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(仮)日本古武術の可能性  作者: ちまき
第二十三章
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第四百二十二話 鬼の強さの記憶

どんな策を練るんでしょぉか?

おっとろしいヤツ等だったなぁ…



オレは遠目ながら外に居る鬼を見た。角が、確認できるだけで八本…


「アソコに居るヤツが村を襲ったヤツで間違い無いか?」


オレは道雪に確認する。


「はい。間違い有りません。」


と、肯定する。


「何体で来てた?」

「五体でした。しかしあの大きなヤツに蹴散らされましたよ。」

「雷刀は使って無いのか!?」

「刃が立ちませんでしたよ…」

「そりゃまた斬り甲斐が有りそぉだな…」


斬り甲斐が有りそぉなのは良いが…他のヤツも三本以上の角が有る。しかも十体…半分で攻めて来てたって事だ。全部で来てたら全滅も有り得たか…道雪なら三本角でもなんとかなるだろぉけど…


「三重さん、水の法術を目標の周りに球体で作れますか!?」

「えっ!?やった事は無いですね…試してみます。」


三重さんが集中すると球体の水が出来た。


「思ったより楽に作れますね。コレをどぉするのです?」

「あの雑魚達の顔をソレで包むんですよ。ヤツ等も生き物。呼吸が出来なきゃ死んでしまいますから。」

「わぉ、旦那様頭あったま良いぃ〜!!」

「いや、今まで気付かなかったのがおかしいんだけどな…永く見積って百数える間で充分でしょぉ…ソレで一体ずつ始末してください。」

「解っろたわ。」

「その間、痴れ者君達は三重さんの警護だ。一番重要な役回りだ。」

「はい!!」

「椿はオレと道雪の幻を沢山作って撹乱してくれ。」

「解ったよ!!」

「朔夜さんは下がって守られててくれ、怪我人が出た時しか出番は無いからね?」

「心得ました。」

「道雪はオレと一緒に前線だな。三重さんが水玉で攻撃してるヤツから手っ取り早く斬ってくれ。」

「はっ!!」

「オレはあのデカブツをなんとか抑えてみるよ。」

「他に援軍が居たら如何するおつもり?」


三重さんに聞かれた。


「ん〜…ま、なる様になるでしょ?」

「ま、無策なんですね?」

「はい…この人数ですから、出来る事も限られますよ。援軍が来たら椿は幻をどっさり出してくれ。」

「うん、百はやってみせるよ。」

「よし!!作戦開始!!」


オレの声と同時に鬼達を囲む様に幻のオレ達の包囲網が出来、徐々に縮まり、その中にオレと道雪が走る。


「なんだ!?エサが来たぞ!!生かして捕まえろ!!」


デカいヤツが吠える。コイツはかなり強いんだろぉな…

オレは出し惜しみ無しで最初からほぼ全開で雷纏らいてんの状態で相手に臨む。

器用な事に、オレの幻も雷を纏っている…様に見える。ホント椿はその辺の気配りがしっかり出来た良い女だよ。

他は既に一体が頭に水の玉を作り、溺れている。あんなの不意打ちされたらオレでも一分と保たない自信が有るぞ…

いきなり溺れて混乱しているヤツの首を道雪が切り落とす。

ソレをどんどん続けてくれ!!


「なんだ?手応えが無い?」


八本の角を持つ鬼が不思議そぉな声を上げる。その隙に膝裏の筋を切る様に雷斬を振るう…


「はぁ!!」


ザグっ!!と、半分程しか斬れない…[不知火]の変化業なんだけと…うん、コレはかなりの強敵ぢゃね?


「ん?コッチ?」


ブン!!っと、鬼の裏拳が飛んで来る。ソレは鼻先を素通りするけど、当たったらタダぢゃ済まない事が良く解る。

一発でも喰らえば戦闘不能は不可避だな。

軽く振り回した裏拳が、まるでヘビー級プロボクサーの渾身のストレートだよ…

向こうも二匹目をやっと倒した感じだ。雑魚とは云え、三本角…普通に脅威だからなぁ…


「ぐるるるるるぅ〜…」


低い唸り声と共に、角の生えたワンコが何処からとも無く現れた。敵の増援か!?その内一匹がオレに襲い掛かって来たが、すぱっ!!って、豆腐でも斬るかの様に簡単に斬れた。

ワンコ達の怖いのは数と牙と速さだけだな…

ならオレはあのデカブツに集中だ!!


「うがぁ〜!!」


デカブツは子供のケンカのぐるぐるパンチを放って来る。半分斬れた膝裏で良くやるわ…痛く無いのか!?

子供のケンカのぐるぐるパンチは流石に侮れない…子供がするんならまだしもあの巨体だ一発一発がデカいハンマーでの一発より強いだろぉ…喰らって確かめる気にはなれないな…

オレは雷斬を左手に持ち、腰から鎖分銅を外し、デカブツの足に絡める!!そして一気に鬼でも即死した量の五倍の雷を通した。集中せず一気に出せる限界なんだけど…

全く意に介して無いみたい…なんで!?

その時、だぁ〜ん!!と数発の銃声が響き、


「くわん!!」

「ぎゃわん!!」


と、鬼ワンコが頭を吹っ飛ばされ倒れる。痴れ者君達の仕業だな。ヤツ等が匂いで三重さんや朔夜さんを発見したら溜まったモンぢゃ無いからな…苦し紛れだったとしても上出来だ。

しかし、ガイン!!って、デカブツは銃の弾を喰らっても平気みたいですが?流石にコレは反則なのでは?

法術が効かなかったとは聞いてたけど、ココまでとはね。オレの雷も効かないワケだよ…

アレ?コイツどぉやったら倒せるんだ?

ま、オレが引き付けるだけ引き付けて水玉でなんとかして貰うのが良いかな?よし!!そぉと決まれば…

オレは攻勢に出た。抜き足の連続で相手を翻弄しながら小さな傷を付けていく。ゲームならコレでヒットポイント削りまくれば勝てるんだろぉけど、現実はそぉは行かない…アイツにしてみたらノーダメージだろぉ…蚊に刺された程度には痛いと良いなぁ…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。

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