「うん、そぉだよ。いつもより多めに食べないとね。」
「ならお夜食やよ!!」
と、大きく、硬くなってる、あきつらくんに手を伸ばされた。
「ちょっと!?何してるの!?」
「お夜食やよ。わっちもお預けされてるやよ?お腹を満たさずにどぉするかや?」
って、夜中に二回、朝に二回、お口に…紅葉は淫乱さんだったのか!?
そして、着替えてる最中に、
「ねぇ、旦那様?」
「ん?どぉした?」
「鉄の実の鉄の加工…ホントに出来る様になったのかや?」
「あぁ、うん、出来る様にはなったけど…」
「けど?」
「大きなモノは作れないよ?」
「そぉなのかや?」
「うん、アレは鉄ぢゃ無く何か他の物質だと思う…椿…弥生かアイラさんがその辺知ってたら良いんだけどな…」
「旦那様は知らないのかや?」
「中学中退者には難しい問題です。」
「そんなもんかや?」
「そんなもんです。」
と、言い切り、朝食に向かう。
その途中、ラナーから連絡が入る。
「はいよ?どぉかしたか?」
『殿!!おめでとぉ御座います!!』
おめでとぉ?あ!!紅葉の妊娠か!?
「あぁ、なんかいきなりでオレも驚いたんだよ…まともに育てられるか心配でな…」
『なんのなんの!!我等も微力ながらお手伝い申し上げますよ!!』
「お前等には仕事があるだろ?』
『なんのなんの!!優先順位はそちらが遥かに上ですから!!』
「そぉか?まぁ、その時には色々頼むからさ。」
『はい!!何なりとお申し付け下さいませ!!』
と、電話が切れた。
あれ?紅葉の妊娠って…ラナーにも教えてたよな?ちゃんとお祝いの品も貰ったし…ぢゃぁ違う事か!?
「ちょっとラナーに行って来て良いか?」
「何か通信入ってたけど、ラナーからかや?」
「うん、でも何か知らんけどおめでとぉって…紅葉の妊娠は既に祝って貰ったからさ…何がめでたいのか気になって…」
「そぉかや?ま、ラナーは旦那様の国だから好きにすると良いやよ。」
と、紅葉からの許可も出て、朝食後、道雪共に鍛冶屋に行き、道雪の分の刀も注文し、二人でラナーに旅立った。鑑雪を連れて行くワケにも行かないからね。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




