第四百三十一話 美少女と野獣の記憶
おっちゃんの喰い付き!!
なんでそぉなるかなぁ…
「おい!!小僧!!その刀ちょっと使わせてくれ!!」
「ん?あぁ…良いけど…」
と、道雪から刀を受け取りおっちゃんに渡す。
「ソレを使う時は鞘から抜いて、手に法力を流すんだ。」
と説明して渡してやる。
おっちゃんは鞘から刀を抜き、
「ぬおっ!?なんぢゃこりゃ!?手がぷるぷるするぞ!?」
と、驚きの声を上げる。
「あぁ、振動の力を使って斬る感じだからな。」
と説明してやると、その刀で鉄の実を斬り始めた…
「おっ!?おっ!?おぉ〜!?なんぢゃこりゃぁ!?」
と、また驚きの声を上げる。
「力も入れて無いのにスパっと行くぞ!?おい!!小僧コレくれ!!」
なんて言い出した。
「イヤ…おっちゃん、コレは昨日の鬼達に対抗する為に作った試作品でね?専用の道具を作ってやるから、我慢してくれ。」
「そぉか?うむ…なら作ってくれ!!今すぐに!!」
「そんな慌てんなよ!?まぁ、作るのは良いよ。ただし、誰にも渡したり泥棒とか気を付けてくれよ?」
おっちゃんは少し考えて、
「うむ、確かにこんな危険なモノはそぉそぉ世に出さぬよな?解った、使う所も誰にも見せぬ様にしよぉ。」
と、約束してくれた。
鉄の実の鉄は非常に硬く一度形を整えると熱してもなかなか形を変えられない…ただし、その熱を鉄が沸騰する手前まで上げる事により、そこそこの加工が可能になる様だ。その熱を作り出すのは鉄の実の油だったりする…
しかし、ソコまでして鉄の実にこだわる必要が無かった…しかし、この技術が今後の発展には必要になって来る事ってあるのか?
「そぉぢゃ!!今、斬った鉄の実を加工して、専用包丁を作るからソレでやってみてくれ!!」
「あぁ良いよ。そぉだなぁ…今斬った鉄の実…ソレで一振り刀を打って貰えないかな?オレが使いたい。」
「ほぉ?小僧も中々に難しい注文をするのぉ…」
「おっちゃんなら可能だろ?」
と、おっちゃんと睨み合い、くふふふふ…と自然と笑いが込み上げて来た。
「…二人して悪い笑みを…」
なんて道雪の呟きが聞こえて来たけど、ソレは無視してオレとおっちゃんは、悪巧…今後の方針を話し合った。
道雪は道雪で頭を抱えてしまった。
アイラさんは葬儀が終わったあと、一台のクルマを掻っ払い、出て行ってしまった。八木沢に向かっててくれれば良いけど…
その日はソレで終わって、お風呂は夫婦四人なんだけど、なんでお布団にはオレと楓だけ?
「私だけぢゃ満足出来ない?」
とか上目遣いで、こんな美少女に聞かれりゃ…
「そんな事ないよ。楓は可愛いから観てるだけでも大満足さ。」
って言うしか無いぢゃん!?そんな仕種、誰に習ったのさ!?
って思ってたらほっぺに優しい柔らかい感触が、
「ふふふ、私はそれだけぢゃ満足しないんだけどなぁ…」
って、決して大きくは無い膨らみを押し付ける様に、オレに体重をかけて来た。
だから、誰にそんなの習ったんだ!?
オレはそんな愛しい妹の様な…可愛い奥さんを抱き締める。
う…なんか泣き虫な忍者っ娘を思い出すな…最後に会ったのはじぃさんの葬儀だったっけ?オレにしがみ付いて大泣きしてたよなぁ…
「あっ!!他の女の事考えてるでしょ!!誰の事考えてたのよ!?」
って…女の感か!?恐ろしいな…ま、知られて後ろ暗い所は無いから話しても良いか…
オレは楓の頭を撫でながら、
「うん、そぉだね…オレが日本に居た頃に可愛がってた、ばぁちゃんのお兄さんの孫娘…親戚の娘が居てね、稽古も少し一緒にしてたりしたんだけど、ある日その娘のお祖父さんが病気で死んぢゃって、泣き付かれた時の事を思い出しちゃってた。」
「その女の事好きだった?」
「そぉだなぁ…あのじじぃにはどれだけシバかれたか…」
「そっちぢゃ無くそのおじぃちゃんの孫だよ。」
「好きか嫌いかだったら可愛い妹を嫌う兄は居ないと思うけど?」
「むぅ…女として見てたかだよ!!」
「女として?うん、それは無いな。多分最初に千代ちゃんと会った時みたいに妹として接してたから、お互いに異性としてってより家族って感じだったかな?」
「私の事も妹みたいに思ってたの?」
「う…まぁ、最初の頃は…そぉだな…」
「私を女として意識し出したのは?」
「ちょっ!?ソコまで話すのか!?」
「当たり前ぢゃん!!私はおにぃちゃんが、鬼に対して、素手で、命がけで戦った時からこの人のお嫁さんになるんだって決めてたんだからね!!」
あぁ、あの時か…まぁ、見た目より強さ優先な感じのこの村でならあり得るか…
「解った解った…いつくらいだったかなぁ…オレも紅葉に着いてって色々見て…何年かしたくらいからかもな…椿…弥生が現れて、波津殿に三人は娶れって言われたくらいからかな?」
「だったら波津お姉さんに感謝しなきゃだね。」
と、千代ちゃん…楓はにっこりしてオレに抱き着いて来た。その日…一匹の野獣に、まだ十五の美少女が犠牲になった…激しい攻めに息も絶え絶えになりながら失禁し、失神してしまった。
こんな激しくしてて嫌われなきゃ良いけど…
翌朝、
「コレ?コレが良いの?」
ってあきつらくんをペロペロぱっくんちょする美少女が…嫌われるかもとか杞憂だったな…
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お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。




