第四百三十話 斬鉄剣!?
こんな暑い日が続いてるのにこんな作文を読んでくれてありがとぉございます。八月二十二日に書いてます。
我ながら、なんつう恐ろしいモノを…
「よし!!いっちょ試し切りでもしてみるか!!」
「はい…って何を斬りますか?」
「ま、取り敢えずこの木くらいからか?」
オレは直径五十センチは有りそぉな丸太を指差した。
「いや…流石にコレは無理なのでは?」
「ま、試し斬りだし…」
「はぁ…」
道雪はこの後手に来る衝撃に備えて、ためい…深呼吸をして、
「はっ!!」
と、片手で居合いの様に抜き打ちをした。
「あれ?手が痺れない!?」
「いや…それより…剣が木をすり抜けた様にしか見えなかったぞ!?倒れもして無いし…」
そぉ、刀は確かに木を斬っていた…ハズなんですよねぇ…なんでかすり抜けた…そんな感じにしか見えなかった…
実際斬れてるかどぉか、疑問が浮かんで来る。
解らないので蹴ってみたら…木に横一文字に薄らと切れ目が入り…ソコから木がズレて行く…そして…バサバサバサ…と音を立てて倒れた。
「まぢかよ…」
「うそ…」
オレも驚いたけど、斬った本人が一番驚いている感じだ。
コレはもしかして…
「前に作った雷刀とどっちが良く斬れる?」
「雷刀とですか?それは…比べるべくも無くこちらですね…」
やっぱりか…超音波振動恐るべし!!
「ちょっと貸してくれ!!」
と、オレも斬ってみた.ホントにスパスパ斬れる!!大木がまるで豆腐だ!!
木こりさんに売れるぞ!!
「なぁ…試したい事があるんだが…付き合ってくれるか?」
「はい…あまり良い予感はしませんが…」
って警戒されまくってるし…
「コレを装着してみてくれ。」
と、オレは手袋を渡す。道雪も理由を察してはめてくれる。
その状態で大木を斬る。
「どぉだ?」
「はい、手に感じる振動がかなり抑えられてますね。しかもしっかり手に馴染みますし、使い勝手は良いですよ。」
「そぉか…刀を取り落とす心配は無さそぉだな。」
「はい。それは無いと思います。」
と、使用感も良いみたいだ。コレで第一関門は大丈夫なんだが…もぉ一つの機能はどぉするか…立木で試すか!?
「なぁ、ソコの立木を殴ってみてくれ。」
「えっ?斬るのでは無く殴るのですか?」
「あぁ、殴るんだ。」
「はい…」
どぉ〜ん!!と、大きな音を立てて道雪は立木を殴り付けた。
「なんと!?ほとんど衝撃が伝わって来ませんぞ!?」
「んな!?まぢかよ!?」
「殿?まさか予想外だったとでも?」
「う…うん…まぁ、予想外の事も起きるよな?」
「はぁ…まぁ…だからこその実験ですよね?」
と、なんとなく納得してくれる。だが、本番はココからだ!!
「今度は手に法力を流しながら殴ってみてくれ。」
「はい。」
と、今度も、どぉ〜ん!!と殴り付ける。
「やはり手にはほとんど衝撃は来ませんね。」
「そぉか…」
やっぱり立木相手ぢゃ生物認定されないのかな?
そぉ思った瞬間、殴った部分が剥がれ落ち、かなり抉れてしまう。
少々時間はかかったが、オレの欲しい結果が出た腐れ落ちたのは、拳が当たった周囲三センチ程度…
「ほぉ…こんな感じになるのか…道雪はどぉも無いか?」
オレの問い掛けに、腐れ落ちた部分をマジマジと見て、道雪は空いた口が塞がってない。
事前に説明しとけば良かったかな?
「と…と、と、と、殿!?コレは一体…」
と、どもりながら聞いて来た。
「いやぁ、殴ったり、叩いたりしたらその場所が壊死する様に式を組んでみたんだが…大成功だな。」
と、ナイスな笑顔で言ってやった。
「…またそんな悪い笑みを…」
んな!?そんな悪い感じに見えるのか!?
「まぁ…それで…手は何とも無いか?」
「はい、特に何も…」
と、言いながら手袋を外すと、ホントになんともなっていなかった…
「コレは流石に凶悪過ぎるか?」
「…作る時に何も考えなかったのですか?」
「やっぱダメか?」
「あの凶悪な鬼とあの威圧感の強かったヤツ限定でお使い下さい。」
ま、そぉなるか…
「あぁ、その為だけに作ったんだ。それはお前の分だから取り敢えず、常時持ち歩く様にな?」
「殿の分は?」
「次の機会に作るよ。後は椿にも作ってやるんだ。」
「椿様…ですか?」
「あぁ、アイツも体術はかなりのモンだからな。幻と合わせりゃかなりの戦力になるぞ?」
「なるほど…私でも敵いませぬか?」
「敵う、敵わない以前に捉え切れるか…ソコだな。」
「なるほど…幻をいくつも出されて気配を断ち姿を消されたら…」
「オレでも一方的にシバかれるだろぉな…ましてや初見だと…」
「見抜く見抜けない以前の問題となるワケですな?」
「そぉ云う事だ。な?恐ろしいだろ?」
「椿様もお一人で国を落とせませんか?」
「ま、その気になれば…可能だな。」
「殿達夫婦だけで世界征服出来ますよね?」
「出来るだろぉけどしないぞ?メンド臭い。」
「…殿はそぉ云うお人でしたな…」
と話しながら歩いていたら鍛冶屋に着いた。
「おっちゃん!!鉄の実の固まったヤツあったよね?」
「あん?あぁ、ソコに転がってるだろ?そんなモンなんにするんだ?」
と、丸い鉄の玉をこっちに転がして来た。
「道雪、斬ってみて。」
「はぁ…」
と、振動刀で道雪が斬りかかると、ガイン!!と乾いた音を立てて鉄の玉が真っ二つになった。
「おっ!?斬れたな!!」
「斬れましたな!!」
「んなんぢゃぁ〜!?加工出来る可能性が見えたでは無いかぁ!?」
と、オレ達以上におっちゃんが驚いていた。
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




