第四百十一話 あっちこっちの記憶
今回は種付け紀行です。
疲れまくったなぁ…
翌朝、朝から四回、紅葉は妊娠中だから、椿と楓に二回ずつ、頑張りましたよ!!紅葉に見られながら…
「妊娠は嬉しいやよ?でも、何か二人が羨ましいやよ…」
椿と楓の乱れた姿を見てか、そんな事を呟いている。
「いや…まぁ…その…ね?」
と紅葉と口付けした。
「ま、今はソレで誤魔化されていてやるやよ。」
頬を染めながらそんな事を言っている。まったく、素直なんだから…
そして朝食に行くと、
「あらあら、朝からお盛んなお猿さんが来ましたね。」
って、朝一から喧嘩売ってんのかこのアマ!!
「いやいや、そんな褒めないで下さいよ。」
と、切り返すが、
「あらあら、お猿さんには言葉が通じて無かったのかしら?」
「いやいや…」
「あらあら…」
オレと腹黒女官さんの間に火花が散る。
怖えぇ〜…
「ま、あのままで居られる方がこちらも迷惑でしたから良かったですわ。ただ飯喰らいが穀潰しに進化する所でしたからね。」
「おや?オレの利権でどっさり懐に入れてる人の言とは思えませんねぇ…」
「まぁまぁ、アレは家賃として受け取って上げているだけですわ。」
「家賃にしてはいささか…」
「えぇ、もぉ少し貰わないと合いませんわね。」
「いやいや…」
「まぁまぁ…」
またもやオレと腹黒女官さんの間で火花が散る。
この人こんなにがめつかったか?
「何を言うてるかや?「鑑連様がこのままだと損失が大き過ぎます!!椿様!!一刻も早く元通りにして下さいまし!!」って、椿に泣き付いていたのは誰かや?」
って、紅葉から最大級のツッコミが…
「ほほぉ?損失ですか…その損失は誰の損失で、どのくらいの損失なんでしょぉか?」
ここぞとばかりに畳み込む!!
「…し…知りませんわ!!長様も鑑連様も早く食べて下さいまし!!片付きませんわ!!」
あれ?なんだ?まさか…照れてる?これは…
「波津お姉さん照れてる?」
「わぁ…美人が照れるとこんなに可愛いんですね!!一児の母には見えません!!」
って、楓と椿が声を揃えて可愛いを連呼している。
「はいはい、それ以上ホントの事を言うと次の説教が厳しくなるやよ。言われた通り早く食べるやよ。」
「「「はぁい。」」」
と、朝から一悶着有りながらも平和な朝食を食べて、
「それはさておき、鑑連様にはまたラナーの報告を、お持ち帰り願えますか?」
「もぉそんな時期!?」
「はい。」
「解りました。すぐに出ますよ。他に用事は?」
「向こうでもしっかり励んで下さいまし。それから…いや、コレは帰ってからですわね。」
「帰ってからまた用事が?」
「重要なお使いがありますよ。」
うっ…なんか怖いぞ?ま、仕方ない…とりあえず…
「ラナーに、行って来ます。」
と、出かける前に、奥さん達とちうをしてから行く。
途中立ち寄った八木沢村で、ホテルの建設現場を視察した。
「やぁ、アイラさん、どんな具合だい?」
「あ!!あきつら!!うん、《順調だよ。あとひと月くらいで完成かな?でもね、エレベーターがココには無いんだよ!!何とかならないかなぁ?》」
って、途中から英語だし…にしてもエレベーターかぁ…今度作るか。
「オッケー、任せといて何とか作ってみるよ。」
「うん、お願いね。」
ってシナを作っておねだりされた。アイリッシュってこんなにセクシーなんだな…ちょっ!?あきつらくんは元気出そぉとしない!!
そんな感じで、そこも後にして、二日後の夕方、ラナー城に着き、早速、口頭での報告を聞き、今回は指示も特に無く、平和そのもので、道路建設の報告も来ていた。あと二十日くらいでコトに到着しそぉなんだと。早いな…
「…以上になります。」
「思った以上に順調で怖いな…あ、来年、区画整備するから、図面を用意しててくれ。」
「区画整備ですか?」
「あぁ、車で色んな場所に入れる様にするからさ、駐車場とかも必要になるしな。」
「畏まりました。」
と、話も終わり、書類も受け取り、今夜は城に泊まる。勿論、
「殿ぉ〜!!」
「お待ち申し上げておりましたぁ〜!!」
と、血に飢えた猛獣の如く、双葉と莉緒に纏わりつかれる。お風呂で洗い洗われ、あきつらくんも御満悦の様子で、今日はお風呂ではお預けになるけど、奥さん達や兼光には無い大きな膨らみを堪能する。風呂上がりに布団に入ってからが本番とばかりに喰らい付かれる。激しい攻防の末、トリプルノックダウンで仲良く眠る。朝から一回ずつノックダウンして貰い、
「はぁ…こんなに幸せで良いのかなぁ?」
なんて莉緒が言い出す。
「ん?何がだ?」
「だって…ねぇ?」
オレが聞くと双葉に同意を求める。
「そぉね…女の幸せって云うのかな?何不自由無く過ごせて、その上愛する殿方の子を宿せる立場に居る…これ以上は何も要らないってくらい幸せですわ。」
とか言って二人がかりであきつらくんを奮い立たせる。
そして、またトリプルノックダウンして、オレは朝食を頂き九尾の村に帰って行った。
そして、今回の報告をしたら。
「なるほど、解りました。さて、次は…コレをエミに届けて頂きたいのですが…」
と、どっさり書類の束が…
「あの…これは?」
「コレまでのエミからの損害賠償に関する書類です。鑑連様の道路建設の案での樹木コンクリートですか?アレの提供等で、賠償も全て終わる事を明記した書類も有りますから。」
「そっかぁ…もぉ終わるのか…思ったより早かったなぁ…」
「そぉなる様に仕向けた本人が良く仰いますわね。」
「さて、何の事だか…」
「ま、そぉ云う事にしておきますわ。」
と、エミ行きが決定し、
「早速行って下さいまし。」
「えっ!?一晩くらい休みたいかなぁ…って…」
ギヌロって怖い目付きで睨まれ、
「い…行ってきまぁす…」
と、オレは踵を返す羽目になった。
因みに、紅葉と楓は謁見殿に行ってるらしい…立ち寄れば良かったよ…
椿はゴヒョウに出張中なんだと…くそっ!!あきつらくんの行動制限しやがって!!
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お時間がありましたらもう一つの作品「忍者が異世界転移したらこぉなった!?」も合わせてお読みください。




